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南での三日間
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「ジージ……あ、ありがとう」
「なに、洋装の物が好きと言うても、使い方がわからねばただのガラクタ。で、このカレーと言うのは何で食べるのが良いのか……前は『すぷーん』とか『ほーく』とか出てきていたが……」
もう大丈夫だと、バアバが食器棚の下から出してきたものはカレーセット。
しかも大鍋印だったので、買ったんだ……と思いながらも、これか、そこの深いお皿でお箸でも食べられることを話し、みんなに手伝ってもらってカゴの中を整理する。
「ねぇ、僕か航平ちゃん来なかったら賞味期限きれてたよ?シチューにコンソメの素に塩コショウでしょ?あと、だしの素と……海苔!?」
「つい買い込んじゃったのよ。いつまでに使えばいいとか、教えてあげてちょうだいな。私は大奥様と違って料理は本当に出来なくって」
「出来るものもあるんでしょ?」
「そりゃありますとも!おにぎりと、だんご汁くらいは!」
「おにぎりにこの海苔巻いたら美味しいよ?」
「なに、洋装の物が好きと言うても、使い方がわからねばただのガラクタ。で、このカレーと言うのは何で食べるのが良いのか……前は『すぷーん』とか『ほーく』とか出てきていたが……」
もう大丈夫だと、バアバが食器棚の下から出してきたものはカレーセット。
しかも大鍋印だったので、買ったんだ……と思いながらも、これか、そこの深いお皿でお箸でも食べられることを話し、みんなに手伝ってもらってカゴの中を整理する。
「ねぇ、僕か航平ちゃん来なかったら賞味期限きれてたよ?シチューにコンソメの素に塩コショウでしょ?あと、だしの素と……海苔!?」
「つい買い込んじゃったのよ。いつまでに使えばいいとか、教えてあげてちょうだいな。私は大奥様と違って料理は本当に出来なくって」
「出来るものもあるんでしょ?」
「そりゃありますとも!おにぎりと、だんご汁くらいは!」
「おにぎりにこの海苔巻いたら美味しいよ?」
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