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変化

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帰宅してからお昼の出来事を葉子さんに言うと「良かったです。占いが当たって」と喜んでくれるが、「テレビの占いも当たるんだ」と言うと、「私、占い得意なんです」と言われビックリする。

夕方までテスト勉強するからと部屋にこもり、昨日できなかった分まで頑張るが、お腹は正直で時間になるとくぅーっと鳴ってしまう。

どれだけ健康なんだ私!

「葉子さーん、夕飯は何?」

「今日はカレーです。それと水菜サラダ。たまにはカレーもいいのでは無いかと思いまして」

「カレー好きだよ。シチューも好きだし。後は……そうだ。今度みんなが揃ったらお鍋とかどう?」

「良いですね!醤油と味噌、どちらが好きですか?」

「んー、どっちも好きだけど、雑炊とかラーメンなら醤油。味噌ならうどんだったかな家では」

「お二人にも聞いてみますね」

「春さんはエビって言いそうだから醤油かな?」とカレーを頬張る。

栗花落さんは……味噌のイメージがない!

「葉子さん、二人は今夜遅いのかな」

「栗花落様は会社の方へ。春様は大学の方に寄ってから帰宅されると。なのでそろそろ春様は帰宅されるかと」

「夕食でみんな揃うの中々ないのかな」

「栗花落様はなるべくご一緒にと言われてましたが、今は忙しいみたいで」

「仕方ないよね」

食べながら今日のことを話していると、「飯」と春が帰宅。

すぐに用意され、おかわりをした自分をじっと見られる。

「太るぞ?」

「育ち盛りなの!」

「ま、俺としては太ってもらっても構わんが」

「それは嫌。あ、土日はバイト行くんだけど、夜でもジムって使えるのかな?」

「ああ、ここの設備のか。22時までだったかな」と葉子さんを見ている。

「朝は8時から。夜は22時までで、シャワールームは22時半までです。予約されますか?」

「明日学校終わってから行こうかな」

「テストが終わってからでいいだろう?」

「今まで歩きだったから運動不足解消に!気分転換にもなるし」

「運動して飯食ったら同じじゃないか?」

「そっか!でも食べた後だとお腹痛くなりそう」

「小学生か!」

「時間悩むなぁ」

少し待っていてと言われ、「明日なら四時半が空いているそうです。今週の土日は混み合うと」

「じゃあ、明日試しに四時半に行ってみる」

楽しみが増えた!

ご馳走様と言ってからお風呂の用意をして洗面所に行こうとしたら、「姫、骨は?」と聞かれたので、「出てないけど……」と言うと、「出たら教えてくれ」とだけ言われる。

その前にもう出てこないで欲しいのだが。


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