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お盆祭り
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何とか御札も貼り、絵馬も掛けたところで「待たせたか?」とTシャツにジーンズ姿のテチさんと、何をどうしたらこんな格好になるのか、ノースリーブのワンピース姿のうずめさん。
これで言葉が乱暴でなければとても綺麗なのに……
「それにしても、相も変わらずここは恐ろしい場所だな」
「え?」
「ここは崇徳上皇の祀られてる場所じゃ。ま、後で調べればよい。では、次に向かうが良いか?」
「八坂神社ですか?」
「いや?翔平、そなた受験生であろう?車折神社に寄っていく」
「あ、ネットで見た!」
「歩いてすぐじゃ。ほれ、ここから飛んで行くとするかの?」
「アホか!ここからじゃみんなに丸見えだろーが」
「迦具土はケチよのぅ」
みんなで歩いて行くと、真っ赤な木の棒に名前が沢山書いてあり、芸能人やアニメのキャラクターまで名前がある。
「凄い。真っ赤だ!」
先に手水舎に行くと言われて付いていくと、細々と沢山の祠のようなものが建っており、それぞれに神様が祀られてるという。
「まず私は美肌から……集合は真ん中の本殿な」と走って行ってしまった。
美肌って……
色々な神様が祀られており、芸能人もお忍びでやってくるとネットに書いてあったものの、ここにうずめさんが祀られていると思うとすごく不思議な感じがした。
「ここは学業成就もあるから、ちゃんと参ってこい」
「うん」
迦具土に言われて本殿で参拝を済ませて振り向くと沢山の石が置いてある。
どれもお礼の言葉が書かれており、本殿に来たうずめさんに聞くと、社務所で石を貰い、願いを書いて自宅に持っていく。
願いが叶ったら新しい石にお礼を書いてまたここに持ってくると言うものだった。
「まぁ、本気で願ったらちゃんと叶えてくれるが、やはり努力はおしんじゃあダメじゃ」
「はい」
「ま、翔平なら大丈夫じゃろ」
大丈夫なもんか!
落ちたら俺は就職するぞ!
とりあえず、荷物を置きに宿に行こうということになって旅館に向かったのはいいが、部屋割りがうずめさんは一人部屋と思いきや、四人同じ部屋。
女性なのにいいのかな?と思ってると、テチが「女と思わなくていい」とボソッと言ってくる。
確かにみはるには同じ部屋のが好都合なのだが……
「うずめさん、こんなにゆっくりしていていいんですか?」
「構わん構わん。とにかく風呂じゃ風呂。さっさとこんな服は脱いでしまいたいし」
「浴衣着てくださいよ?」
「わかった。着るからそれで良いじゃろう?それと、風呂を出たあとに明日の事についてみんなで話しをするから、部屋におって欲しいのじゃ」
なんかまともな事言ってるきがするのは俺だけだろうか?と横を見ると、迦具土もポカーンとした顔をしている。
「テチ、男どものことは頼んだぞ」
そう言ってウキウキとお風呂へ行くのはいいのだが、人にバレないように祈るしかない。
うずめさんのことだこら何かやらかしそう。
そんなことを考えながらもみんなで風呂に入って出てくると、待合のところで呑気にフルーツジュースを飲んでいるうずめさん。
しかもちゃんと浴衣を着ている。
明日大雨じゃないといいんだけど……
これで言葉が乱暴でなければとても綺麗なのに……
「それにしても、相も変わらずここは恐ろしい場所だな」
「え?」
「ここは崇徳上皇の祀られてる場所じゃ。ま、後で調べればよい。では、次に向かうが良いか?」
「八坂神社ですか?」
「いや?翔平、そなた受験生であろう?車折神社に寄っていく」
「あ、ネットで見た!」
「歩いてすぐじゃ。ほれ、ここから飛んで行くとするかの?」
「アホか!ここからじゃみんなに丸見えだろーが」
「迦具土はケチよのぅ」
みんなで歩いて行くと、真っ赤な木の棒に名前が沢山書いてあり、芸能人やアニメのキャラクターまで名前がある。
「凄い。真っ赤だ!」
先に手水舎に行くと言われて付いていくと、細々と沢山の祠のようなものが建っており、それぞれに神様が祀られてるという。
「まず私は美肌から……集合は真ん中の本殿な」と走って行ってしまった。
美肌って……
色々な神様が祀られており、芸能人もお忍びでやってくるとネットに書いてあったものの、ここにうずめさんが祀られていると思うとすごく不思議な感じがした。
「ここは学業成就もあるから、ちゃんと参ってこい」
「うん」
迦具土に言われて本殿で参拝を済ませて振り向くと沢山の石が置いてある。
どれもお礼の言葉が書かれており、本殿に来たうずめさんに聞くと、社務所で石を貰い、願いを書いて自宅に持っていく。
願いが叶ったら新しい石にお礼を書いてまたここに持ってくると言うものだった。
「まぁ、本気で願ったらちゃんと叶えてくれるが、やはり努力はおしんじゃあダメじゃ」
「はい」
「ま、翔平なら大丈夫じゃろ」
大丈夫なもんか!
落ちたら俺は就職するぞ!
とりあえず、荷物を置きに宿に行こうということになって旅館に向かったのはいいが、部屋割りがうずめさんは一人部屋と思いきや、四人同じ部屋。
女性なのにいいのかな?と思ってると、テチが「女と思わなくていい」とボソッと言ってくる。
確かにみはるには同じ部屋のが好都合なのだが……
「うずめさん、こんなにゆっくりしていていいんですか?」
「構わん構わん。とにかく風呂じゃ風呂。さっさとこんな服は脱いでしまいたいし」
「浴衣着てくださいよ?」
「わかった。着るからそれで良いじゃろう?それと、風呂を出たあとに明日の事についてみんなで話しをするから、部屋におって欲しいのじゃ」
なんかまともな事言ってるきがするのは俺だけだろうか?と横を見ると、迦具土もポカーンとした顔をしている。
「テチ、男どものことは頼んだぞ」
そう言ってウキウキとお風呂へ行くのはいいのだが、人にバレないように祈るしかない。
うずめさんのことだこら何かやらかしそう。
そんなことを考えながらもみんなで風呂に入って出てくると、待合のところで呑気にフルーツジュースを飲んでいるうずめさん。
しかもちゃんと浴衣を着ている。
明日大雨じゃないといいんだけど……
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