29 / 90
南の島のおじいちゃん
.
しおりを挟む
翌日は黒い服を着ていくものとばかり思っていたら、そのままでいいと言われ、二人の祖母が作ってくれたごはんを食べてから、お爺さんの家まで行き、葬儀をあげる。
那智は気丈に立っていたが、とても疲れた顔をしていて、目が真っ赤になっていたので、航平に任せて終わるのを待ち、海に返す時に「お爺さんありがとう」と言って、金や銀たちにもお別れさせる。
海にゆっくりと沈んでいくのを見ていると、周りにはたくさんのイルカが来ていて、奥の方まで棺を運んでいく。
多分だが、良く貝を採っていたもうひとつの島の方まで運んでいくのだろう。
「これで終了です。伯父上と父上は一旦南の屋敷に。こちらの頂いた文献など送るので、蔵にでも閉まってください。私も読みたいんでまた借りに行きます。栞さんと幸さんと母上は子供たちと東へ送りますから」
グループ分けをしてもらい、航平にも後でまたねと言って南の屋敷に送ってもらい、みんなが送られてきた荷物を片付けるのを見ながら、ここに来たことがあるという周太郎に庭を案内してもらう事にした。
那智は気丈に立っていたが、とても疲れた顔をしていて、目が真っ赤になっていたので、航平に任せて終わるのを待ち、海に返す時に「お爺さんありがとう」と言って、金や銀たちにもお別れさせる。
海にゆっくりと沈んでいくのを見ていると、周りにはたくさんのイルカが来ていて、奥の方まで棺を運んでいく。
多分だが、良く貝を採っていたもうひとつの島の方まで運んでいくのだろう。
「これで終了です。伯父上と父上は一旦南の屋敷に。こちらの頂いた文献など送るので、蔵にでも閉まってください。私も読みたいんでまた借りに行きます。栞さんと幸さんと母上は子供たちと東へ送りますから」
グループ分けをしてもらい、航平にも後でまたねと言って南の屋敷に送ってもらい、みんなが送られてきた荷物を片付けるのを見ながら、ここに来たことがあるという周太郎に庭を案内してもらう事にした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
48
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる