ピアニストの転生〜コンクールで優勝した美人女子大生はおじいちゃんの転生体でした〜

花野りら

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第4章 クラブ編

18 クロエのセンチメンタル

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  カシャ!  カシャ!
  
  カメラのシャッター音がけたましく鳴り響く。
  
  ここは撮影スタジオで、天井は高く、いくつものスポットライトがステージを照らしている。
  
  この特殊な施設は、撮影することを特化してデザインされた空間で、白ホリゾンスタジオと呼ばれている。
  
  文字通り、白い空間が広がっていた。
  
  その純白の撮影ステージでは、一人の金髪美女がカメラに向かって艶めかしくポージングしている。
  
  シャッターボタンが押されるたび、調整されるレンズの絞りに合わせながら姿勢を微妙に変えている。
  
  圧倒的な女の美しさが写し出されていた、

  ピンヒールで上げられた踵からふくらはぎ。
  
  引き締まった美脚。
  
  なめらかな弾力のあるお尻。
  
  ウエストは細くセクシーなラインを描きつつ、上にいくと豊満なバストが極端にも美しい女体の曲線を描いている。
  
  金髪のロングヘアーが風に吹かれ優雅にそよそよと揺れる。
  
  だが、その風が突然強くなり、顔半分くらい覆ってしまい表情がよく見えなくなってしまった。
  
  室内なのになぜ風が吹くのだろうか。
  
  それは側にいるヘアメイクの女性が持っているドライヤーからの温風であった。
  
  自然に広がったり、揺れたりする髪の質感を表現するためだ。
  
  だが、少しやり過ぎてしまったようだ。
  
  モデルの女は手で髪を大きくかき分ける。
  
  そして、顔の輪郭が露わとなった。
  
  濃いめの化粧をしているが……。
  
  モデルの正体は、クロエであった。
  
  クロエは16歳の女子高生でありながら、ティーン向け雑誌の専属モデルをしている。
  
  カメラに写っているクロエは、いつも意気揚々と人懐っこい笑顔を振りまくクロエではなかった。
  
  そこには、真剣な眼差しでカメラのレンズを見つめるプロフェッショナルなクロエの姿があった。

「ハイ!  オッケー!」

  主で撮影していたカメラマンが大声で叫んだ。

  どうやら撮影が終わったようだ。

  クロエは控え室に急ぐと、本来の自分に戻るべく身にまとっていたスタイリッシュな服をすべて脱ぎ捨てた。下着はモデル用の線が見えないヌーブラとシームレスショーツであった。ドバドバとクレンジングを顔に塗りたくり化粧を落とす。続いて化粧水で保湿すると乳液で膜を作って肌の内側に蓋をした。それから化粧下地をするかと思えばしないのがクロエである。すっぴんで大丈夫であった。
  
  さっぱりしたクロエはロッカーの前に立つ。
  
  そして、下着すらもポイポイっと脱ぎ捨てた。
  
  控え室を出たクロエはTシャツとデニムに着替え、ベースボールキャップを深く被っていた。
  
  ノーブラにノーパンなのだろうか。
  
  とんでもない。
  
  Tシャツから淡いピンクのブラジャーが色っぽく透けている。
  
  スニーカーを履くためにしゃがむと、セクシーな背中が露わとなる。
  
  ついでにその下に秘めるピンクのショーツも見ることができる。
  
  つまり、心配は無用だ。下着はちゃんと着けている。
  
  クロエは、スニーカーが上手く履けたようで軽やかにステップを踏んだ。
  
  弾力のあるデニムの尻ポケットからスマートフォンの頭が出ている。
  
  荷物はそれしかない。
  
  手ぶらでノーメイクのクロエは清々しほど少年的、つまりボーイッシュであった。

  撮影スタジオでは、いまだに仕事は残っているようで、雑用スタッフがスタジオを片付けたり、編集者がモニターを凝視して今日撮った写真を選定している。
  
  主のカメラマンが撮影道具を丁寧にケースにしまっている。
  
  もう一人のカメラマンアシスタントの若い男がクロエの帰りに気づき、

「グッバーイ!  クロエ」

  と、陽気な声を響かせた。
  
  すると、撮影スタジオにいる全員の動きが止まった。
  
  みんなクロエの方を見て微笑んだり、手を振ったりしている。
  
  クロエは、ベースボールキャップの下で一瞬驚いた表情をみせた。
  
  そして、満面の笑みでベースボールキャップを外して手に取ると、全員に応えるよう腕を伸ばす。
  
  キャップを大きく振りながら別れの挨拶がわりをした。

  スタジオの扉を開けて外へ出る。
  
  クロエの目にまず飛び込んできたのは、カリフォルニア湾に沈む真っ赤な夕日であった。
  
  青い空と赤い夕日が溶け合った紫がかった世界が広がる。
  
  上空を滑降するカモメの群れが幾何学的な美しさを表現している。
  
  西海岸の自然と、シリコンバレーの近代的なビル群が溶けあう。
  
「もう夕方だったのね……。」
  
  独り言をつぶやいたクロエは、潮の香りがついた生暖かい海風を嗅ぎ取ると、鼻のさきっちょを指先でくすぐった。
  
  湾岸に連ねる倉庫の一画に撮影スタジオがあったのだ。
  
  ああ、なぜ私はこんなところに?
  
  今日一日があっという間に過ぎてしまった。
  
  世界が私だけおいて回ってしまったような、センチメンタルな気持ちになる。
  
  そんな感傷的な気分に浸っていると、クロエの側に車が近づいてくる。黒いSUVがぴたりと停車した。
  
  クロエは、後部座席に乗り込んだ。
  
  ドアの閉まる重低音が響くと、厚みのある守られた車内空間がクロエを包み込む。
  
  疲れたのかクロエは目を閉じて眠ろうとした。
  
  が、その眠気を妨げるかのように運転手から話しかけられる。
  
「クロエ!  最高の写真が撮れたって報告があったわ」
  
  クロエの目と口は閉じたままで軽く首を傾ける姿勢をとった。そして、
  
「あ、そう……」

  とだけクロエはいうと、腕と足を組んで何やら苛立っているようすだ。
  
「あら、疲れたの?  まだまだ若いんだから元気だしていきましょ!」

  そう励ます運転手は、アクセルを踏んで速度を上げた。
  
  クロエは深くかぶるキャップ越しから運転する女に鋭い視線を向ける。
  
  彼女はクロエのマネージャーだ。担当になってもう一年になる。仕事だから仕方ないのないことだが、少々、感の触ることを口走る。
  
「クロエ、明日は新作水着のファッションショーがあるんだけど、あなた生理じゃないわよね?」

  このようなことであった。
  
  スケジュールを一方的に管理され好きなことができない。さらにプライベートな女の事情も包み隠さず話さなければならない。
  
  そういった状況に、クロエはがっくり肩を落とすと、
  
「ちっ……」

  と、舌打ちをする。
  
  これじゃあぜんぜん遊べない!
  
  綺麗になって写真を撮ってもらうのは楽しいけど、プライベートが充実しない。
  
  メイクアップし、衣装を着て、まるで自分じゃない姿を撮影すればするほど、本当の自分がわかならくなってくる。
    
  もっと自由に遊んで暮らしたいんだ。

  やることが決められた生活なんてもううんざり。

  クロエのストレスは、爆発寸前であった。
  
  ああ、遊びたい。
  
  ああ、何も考えずはしゃぎたい。

  何もかも放り出して異国の地でエンジョイしてみたい……。
  
  妄想しているクロエに現実を突きつける声が車内に響く。
  
「クロエ、聞いてるの?」
  
「ん~、あ!  生理くるかもしれません」
  
「そう……。じゃあ、また教えてね」

「は~い」

  と、マネージャーと打ち合わせすると、クロエは目を閉じた。
  
  それ以降マネージャーは何も話そうとはしなかった。
  
  クロエは仮眠をとろうと深く座る。だが、ふと頭の中で疑問が浮かんだ。
  
  おや?  そういえば生理きてないな?
  
  そのことであった。
  
  ま、いっか……。
  
  ああ、今日は疲れた疲れた、帰ってミサオをからかって寝よう。
  
  そう心を弾ませると、もう一度深く座り直して仮眠を取った。
  
  しばらくすると、クロエを乗せたSUVは家に到着した。
  
  車から降りたクロエは、玄関の扉を開けると、速攻で階段を駆け上がる。
  
  小悪魔的な微笑を浮かべていた。
  
「にしししし、いるかなぁ」
  
  ミサオの部屋のドアを開け放つ。ところが、
  
「あれ?  いない……」
  
  しかたなく、とぼとぼと一階へと下がるクロエは、キッチンへ向かった。
  
  コの字型の伝統的なアメリカンスタイルのデザインキッチンだった。
  
  何か夕食として美味そうな物はないだろうか、と冷蔵庫を開けると、
  
「オ~イェ~」

  クロエは幸せそうな吐息を漏らした。
  
  大好物のアップルパイがあったのだ。
  
  私が食べちゃっていいよね?
  
  クロエは、甘いものを食べたい欲求に駆られ、扇情的に唇を舐める。
  
  家には私しかいないのかな?
  
  その事が頭によぎると大声で叫んだ。
  
「マームー!!!」

「いるのー?」

「いないのー?」

  返事は……。ない。家にはいないようだ。
  
  あとはミサオの父親である村雲徹の存在だ。
  
  クロエは家の中を歩き回り、ガレージの方へ向かった。
  
  徹の車があるか確かめるためだ。
  
  クロエがガレージに入ると照明センサーが起動して自動的に室内が明るくなる。
  
  徹の愛車であるキャデラックはなかった。
  
  しかし、ガレージはもぬけの殻ということはなく。
  
  ケリーの愛車であるBMWのボディが照明によって真紅に輝いていた。
  
「ふーん、なるほどね、お二人さん」

  クロエは、一人で頷くと鼻で笑った。
  
  おそらくケリーは徹の車でドライブしながら一緒にデートしてるのだと推測した。
  
  そして、感慨深くつぶやく。
  
「村雲徹、新しいパパかぁ……」
  
  クロエは未だに徹が父親ということにピンときていない。
  
  想像ができないのだ。
  
  もっとも同居するようになってまだ数回しか顔を会わせていなかった。
  
  それも、小一時間ほど会話したり食事を共にした程度なのだが、いつも温和に笑っている徹を人畜無害な犬くらいにしか思っていなかった。もっとも家にいることが少なかったので、仕事が好きな大人なんだなとも思っていた。
  
  徹とミサオとの出会いは、今からちょうど半年前、ケリーから再婚するのだという報告を聞いてすぐだった。
  
  クロエは産まれて初めて家族ができる環境に期待と不安を抱えていた。
  
  そんな時、ケリーが夕食を外で食べないかとクロエを誘った。
  
  それは村雲家とケリーとクロエ家族の初の顔合わせを兼ねた食事会であった。
  
  徹に笑顔を振りまくケリーの姿を見て、
  
  ああ、ママはあんな風に男の人と話すのか……。
  
  と、母親であるはずのケリーの女の部分を垣間見たような気がした。
  
  そして、クロエもミサオと接するうちにその感情がなんとなく理解できた。
  
  クロエもまた女として成長している年頃の娘だったのだ。
  
  しかしながら、今現在、キッチンで大きな口を開けてアップルパイを頬張っているクロエは、まだまだ可愛い少女に見える。
  
  すると、お尻のポケットにねじ込まれたスマートフォンが震えた。
  
  ケリーからメールが受信されたようだ。
  
  ごめーん、今日は泊まりになったからよろしくね。
  
  は?  まじか?
  
  クロエは、肩をすくめて落胆した。
  
  だが、同時に胸の内でときめく何かがあり、
  
「イエーーイ!  今夜は大人がいないじゃん!」

  と、歓喜の声をあげる。
 
  勢いよくアップルパイをもう一口頬張る。
  
「やった!  ミサオと二人きりになれるぞー!」
  
  るんるん、とスキップしながらバスルームへと向かう。
  
  今日一日の疲れを洗い流そうとしているのだろう。
  
  鏡の前で服を脱ぎ、下着姿となる。
  
  レースのついたピンクのブラジャーに豊満な胸の膨らみが包み込まれている。
  
  その胸を外側から寄せて上げながら、
  
「ああ、したくなってきちゃう……」

  と、甘い欲望を吐露する。

  心の声がダダ漏れになっているクロエは、家に一人だということも手伝って開放的な気分に酔いしれていた。
  
  だが、その興奮材料とは裏腹に、クロエがバスルームから出ても、髪を乾かしていても、歯磨きをしても、ベッドに入っても……。
  
  いくら待っても、ミサオがこの日の夜に帰ってくることはなかった。
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