84 / 84
第一部 春
82 第一部 晴 完
しおりを挟む
マリエンヌ・フローレンスと一緒に。
駆け回り、くすぐり、笑いながら。たくさんの白い墓標が並ぶ草原のなかで、彼女から告げられた言葉。
『あなたがヒロインよ』
あたしは、この言葉の意味を探っていた、ずっと、ずっと、夜がふけるまで。
寝つけない……のもある。
この言葉が、なかなか頭から離れない。深夜。月明かりの女子寮の部屋。未だに起きているのはあたしだけだった。いびきをかくベニー。すやすやと寝ているメルちゃん。マリエンヌは……いない。
すると、またマリエンヌから言われた言葉が、頭をよぎる。
『あなたがヒロインよ』
そうマリから告白された。いつもクールな賢いマリが言うのだから事実だろうけど。この世界はどうやら、あたし、ルナスタシア・リュミエールが主人公。つまり、あたしはヒロインらしい……。
なるほどぉ……と思った。
と同時に……。
『おぎゃあ、おぎゃあ……」
と、赤ちゃんの泣き声が頭に響く。やっぱりだ。あたしはヒロインだから、波乱万丈な人生をおくっていたのだ。ずっと、疑問だった。あたしの人生って、普通じゃない。そのことに、やっと辻褄が合わせられたような、そんな気がした。
なぜならあたしは、親を見たことがない。
顔を知らないのだ。温もりも、眼差しも、当たり前に親から与えられる愛情のすべてが、皆目、見当もつかない。物心がついたとき、おじいちゃんとおばあちゃんに教えてもらった話によると、どうやらあたしは、村の入り口に置かれていた。
白い布に包れていた……らしい。うーん、全然覚えていない。
『おぎゃあ、おぎゃあ……』
けたましく、泣いていたらしい。
親に捨てられたあたしは、貧乏な田舎の村で優しい老夫婦に育てられた。老夫婦の子は雇い兵士となり戦死したらしい。それでも、別にそのことに対して不幸だとは思っていないようだ。
そして、あたし自信も自分のことを不幸とは思っていなかった。
本当の親は、未だに消息不明だけど、あたしにとっての父母は老夫婦だ、と思っていた。それがあたしのサダメとも。そして、別に本当の親を見つけ出そうという発想にも至らなかった。その点においては、あたしは自分のことをクールだと思う。冷血で、無常とも。
だって、親はあたしのことを捨てたんだから……。
いまさら、探して会いにいったら、親のほうも迷惑だろう。だからあたしは、今を元気いっぱいに生きて、あたしみたいに、親を知らない子どもが生まれないようにしたいと思う。この世に生まれたら、ちゃんと親に育てられる。愛情たっぷりに。そのことが当たり前の世界に。温かくて、優しい、そんな平和な世界に、あたしはしたいと思い立ち上がった。そのためにパルテール学園に入学して知識と人脈を培っている。そして、将来的な夢は……。
村に学校を作る。
マリエンヌは、村ごと発展させるためにマインクラフトすればいいと言っていたけど、まさに、その通りだと思った。がんばりたい。未来の子どもたちのために。
だって、本当は、あたしだって泣いていたもん。
いまだから客観的に自分の幼少時代を省みれる……あたしの子どもの頃は、ふとしたときに涙がこぼれてきてしまう。情緒不安定な子どもだった。
『おぎゃあ、おぎゃあ……』
目を閉じると浮かびあがる。あたしが泣き叫んだであろう喚き声が。
子どもころ、ひとりで寝ていると、いきなり寂しくなって泣いてしまう。そんな夜は、抑えられない孤独感と焦燥感に襲われ、布団にくるまって、いつまでも泣いていた。
夢に出てくるのは空想なのか真実なのか、おぼろげな夢。赤ちゃんのあたし。村の入り口と深い森の境界線。置き去りにされた赤ちゃん。それは……あたし。
『おぎゃあ、おぎゃあ……」
本当の親が誰なのか気になって仕方がない。そんな衝動に駆られる夜もあった。どうしようもない孤独。どうしようもない焦燥。そして、愛情の不足。すると、決まっておばあちゃんが歌ってくれた。あたしの頭をなでながら、眠りに着くまで、すやすやと。
『歌には、魔法の力があるんだよ……』
おばあちゃんはそう言って、あたしに歌を教えてくれた。どのように、声を出したらいいのか。どのように、リズムを取ればいいのか。歌詞にはどのような、秘密が隠されているのか。男とはなにか。女とはなにか。この世界とはなにか……。
そうやって、おばあちゃんと歌を唄う練習をしていた。
やがてあたしが十四歳を迎える頃には、ありとあらゆる歌い方をマスターしていて、すでにあたしは村一番の歌手になっていた。と同時に、村人たちから、
「天性の才能がある」
「魔法使い」
あるいは……。
「天使だ!」
と、噂もされた。ヴォワの村で祭りがあると、よく歌手として踊り回った。ある日は、焚き火のまえで。またある日は、舞台の上や丘の上で……精霊と対話するように、天災がないように、穀物豊富に収穫できるように、病気が蔓延しないよう歌った。ときに物思いにふけり、白昼夢のように意識が朦朧とし、不思議な光りに包まれているような、そんな錯覚もあった。
あたしは歌った。精霊とともに。
村のみんなの願いを、風に乗せて空に飛ばした。
自信がついてきた。ひとりでもやっていけそうだ! という元気が身体の内側から湧いてきた。夜に泣くこともなくなった。やがて、夢に向かって生きると決めたあたしは、フルール王国にあるパルテール学園に入学した。
そして今度は、フルール王国を救うために歌うのだと、マリは言った。
マジ? と思った。
だけど、それもこれもあたしがヒロインだから、という理由ですべての辻褄が合わせることができた。入学して、マリエンヌに出会って。あたしは人生の歯車が、やっと動き出したような、そんな気がした。
始まったのだ。あたしの物語が、クルクルと歯車のように、いままさに。
第一部 晴
完
ども、花野りらです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
物語は、第二部の夏に続いていくのですが、とにかく、次作からイチャラブして官能的にしてやろうかな……とも思ったりなんかして……あ、ということは、R18にしなきゃ♡
ってな感じで、高嶺の花屋さんは、いったんお休みです。
あ、あと、宣伝です。
異世界ファンタジーの作品【流星のダークナイフが僕にだけ装備できてチートすぎる】のほうの執筆をしています。八月中に連載予定です。よかったら、そちらの作品を読んでみていただけたら、幸いです。それでは、またね~。
駆け回り、くすぐり、笑いながら。たくさんの白い墓標が並ぶ草原のなかで、彼女から告げられた言葉。
『あなたがヒロインよ』
あたしは、この言葉の意味を探っていた、ずっと、ずっと、夜がふけるまで。
寝つけない……のもある。
この言葉が、なかなか頭から離れない。深夜。月明かりの女子寮の部屋。未だに起きているのはあたしだけだった。いびきをかくベニー。すやすやと寝ているメルちゃん。マリエンヌは……いない。
すると、またマリエンヌから言われた言葉が、頭をよぎる。
『あなたがヒロインよ』
そうマリから告白された。いつもクールな賢いマリが言うのだから事実だろうけど。この世界はどうやら、あたし、ルナスタシア・リュミエールが主人公。つまり、あたしはヒロインらしい……。
なるほどぉ……と思った。
と同時に……。
『おぎゃあ、おぎゃあ……」
と、赤ちゃんの泣き声が頭に響く。やっぱりだ。あたしはヒロインだから、波乱万丈な人生をおくっていたのだ。ずっと、疑問だった。あたしの人生って、普通じゃない。そのことに、やっと辻褄が合わせられたような、そんな気がした。
なぜならあたしは、親を見たことがない。
顔を知らないのだ。温もりも、眼差しも、当たり前に親から与えられる愛情のすべてが、皆目、見当もつかない。物心がついたとき、おじいちゃんとおばあちゃんに教えてもらった話によると、どうやらあたしは、村の入り口に置かれていた。
白い布に包れていた……らしい。うーん、全然覚えていない。
『おぎゃあ、おぎゃあ……』
けたましく、泣いていたらしい。
親に捨てられたあたしは、貧乏な田舎の村で優しい老夫婦に育てられた。老夫婦の子は雇い兵士となり戦死したらしい。それでも、別にそのことに対して不幸だとは思っていないようだ。
そして、あたし自信も自分のことを不幸とは思っていなかった。
本当の親は、未だに消息不明だけど、あたしにとっての父母は老夫婦だ、と思っていた。それがあたしのサダメとも。そして、別に本当の親を見つけ出そうという発想にも至らなかった。その点においては、あたしは自分のことをクールだと思う。冷血で、無常とも。
だって、親はあたしのことを捨てたんだから……。
いまさら、探して会いにいったら、親のほうも迷惑だろう。だからあたしは、今を元気いっぱいに生きて、あたしみたいに、親を知らない子どもが生まれないようにしたいと思う。この世に生まれたら、ちゃんと親に育てられる。愛情たっぷりに。そのことが当たり前の世界に。温かくて、優しい、そんな平和な世界に、あたしはしたいと思い立ち上がった。そのためにパルテール学園に入学して知識と人脈を培っている。そして、将来的な夢は……。
