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第一章 異世界の村 毒の森 盗まれた三億の金貨
15 地球と異世界ではタイムラグがある
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「やれやれ、異世界に来てバタバタしていたが、やっと落ち着いたぜ……まぁ、とにかく同じ日本人がいて安心したよ」
俺が麦茶を飲みながらそう漏らすと、あかねちゃんは鼻で笑った。
「ふっ……和泉は本当にこっちに来たばかりなんだな」
「ああ、今日きた」
「そうか……どうやって転移した?」
「思い出しただけでも腹が立つ話しだ。俺はトラックに轢かれそうになったところを回避したんだが、いきなり現れた神が勘違いしてここに飛ばしやがった」
「きゃはは、私のパターンと似てるよ」
「ほほう……」
「私の場合は、妹と鍋パーティする準備をしてたときだった……ルームシェアの初日でな、浮かれていた覚えがある」
「ふーん、で何があったんだ?」
「冷蔵庫の上に置いてる鍋を取ろうとしたら、落っこちてきたんだ」
「はぁ? 鍋がか? それで?」
「おもいっきり頭に当たったよっ! イテテ~なんて言って、目を開けたら異世界だったってわけ」
「なんだそりゃ。無様だな……で、神が現れたんだろ?」
「ああ、お馴染みのテンプレだよ。私は王都ネイザーランドの城下町に飛ばされていた……そうしたら、突然、腰を曲げた老婆が話しかけてきた」
「なるほど……老婆はこう言っただろ? 魔王を倒せって」
「ああ、そうだ……けど和泉みたいなそんなステータスオープンできるスキルを私は持ってない。そんなスキルを持つ日本人を初めて見たぞ。異世界にきてまず試すことランキングで上位となるステータスオープンが、この異世界ではできないとばかり思っていたが……和泉……貴様だけできるなんてズルいな」
あかねちゃんは目を細めて俺を見つめると、麦茶を飲んだ。
俺は異世界の事情がまだ何もわからないので、思ったことを質問した。
「じゃあ、自分の能力が見たいときはどうするんだ?」
「ああ、私たちみたいな転生や転移した日本人にとってのステータスといったら、ギルドで発行されるトレーディングカードを見るくらいだ。そこにはレベルとか攻撃力などの基本的な情報が載っていてな。それをみんな名刺代わりに交換しているのだ」
「へ~、そうなのか」
「なぁ、和泉……もしかしたら貴様のステータスオープンは『裏技』なのかもしれないぞ」
「裏技?」
「和泉はゲームをやったことはないか? 説明書に載ってないコマンドを入力すると、幻のキャラをゲットできたり、いきなり最強装備になってゲームをスタートできたりする技のことだ。そういうのを『裏技』と言うんだ」
「ああ、思い出した。上上下下左右左右BAみたいなやつだろ? 子どものころ親父に教えてもらったことがあるなぁ」
「それだよ~きゃはは! 懐かしい~ウケる」
「だよな! アラサーだから話があうな~俺たち」
「何を言ってるのかしら? わたくしは少女ですがなにか?」
「ん? もう一回ステータスオープンしてやろうか……」
俺は指先で四角の窓をつくってあかねちゃんの顔をその中におさめた。
その表情はまるで写真に撮られる前のような緊張した面持ちだった。
キュイン、という音が鳴り響くと、空中にウィンドウが開いた。
『 あかね りょうりにん せいべつ:おんな 』
『 レベル:18 ねんれい:28 』
『 ちから: 3 』
『 すばやさ: 53 』
『 みのまもり: 30 』
『 かしこさ:255 』
『 うんのよさ: 88 』
『 さいだいHP:130 』
『 さいだいMP:240 』
『 こうげき力: 8 』
『 しゅび力: 56 』
『 EX: 5820 』
『 G:300008700 』
『 スキル:リフリジュレーター』
『 のろい:永遠の少女 』
『 まほう:火 』
「ふむふむ、やっぱり年齢のところが28になってる。前世のあかねちゃんは二十八歳のおばさんだろう?」
「ううう……そうかもしれないが……おばさんって言うなっお姉さんと言え!」
「え? そこそんなに重要?」
「当たり前だっ! それにしても……やっぱり私は、呪われていたのか……ピエン」
「ん? この『のろい:永遠の少女』となっている部分のことか?」
「ああ、私はこの呪いのせいで婚約破棄された」
「どういうことだ?」
「私は……異世界に来て半年ほど過ごしたが、少女の姿のまま成長しなかったんだよ……だから婚約者から嫌われた」
