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南の島のおじいちゃん
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「えーと、荷物はこれでいいとして、お土産どうしよう……」
よく考えたら、南の祖父母からはいつも逃げており、まともに行って挨拶するのは初めてだからとお土産に悩む。
洋装の好きな家だから洋菓子のがいいのだろうか?と栞に言うと、その方がいいだろうと言うことになって、いくつかの菓子折をたまに行くショッピングモールで買うこととなった。
「雪翔君、焼菓子って何にするの?」
「向こうは暑いから、日持ちしそうなクッキーかな?このカップケーキも美味しそうだけど」
「冷蔵庫はあると思うから、好きなのにしたら?私は実家にはこれにしようかしら?」と指差すのはゼリーの詰め合わせ。
「これなら侑弥も食べられるね」
「でしょう?本家も同じでいいかしら……冬弥様ったら『任せます』って言うだけなんだもの」
「忙しいのかな?」
「月末のお祭りのことで、四社とその周りの社狐達と色々と話してるそうよ?」
「栞さんはいいの?」
「ええ。前と同じで良い気を貯めておくだけだから」
よく考えたら、南の祖父母からはいつも逃げており、まともに行って挨拶するのは初めてだからとお土産に悩む。
洋装の好きな家だから洋菓子のがいいのだろうか?と栞に言うと、その方がいいだろうと言うことになって、いくつかの菓子折をたまに行くショッピングモールで買うこととなった。
「雪翔君、焼菓子って何にするの?」
「向こうは暑いから、日持ちしそうなクッキーかな?このカップケーキも美味しそうだけど」
「冷蔵庫はあると思うから、好きなのにしたら?私は実家にはこれにしようかしら?」と指差すのはゼリーの詰め合わせ。
「これなら侑弥も食べられるね」
「でしょう?本家も同じでいいかしら……冬弥様ったら『任せます』って言うだけなんだもの」
「忙しいのかな?」
「月末のお祭りのことで、四社とその周りの社狐達と色々と話してるそうよ?」
「栞さんはいいの?」
「ええ。前と同じで良い気を貯めておくだけだから」
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