村に学校を作る。
マリエンヌは、村ごと発展させるためにマインクラフトすればいいと言っていたけど、まさに、その通りだと思った。がんばりたい。未来の子どもたちのために。
だって、本当は、あたしだって泣いていたもん。
いまだから客観的に自分の幼少時代を省みれる……あたしの子どもの頃は、ふとしたときに涙がこぼれてきてしまう。情緒不安定な子どもだった。
『おぎゃあ、おぎゃあ……』
目を閉じると浮かびあがる。あたしが泣き叫んだであろう喚き声が。
子どもころ、ひとりで寝ていると、いきなり寂しくなって泣いてしまう。そんな夜は、抑えられない孤独感と焦燥感に襲われ、布団にくるまって、いつまでも泣いていた。
夢に出てくるのは空想なのか真実なのか、おぼろげな夢。赤ちゃんのあたし。村の入り口と深い森の境界線。置き去りにされた赤ちゃん。それは……あたし。
『おぎゃあ、おぎゃあ……」
本当の親が誰なのか気になって仕方がない。そんな衝動に駆られる夜もあった。どうしようもない孤独。どうしようもない焦燥。そして、愛情の不足。すると、決まっておばあちゃんが歌ってくれた。あたしの頭をなでながら、眠りに着くまで、すやすやと。
『歌には、魔法の力があるんだよ……』
おばあちゃんはそう言って、あたしに歌を教えてくれた。どのように、声を出したらいいのか。どのように、リズムを取ればいいのか。歌詞にはどのような、秘密が隠されているのか。男とはなにか。女とはなにか。この世界とはなにか……。
そうやって、おばあちゃんと歌を唄う練習をしていた。
やがてあたしが十四歳を迎える頃には、ありとあらゆる歌い方をマスターしていて、すでにあたしは村一番の歌手になっていた。と同時に、村人たちから、
「天性の才能がある」
「魔法使い」
あるいは……。
「天使だ!」
と、噂もされた。ヴォワの村で祭りがあると、よく歌手として踊り回った。ある日は、焚き火のまえで。またある日は、舞台の上や丘の上で……精霊と対話するように、天災がないように、穀物豊富に収穫できるように、病気が蔓延しないよう歌った。ときに物思いにふけり、白昼夢のように意識が朦朧とし、不思議な光りに包まれているような、そんな錯覚もあった。
あたしは歌った。精霊とともに。
村のみんなの願いを、風に乗せて空に飛ばした。
自信がついてきた。ひとりでもやっていけそうだ! という元気が身体の内側から湧いてきた。夜に泣くこともなくなった。やがて、夢に向かって生きると決めたあたしは、フルール王国にあるパルテール学園に入学した。
そして今度は、フルール王国を救うために歌うのだと、マリは言った。
マジ? と思った。
だけど、それもこれもあたしがヒロインだから、という理由ですべての辻褄が合わせることができた。入学して、マリエンヌに出会って。あたしは人生の歯車が、やっと動き出したような、そんな気がした。
始まったのだ。あたしの物語が、クルクルと歯車のように、いままさに。
第一部 晴
完
ども、花野りらです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
物語は、第二部の夏に続いていくのですが、とにかく、次作からイチャラブして官能的にしてやろうかな……とも思ったりなんかして……あ、ということは、R18にしなきゃ♡
ってな感じで、高嶺の花屋さんは、いったんお休みです。
あ、あと、宣伝です。
異世界ファンタジーの作品【流星のダークナイフが僕にだけ装備できてチートすぎる】のほうの執筆をしています。八月中に連載予定です。よかったら、そちらの作品を読んでみていただけたら、幸いです。それでは、またね~。
0
お気に入りに追加
295
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
私、悪役令嬢に転生してしまいました!?~王子様?攻略対象?私は推し一筋です!~
アリス・ホームズ
恋愛
ある日、池で溺れてしまい前世の記憶を思い出した私、アリスティア・ロッテンシュタイン。
前世の記憶によると、私のいる世界は乙女ゲーム~異世界から来た聖女は王子さまに溺愛される~の世界だっだ!?しかも、私は聖女にいろいろないじめをして王子に処刑される悪役令嬢、、、。
ぶっちゃけそんなのどうでもいい。だって私には前世からの最推し「ルーク」(モブ)がいるのだから!!