「え? さっき妹の手紙を読ませてもらったが、あかねちゃんは異世界に来て1年経っているんじゃないのか? 半年くらいじゃ成長なんて気づかないだろ?」
「いや、この年代の私は急成長を遂げた覚えがある。いきなり大きくなってな、破裂するんじゃないかって思った……」
あかねちゃんは記憶を探るように、自分のおっぱいを揉んだ。
そこで成長を確認しなくても良いと思うのだが。
「……あっそ、でも妹ちゃんが言う一年とはどういうことだ?」
「あっちとこっちではタイムラグがある」
「ほう、タイムラグか……パラレルワールド的なやつだな」
「ああ、こっちの異世界の1日は24時間というのは同じだが、1年は547日ある」
「……ということは、地球よりもおそく歳をとるということか」
「御名答」
「ふーん……俺はてっきり焦眉の急で魔王を倒さないといけないと思っていたが、地球の365日より1・5倍長いタイムラグがあるのならゆっくりしてもいいかもな」
「まぁな……でも、私の場合は少女に戻った姿のまま地球に帰還する可能性が高い……そう思うと、恐ろしくて魔王を倒しに行くことができない……身体は美少女、頭脳はお姉さんだなんて人体実験されちゃいそうっ、きゃっこわい」
「なんだそりゃ……」
どこか陽気にわくわくしているあかねちゃんは、自分で言っちゃうくらい完全な美少女といった容姿だ。
たしかにこの姿で地球に帰還したら家族、友達、職場などにどう説明したらいいのだろうか。考えるだけでも頭が痛い。ちょっと病院に行こうかって、言わざるを得ない。
しかしながら、その頭の中は二十八歳のおばさんだ。あ、お姉さんか。でも二十八歳がおばさんだと言うと怒られるかもしれないが、事実なので仕方がない。ごめんね……でもこの可憐な少女が若いころの田中さんだとするならば、前世の大人だったあかねちゃんはとても綺麗な女性なのだろう。見てみたい気も……しないでもない。
「グルルル……グルルル……」
唸り声が聞こえてきた。
振り返るとラグの上で猫のリンちゃんが眠っていた。猫は本当によく眠る動物で、一日の大半を夢の中で過ごす。
「じゃあ、あかねちゃんはなぜ婚約破棄されたのか。そして村で保管していた金貨がなぜあかねちゃんのものだと主張するのか話してくれないか」
「ああ……あれは一ヶ月まえのことだった……」
そう途中まで言ったあかねちゃんは、コップに入った麦茶を口に含むと、宝塚ばりの口調で語りはじめた。
俺が麦茶を飲みながらそう漏らすと、あかねちゃんは鼻で笑った。
「ふっ……和泉は本当にこっちに来たばかりなんだな」
「ああ、今日きた」
「そうか……どうやって転移した?」
「思い出しただけでも腹が立つ話しだ。俺はトラックに轢かれそうになったところを回避したんだが、いきなり現れた神が勘違いしてここに飛ばしやがった」
「きゃはは、私のパターンと似てるよ」
「ほほう……」
「私の場合は、妹と鍋パーティする準備をしてたときだった……ルームシェアの初日でな、浮かれていた覚えがある」
「ふーん、で何があったんだ?」
「冷蔵庫の上に置いてる鍋を取ろうとしたら、落っこちてきたんだ」
「はぁ? 鍋がか? それで?」
「おもいっきり頭に当たったよっ! イテテ~なんて言って、目を開けたら異世界だったってわけ」
「なんだそりゃ。無様だな……で、神が現れたんだろ?」
「ああ、お馴染みのテンプレだよ。私は王都ネイザーランドの城下町に飛ばされていた……そうしたら、突然、腰を曲げた老婆が話しかけてきた」
「なるほど……老婆はこう言っただろ? 魔王を倒せって」
「ああ、そうだ……けど和泉みたいなそんなステータスオープンできるスキルを私は持ってない。そんなスキルを持つ日本人を初めて見たぞ。異世界にきてまず試すことランキングで上位となるステータスオープンが、この異世界ではできないとばかり思っていたが……和泉……貴様だけできるなんてズルいな」
あかねちゃんは目を細めて俺を見つめると、麦茶を飲んだ。
俺は異世界の事情がまだ何もわからないので、思ったことを質問した。
「じゃあ、自分の能力が見たいときはどうするんだ?」
「ああ、私たちみたいな転生や転移した日本人にとってのステータスといったら、ギルドで発行されるトレーディングカードを見るくらいだ。そこにはレベルとか攻撃力などの基本的な情報が載っていてな。それをみんな名刺代わりに交換しているのだ」
「へ~、そうなのか」
「なぁ、和泉……もしかしたら貴様のステータスオープンは『裏技』なのかもしれないぞ」
「裏技?」
