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南での三日間
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「雪翔、危ないでしょう?」
「だって、鍋とか仕舞い込んであるし、ルーだって期限があるんだよ?」
「だからって、お館様になんと言われるか……」
「あ、大丈夫!あっちの家では、僕、みんなと作ったりしてたし」
「だからって……」
「ほらほら、そこまで!話しておらんだ私が悪かったな。兄から聞いておるから雪翔は好きにしたらいい。ただ、火はあちらと違うから、みんなも注意してやってほしい。それと!鍋や食器を買うだけ買ってしまいこんでたのも悪かったんじゃないかね?」
「使い方がわからなくて。冬弥から変な丸いものは送られてきたんですけど」
「あ、それならあれだよ!」と竈を指さす。
気絶しそうな祖母を支えながらもさすがは南の当主。
「皆もよく聞きなさい。あちらのものの使い方は雪翔に聞くと早い。今のうちに書き付けを。それと、三日間滞在するから、みんなも雪翔の言うことをよく聞くように」
「だって、鍋とか仕舞い込んであるし、ルーだって期限があるんだよ?」
「だからって、お館様になんと言われるか……」
「あ、大丈夫!あっちの家では、僕、みんなと作ったりしてたし」
「だからって……」
「ほらほら、そこまで!話しておらんだ私が悪かったな。兄から聞いておるから雪翔は好きにしたらいい。ただ、火はあちらと違うから、みんなも注意してやってほしい。それと!鍋や食器を買うだけ買ってしまいこんでたのも悪かったんじゃないかね?」
「使い方がわからなくて。冬弥から変な丸いものは送られてきたんですけど」
「あ、それならあれだよ!」と竈を指さす。
気絶しそうな祖母を支えながらもさすがは南の当主。
「皆もよく聞きなさい。あちらのものの使い方は雪翔に聞くと早い。今のうちに書き付けを。それと、三日間滞在するから、みんなも雪翔の言うことをよく聞くように」
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