これは、アリスティアが最推しルーク様に猛アタックするお話。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
七年間の婚約は今日で終わりを迎えます
hana
恋愛
公爵令嬢エミリアが十歳の時、第三王子であるロイとの婚約が決まった。しかし婚約者としての生活に、エミリアは不満を覚える毎日を過ごしていた。そんな折、エミリアは夜会にて王子から婚約破棄を宣言される。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
転生悪役令嬢の前途多難な没落計画
一花八華
恋愛
斬首、幽閉、没落endの悪役令嬢に転生しましたわ。
私、ヴィクトリア・アクヤック。金髪ドリルの碧眼美少女ですの。
攻略対象とヒロインには、関わりませんわ。恋愛でも逆ハーでもお好きになさって?
私は、執事攻略に勤しみますわ!!
っといいつつもなんだかんだでガッツリ攻略対象とヒロインに囲まれ、持ち前の暴走と妄想と、斜め上を行き過ぎるネジ曲がった思考回路で突き進む猪突猛進型ドリル系主人公の(読者様からの)突っ込み待ち(ラブ)コメディです。
※全話に挿絵が入る予定です。作者絵が苦手な方は、ご注意ください。ファンアートいただけると、泣いて喜びます。掲載させて下さい。お願いします。
悪役令嬢に転生したと思ったら悪役令嬢の母親でした~娘は私が責任もって育てて見せます~
平山和人
恋愛
平凡なOLの私は乙女ゲーム『聖と魔と乙女のレガリア』の世界に転生してしまう。
しかも、私が悪役令嬢の母となってしまい、ゲームをめちゃくちゃにする悪役令嬢「エレローラ」が生まれてしまった。
このままでは我が家は破滅だ。私はエレローラをまともに教育することを決心する。
教育方針を巡って夫と対立したり、他の貴族から嫌われたりと辛い日々が続くが、それでも私は母として、頑張ることを諦めない。必ず娘を真っ当な令嬢にしてみせる。これは娘が悪役令嬢になってしまうと知り、奮闘する母親を描いたお話である。
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
転生したら乙女ゲームの主人公の友達になったんですが、なぜか私がモテてるんですが?
山下真菜日
恋愛
田舎に住むごく普通のアラサー社畜の私は車で帰宅中に、
飛び出してきた猫かたぬきを避けようとしてトラックにぶつかりお陀仏したらしく、
気付くと、最近ハマっていた乙女ゲームの世界の『主人公の友達』に転生していたんだけど、
まぁ、友達でも二次元女子高生になれたし、
推しキャラやイケメンキャラやイケオジも見れるし!楽しく過ごそう!と、
思ってたらなぜか主人公を押し退け、
攻略対象キャラや攻略不可キャラからも、モテまくる事態に・・・・
ちょ、え、これどうしたらいいの!!!嬉しいけど!!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
楽しかったです。春にしてキャラが崩壊しつつあるようですが夏を楽しみにしてます。
杞憂が心配と同義で使われているように思えますが、杞憂は実現する可能性が極めて低い例えば「明日世界が滅んだらどうしよう」的な心配の必要のない事を心配することなので使われている箇所の脈絡だと懸念や憂慮が適切です。
感想ありがとうございます。
杞憂のところですが、87話のラスト、マリが花屋で寝るシーンですね。マリは“キスしたら世界が崩壊するかもしれない”と杞憂していたので使っていましたが、それは作者の私が思うことであって、マリ自身の表現としてはおかしいですね笑。いやあ、小説の奥深さを感じました。ありがとうございます。ここは、「憂慮」とさせていただきました。第二部夏は、崩壊したキャラが自由に恋愛できるように神様のプレゼントがある予定です。マリやソレイユだけじゃなく他のキャラ同士をくっつけたりしてイチャラブします♡ おたのしみ!
続きめちゃ気になります!モブだけどモテる作品が好きなので楽しみ増えました~
感想ありがとうございます!
モブのほうが魅力的な作品ってありますよね〜
乙女ゲームの世界も書けるなんてすごいですね。更新楽しみにしてます!
はい! いろいろ書いてみてます笑
ラストまでよろしくお願いします!