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神様再び

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「普通は……家で食べる時は」と手で大きさを表してこの位の量が多いこと。
外食などではバイキングというものがあり、お皿に好きなだけ盛り付けて食べれるが、それでも重箱ひとつ分は一人では中々食べないなどと話し、「海外は日本と違ってどの料理も量が多いと聞いたことがあるんですけど、行ったことがなくて、本やテレビ出しか見た事がないです」と言うと、「なるほど」と言っている横で、「チキン一つでいいのか?一人二つだが要らないのなら」と手を伸ばすのを扇でピシャリ!と叩いているのは少し祖母のよう。

「こんな馳走は滅多に食べられぬしゆるりと食べておっただけだ。人の分までとるでは無い」と言いながらも、また食事を再開したので、今かな?とお菓子のことを聞いてみる。

「食事中にこんなこと聞くのは失礼だと思ったんですけど……」

「答えられることなら。神社での仕事はあまり言えないのだが」とお菓子の事を聞かれるなどとは全く思っていない志那都比古神。
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