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南での三日間
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それだけでは面白くないからと、南の屋敷チームと東の屋敷チームと別れて二種類作ることとなり、お昼には小さめの器に二種類のチャーハンがお盆に乗せられ運ばれる。
食卓で祖父母の反応を見るのを楽しみにしていたが、案の定「何だこれは?」との祖父の一言。
「ねぇねぇ、食べてみてよ」
味付け自体はそれほど変わらないのだが、微妙にこちらの料理の方が味が濃い気はする。
「ん?これはいつも食べてる海鮮の……」
「あら、こちらは栞さんのところで食べたことが……」
そんな話を聞き、横にいた周太郎とニヤッと笑う。
「雪翔が作ったのかね?」
「うん」
「二つとも?」
「違うよ?海鮮のはここのみんなが作ったんだ。味がよく似てたから出来るんじゃないかなって。美味しい?」
「こんな食べ方があったとはね。これも書き付けを……」
「してもらったよ?二つとも。それと、卵スープに団子入れて、あちらの鶏ガラで味付けしたのも書いてもらったんだ。でも、竈って暑いよねー!汗かいちゃったよ」
食卓で祖父母の反応を見るのを楽しみにしていたが、案の定「何だこれは?」との祖父の一言。
「ねぇねぇ、食べてみてよ」
味付け自体はそれほど変わらないのだが、微妙にこちらの料理の方が味が濃い気はする。
「ん?これはいつも食べてる海鮮の……」
「あら、こちらは栞さんのところで食べたことが……」
そんな話を聞き、横にいた周太郎とニヤッと笑う。
「雪翔が作ったのかね?」
「うん」
「二つとも?」
「違うよ?海鮮のはここのみんなが作ったんだ。味がよく似てたから出来るんじゃないかなって。美味しい?」
「こんな食べ方があったとはね。これも書き付けを……」
「してもらったよ?二つとも。それと、卵スープに団子入れて、あちらの鶏ガラで味付けしたのも書いてもらったんだ。でも、竈って暑いよねー!汗かいちゃったよ」
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