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仮題
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「アクセサリーも売ってるんだ」
六人分と言われても、見ていてピンと来たものなんて……
「あ、これ可愛い。葉子さんにどうかな?」と選んだのは、葉子さんがよく身に着けているペンダントに似たブレスレット。
「良いですね」
「こんな選び方でいいのかな?」
「ええ。姫がどのようなものを選ぶのか楽しみです」
そう言われると栗花落のものを選ぶのがいちばん困るかもしれない。
何故か森さんにと選んだのは、葉子さんに選んだものと同じ種類のキーホルダー。
「キーホルダー?」
「身につけ……てるものになるかな?」
「いつもポケットに入れて鍵を持ってますから、身につけるものになると思いますよ」
二人のは決まったが、他の人のものはこのお店には無いと言ってお会計をしてもらう。
ブラブラと歩いていると、明らかに高そうなブランドショップ。
「つ、栗花落さん。予算……」
「気にせずに」
「じゃあ……」
お店に入って指輪を栗花落につけてもらう。
「婚約指輪なら私が用意します」
「じゃなくて!これ、龍が彫られてるの」
「どの指でもいいですか?」
「うん」
サイズを合わせてもらって栗花落は指輪。
小さなピアスは春さん。
そのあと隣のショップで一目惚れしたブレスレットは自分に。
秋穂さんにはベルトや服にもつけられるスタッズ。
何故か炎をイメージしたものと書いてはあるが、火と雷両方使えるのだろうか?
全員分を何とか選び、そろそろ夕食にと連れていかれたのは。制服でいいのだろうか?というようなお店。
栗花落の金銭感覚はかなりおかしいと思う!
六人分と言われても、見ていてピンと来たものなんて……
「あ、これ可愛い。葉子さんにどうかな?」と選んだのは、葉子さんがよく身に着けているペンダントに似たブレスレット。
「良いですね」
「こんな選び方でいいのかな?」
「ええ。姫がどのようなものを選ぶのか楽しみです」
そう言われると栗花落のものを選ぶのがいちばん困るかもしれない。
何故か森さんにと選んだのは、葉子さんに選んだものと同じ種類のキーホルダー。
「キーホルダー?」
「身につけ……てるものになるかな?」
「いつもポケットに入れて鍵を持ってますから、身につけるものになると思いますよ」
二人のは決まったが、他の人のものはこのお店には無いと言ってお会計をしてもらう。
ブラブラと歩いていると、明らかに高そうなブランドショップ。
「つ、栗花落さん。予算……」
「気にせずに」
「じゃあ……」
お店に入って指輪を栗花落につけてもらう。
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「じゃなくて!これ、龍が彫られてるの」
「どの指でもいいですか?」
「うん」
サイズを合わせてもらって栗花落は指輪。
小さなピアスは春さん。
そのあと隣のショップで一目惚れしたブレスレットは自分に。
秋穂さんにはベルトや服にもつけられるスタッズ。
何故か炎をイメージしたものと書いてはあるが、火と雷両方使えるのだろうか?
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