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南での三日間
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小雪におやつを食べさせていると、さりげなく口元を夏樹が拭いたり、手でつかもうとするのを止めさせたりなどしてるところを見ると、いいお父さんになりそうなのにと思ってしまう。
「はい、小雪はごちそうさま!」
「やー!」
「ごちそうさまって、おてて合わせたじゃん」
「本当に食いしん坊だな。俺のおやつはやらないぞ?」
ピクピクと耳が動くので、つんつんと触りながらうさぎのぬいぐるみを渡して絨毯の上に座らせると、幸がオムツを変えてくると出て行ったので、実は隠し子でもいるんじゃない?と夏樹に聞いて大笑いされてしまう。
「夏樹さん、煩いですよ?何笑ってるんです?」
襖を開けて入ってきたのは冬弥。
片手で器用に侑弥を抱っこして入ってきたが、荷物にしか見えない……
「にー!」
「侑弥、おいで」
膝に乗せてもらい栞の事を聞くと、台所で祖母とシチューを作ると行ってしまったとの事で、侑弥を遊ばせに来たら笑い声が聞こえたと説明されるが、首元が熱くなったりすることに関しては何も聞かれなかった。
「はい、小雪はごちそうさま!」
「やー!」
「ごちそうさまって、おてて合わせたじゃん」
「本当に食いしん坊だな。俺のおやつはやらないぞ?」
ピクピクと耳が動くので、つんつんと触りながらうさぎのぬいぐるみを渡して絨毯の上に座らせると、幸がオムツを変えてくると出て行ったので、実は隠し子でもいるんじゃない?と夏樹に聞いて大笑いされてしまう。
「夏樹さん、煩いですよ?何笑ってるんです?」
襖を開けて入ってきたのは冬弥。
片手で器用に侑弥を抱っこして入ってきたが、荷物にしか見えない……
「にー!」
「侑弥、おいで」
膝に乗せてもらい栞の事を聞くと、台所で祖母とシチューを作ると行ってしまったとの事で、侑弥を遊ばせに来たら笑い声が聞こえたと説明されるが、首元が熱くなったりすることに関しては何も聞かれなかった。
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