「和泉はゲームをやったことはないか? 説明書に載ってないコマンドを入力すると、幻のキャラをゲットできたり、いきなり最強装備になってゲームをスタートできたりする技のことだ。そういうのを『裏技』と言うんだ」
「ああ、思い出した。上上下下左右左右BAみたいなやつだろ? 子どものころ親父に教えてもらったことがあるなぁ」
「それだよ~きゃはは! 懐かしい~ウケる」
「だよな! アラサーだから話があうな~俺たち」
「何を言ってるのかしら? わたくしは少女ですがなにか?」
「ん? もう一回ステータスオープンしてやろうか……」
俺は指先で四角の窓をつくってあかねちゃんの顔をその中におさめた。
その表情はまるで写真に撮られる前のような緊張した面持ちだった。
キュイン、という音が鳴り響くと、空中にウィンドウが開いた。
『 あかね りょうりにん せいべつ:おんな 』
『 レベル:18 ねんれい:28 』
『 ちから: 3 』
『 すばやさ: 53 』
『 みのまもり: 30 』
『 かしこさ:255 』
『 うんのよさ: 88 』
『 さいだいHP:130 』
『 さいだいMP:240 』
『 こうげき力: 8 』
『 しゅび力: 56 』
『 EX: 5820 』
『 G:300008700 』
『 スキル:リフリジュレーター』
『 のろい:永遠の少女 』
『 まほう:火 』
「ふむふむ、やっぱり年齢のところが28になってる。前世のあかねちゃんは二十八歳のおばさんだろう?」
「ううう……そうかもしれないが……おばさんって言うなっお姉さんと言え!」
「え? そこそんなに重要?」
「当たり前だっ! それにしても……やっぱり私は、呪われていたのか……ピエン」
「ん? この『のろい:永遠の少女』となっている部分のことか?」
「ああ、私はこの呪いのせいで婚約破棄された」
「どういうことだ?」
「私は……異世界に来て半年ほど過ごしたが、少女の姿のまま成長しなかったんだよ……だから婚約者から嫌われた」
「え? さっき妹の手紙を読ませてもらったが、あかねちゃんは異世界に来て1年経っているんじゃないのか? 半年くらいじゃ成長なんて気づかないだろ?」
「いや、この年代の私は急成長を遂げた覚えがある。いきなり大きくなってな、破裂するんじゃないかって思った……」
あかねちゃんは記憶を探るように、自分のおっぱいを揉んだ。
そこで成長を確認しなくても良いと思うのだが。
「……あっそ、でも妹ちゃんが言う一年とはどういうことだ?」
「あっちとこっちではタイムラグがある」
「ほう、タイムラグか……パラレルワールド的なやつだな」
「ああ、こっちの異世界の1日は24時間というのは同じだが、1年は547日ある」
「……ということは、地球よりもおそく歳をとるということか」
「御名答」
「ふーん……俺はてっきり焦眉の急で魔王を倒さないといけないと思っていたが、地球の365日より1・5倍長いタイムラグがあるのならゆっくりしてもいいかもな」
「まぁな……でも、私の場合は少女に戻った姿のまま地球に帰還する可能性が高い……そう思うと、恐ろしくて魔王を倒しに行くことができない……身体は美少女、頭脳はお姉さんだなんて人体実験されちゃいそうっ、きゃっこわい」
「なんだそりゃ……」
どこか陽気にわくわくしているあかねちゃんは、自分で言っちゃうくらい完全な美少女といった容姿だ。
たしかにこの姿で地球に帰還したら家族、友達、職場などにどう説明したらいいのだろうか。考えるだけでも頭が痛い。ちょっと病院に行こうかって、言わざるを得ない。
しかしながら、その頭の中は二十八歳のおばさんだ。あ、お姉さんか。でも二十八歳がおばさんだと言うと怒られるかもしれないが、事実なので仕方がない。ごめんね……でもこの可憐な少女が若いころの田中さんだとするならば、前世の大人だったあかねちゃんはとても綺麗な女性なのだろう。見てみたい気も……しないでもない。
「グルルル……グルルル……」
唸り声が聞こえてきた。
振り返るとラグの上で猫のリンちゃんが眠っていた。猫は本当によく眠る動物で、一日の大半を夢の中で過ごす。
「じゃあ、あかねちゃんはなぜ婚約破棄されたのか。そして村で保管していた金貨がなぜあかねちゃんのものだと主張するのか話してくれないか」
「ああ……あれは一ヶ月まえのことだった……」
そう途中まで言ったあかねちゃんは、コップに入った麦茶を口に含むと、宝塚ばりの口調で語りはじめた。
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