154 / 163
決断
.
しおりを挟む
一つ目の東風神社前で降りると結構な人が既に広い歩道を歩いていて人気があるのかな?とゆっくりと歩いていく。
「かなり大きな神社なのかな」
鳥居が見え、目の前にたつとかなり長い階段。
一礼をして階段を一歩ずつしっかりと踏み締めて昇っていく。
左右は綺麗な新緑で風も少しあり、少し汗ばんではいたが、風がかなり気持ちいい。
何とか登りきって隅っこで少し息を整えてから前を見ると、参拝客だけではなく、小さな子供が拝殿の前で遊んでいたり、木陰の椅子で老夫婦がのんびりと座って話していたり、神社と言うイメージがかなり崩れる。
「こんにちは。参拝ですか?」
「えっ?」
横をむくと着物を着た男性がニコニコと声をかけて来たので補導員ではなさそうではあるが知らない人。
「あの……四社巡りを」
「ああ、そうでしたか。階段大変でしたでしょう?ここのお参りが終わったら歩きですか?」
「はい。地図の通りに歩いてみようと思っています」
「なら、ここから順路の立て札があるので、そこを通っていくとこの地図のお土産屋さん通りに出るんです。そこから南風神社に行くと地図通りですし近いです」
「あ、ありがとうございます」
ぺこりとお辞儀をして、お賽銭を入れて二礼二拍手一礼。
「あ……お願いごとするんだったっけ……」
教えて貰った順路通りに行くと社務所があり、端っこにスタンプラリーと書いてある台が置いてあり、ご自由にとカードもあったので一枚貰ってしっかりと判子を押す。
「なんか楽しいかも」
「かなり大きな神社なのかな」
鳥居が見え、目の前にたつとかなり長い階段。
一礼をして階段を一歩ずつしっかりと踏み締めて昇っていく。
左右は綺麗な新緑で風も少しあり、少し汗ばんではいたが、風がかなり気持ちいい。
何とか登りきって隅っこで少し息を整えてから前を見ると、参拝客だけではなく、小さな子供が拝殿の前で遊んでいたり、木陰の椅子で老夫婦がのんびりと座って話していたり、神社と言うイメージがかなり崩れる。
「こんにちは。参拝ですか?」
「えっ?」
横をむくと着物を着た男性がニコニコと声をかけて来たので補導員ではなさそうではあるが知らない人。
「あの……四社巡りを」
「ああ、そうでしたか。階段大変でしたでしょう?ここのお参りが終わったら歩きですか?」
「はい。地図の通りに歩いてみようと思っています」
「なら、ここから順路の立て札があるので、そこを通っていくとこの地図のお土産屋さん通りに出るんです。そこから南風神社に行くと地図通りですし近いです」
「あ、ありがとうございます」
ぺこりとお辞儀をして、お賽銭を入れて二礼二拍手一礼。
「あ……お願いごとするんだったっけ……」
教えて貰った順路通りに行くと社務所があり、端っこにスタンプラリーと書いてある台が置いてあり、ご自由にとカードもあったので一枚貰ってしっかりと判子を押す。
「なんか楽しいかも」
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
Promise Ring
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
浅井夕海、OL。
下請け会社の社長、多賀谷さんを社長室に案内する際、ふたりっきりのエレベーターで突然、うなじにキスされました。
若くして独立し、業績も上々。
しかも独身でイケメン、そんな多賀谷社長が地味で無表情な私なんか相手にするはずなくて。
なのに次きたとき、やっぱりふたりっきりのエレベーターで……。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
パラダイス・ロスト
真波馨
ミステリー
架空都市K県でスーツケースに詰められた男の遺体が発見される。殺された男は、県警公安課のエスだった――K県警公安第三課に所属する公安警察官・新宮時也を主人公とした警察小説の第一作目。
※旧作『パラダイス・ロスト』を加筆修正した作品です。大幅な内容の変更はなく、一部設定が変更されています。旧作版は〈小説家になろう〉〈カクヨム〉にのみ掲載しています。
下宿屋 東風荘 4
浅井 ことは
キャラ文芸
下宿屋 東風荘4
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
大きくなった下宿に総勢20人の高校生と大学生が入ることになり、それを手伝いながら夜間の学校に通うようになった雪翔。
天狐の義父に社狐の継母、叔父の社狐の那智に祖父母の溺愛を受け、どんどん甘やかされていくがついに反抗期____!?
ほのぼの美味しいファンタジー。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
表紙・挿絵:深月くるみ様
イラストの無断転用は固くお断りさせて頂いております。
☆マークの話は挿絵入りです。
推理小説家の今日の献立
東 万里央(あずま まりお)
キャラ文芸
永夢(えむ 24)は子どもっぽいことがコンプレックスの、出版社青雲館の小説編集者二年目。ある日大学時代から三年付き合った恋人・悠人に自然消滅を狙った形で振られてしまう。
その後悠人に新たな恋人ができたと知り、傷付いてバーで慣れない酒を飲んでいたのだが、途中質の悪い男にナンパされ絡まれた。危ういところを助けてくれたのは、なんと偶然同じバーで飲んでいた、担当の小説家・湊(みなと 34)。湊は嘔吐し、足取りの覚束ない永夢を連れ帰り、世話してくれた上にベッドに寝かせてくれた。
翌朝、永夢はいい香りで目が覚める。昨夜のことを思い出し、とんでもないことをしたと青ざめるのだが、香りに誘われそろそろとキッチンに向かう。そこでは湊が手作りの豚汁を温め、炊きたてのご飯をよそっていて?
「ちょうどよかった。朝食です。一度誰かに味見してもらいたかったんです」
ある理由から「普通に美味しいご飯」を作って食べたいイケメン小説家と、私生活ポンコツ女性編集者のほのぼのおうちご飯日記&時々恋愛。
.。*゚+.*.。 献立表 ゚+..。*゚+
第一話『豚汁』
第二話『小鮎の天ぷらと二種のかき揚げ』
第三話『みんな大好きなお弁当』
第四話『餡かけチャーハンと焼き餃子』
第五話『コンソメ仕立てのロールキャベツ』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる