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神様再び
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「ただいまー」
早速手洗いうがいを三人ともさせられ、志那さんが祖父母に羊羹を渡す。
「今夜で最後なのでと綺麗な細工のをのを選んできた」
「ありがとうございます。あの、志那様……」
「ん?」
「道場の神棚の下にペットボトルの箱が積まれてまして……」
「あ……」
なんだ?と見に行くと、2リットルのペットボトル6本入りの箱が10箱。
誰が飲むんだ!
「す、済まない。神社の者にこちらに運ぶように頼んでしまっていたのを忘れていた……半分は石長の社にと伝えたのだが」
「五箱渡したらいいんですね?」
「そうだ。この水は俺の神社の川の水なんだが、社の裏に我々の家があるのは知っているだろう?」
「あの見えない家……」
「そうだ。ちゃんと濾過というのもしてあって、自分たちも飲んでいるし、本来ならばそのまはまでも飲める。体にも良いのでと……」
「ありがとうございます。石長比売も今夜こられますので、帰りにお渡しできるようにしておきます」
「よろしく頼む。それと祖父殿、石長に気を流してもらっているだろう?」
「こちらに来られた時に」
「これを。石長にもなにか貰っているかもしれんが、風邪の時にはこの丸薬を半分飲むとすぐ治る。家族で使うといい。祖父殿は心の臓と聞いた。あの水は身体をとても綺麗にしてくれる。きっと心の臓も良くなるだろう。祖母殿は手足が冷える様子。温めて飲むと良い」
「お気遣いありがとうございます」
みんなで部屋に戻ると、また尻もちを着いている石長さん。
早速手洗いうがいを三人ともさせられ、志那さんが祖父母に羊羹を渡す。
「今夜で最後なのでと綺麗な細工のをのを選んできた」
「ありがとうございます。あの、志那様……」
「ん?」
「道場の神棚の下にペットボトルの箱が積まれてまして……」
「あ……」
なんだ?と見に行くと、2リットルのペットボトル6本入りの箱が10箱。
誰が飲むんだ!
「す、済まない。神社の者にこちらに運ぶように頼んでしまっていたのを忘れていた……半分は石長の社にと伝えたのだが」
「五箱渡したらいいんですね?」
「そうだ。この水は俺の神社の川の水なんだが、社の裏に我々の家があるのは知っているだろう?」
「あの見えない家……」
「そうだ。ちゃんと濾過というのもしてあって、自分たちも飲んでいるし、本来ならばそのまはまでも飲める。体にも良いのでと……」
「ありがとうございます。石長比売も今夜こられますので、帰りにお渡しできるようにしておきます」
「よろしく頼む。それと祖父殿、石長に気を流してもらっているだろう?」
「こちらに来られた時に」
「これを。石長にもなにか貰っているかもしれんが、風邪の時にはこの丸薬を半分飲むとすぐ治る。家族で使うといい。祖父殿は心の臓と聞いた。あの水は身体をとても綺麗にしてくれる。きっと心の臓も良くなるだろう。祖母殿は手足が冷える様子。温めて飲むと良い」
「お気遣いありがとうございます」
みんなで部屋に戻ると、また尻もちを着いている石長さん。
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