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妖精達の修行?
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「さすがに人数が多い。この三つを五人ずつに分けてくれ」
「じゃが、この者たちは是非佐野家で修行をと志願したもの達ばかりじゃし……」
そんな志願者いりません!
それになんで俺の家なんだよ!
「八意様、教えることはなんですかな?私とて翔平の補佐。できることは致しますが」
「ふむ……」
あ、こっちの「ふむ」は悩んでる時のふむだ!
そんなこと分かったところで何の役にも立たないが。
「迦具土、祖母殿を呼んできてくれんか」
「家族全員でやれってか?負担をかけるなって言っただろ?」
「妖精達は神と違って人に負担にはならん」
「世話すんのが負担だ」と道場から出て祖母を呼んで戻ってきたと思ったら、「あらぁ、可愛らしい子たちが沢山」と手や肩に置いて可愛がり出す祖母。
もう止められない……
事情を聞いた祖母も、やはり人数がと言いながら、「そうだわ!」と余計なことを思いついた様子。
もう婆ちゃんが使いを継げば良かったのに……
「じゃが、この者たちは是非佐野家で修行をと志願したもの達ばかりじゃし……」
そんな志願者いりません!
それになんで俺の家なんだよ!
「八意様、教えることはなんですかな?私とて翔平の補佐。できることは致しますが」
「ふむ……」
あ、こっちの「ふむ」は悩んでる時のふむだ!
そんなこと分かったところで何の役にも立たないが。
「迦具土、祖母殿を呼んできてくれんか」
「家族全員でやれってか?負担をかけるなって言っただろ?」
「妖精達は神と違って人に負担にはならん」
「世話すんのが負担だ」と道場から出て祖母を呼んで戻ってきたと思ったら、「あらぁ、可愛らしい子たちが沢山」と手や肩に置いて可愛がり出す祖母。
もう止められない……
事情を聞いた祖母も、やはり人数がと言いながら、「そうだわ!」と余計なことを思いついた様子。
もう婆ちゃんが使いを継げば良かったのに……
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