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目と目
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移動しませんか?と言われたので、カップケーキが倒れないように鞄に入れ、後ろを着いていくと駐車場。
「大丈夫ですよ。免許はあります。この車が嫌なら送り迎えは普通の車にしますが」
「そうしてください!」
真っ赤なスポーツカーで校門前まで来られたら目立って仕方ない。
というか、送り迎え決定……
車に乗ると一度家に送ると言われ、荷物を置いてきて欲しいと言われたので、走って玄関の棚において速攻車に戻る。
「そこまで急がなくてもいいのに」
「目立つんです!」
楽に話しましょうよ。とまた言われたので、「私も癖みたいなもの……でもないけど、ほんとに早く出して。近所の人に見られたら……」と助手席から見える範囲でキョロキョロとしてしまう。
くすくすと笑い声が聞こえたが、「何時頃まで大丈夫ですか?」と聞かれたので、遅くても21時には帰りたいと言っておく。
昔から遊びに行く時は遅くても21時までに帰宅するようにと言われており、バイトの日は閉店の20時までなので、帰宅が21時を回ることはない。
「じゃあ、夕食を一緒にとれますね。ちょっとしたデートみたいな……」
「お話だけだからデートでは無いんじゃ……」
「大丈夫ですよ。免許はあります。この車が嫌なら送り迎えは普通の車にしますが」
「そうしてください!」
真っ赤なスポーツカーで校門前まで来られたら目立って仕方ない。
というか、送り迎え決定……
車に乗ると一度家に送ると言われ、荷物を置いてきて欲しいと言われたので、走って玄関の棚において速攻車に戻る。
「そこまで急がなくてもいいのに」
「目立つんです!」
楽に話しましょうよ。とまた言われたので、「私も癖みたいなもの……でもないけど、ほんとに早く出して。近所の人に見られたら……」と助手席から見える範囲でキョロキョロとしてしまう。
くすくすと笑い声が聞こえたが、「何時頃まで大丈夫ですか?」と聞かれたので、遅くても21時には帰りたいと言っておく。
昔から遊びに行く時は遅くても21時までに帰宅するようにと言われており、バイトの日は閉店の20時までなので、帰宅が21時を回ることはない。
「じゃあ、夕食を一緒にとれますね。ちょっとしたデートみたいな……」
「お話だけだからデートでは無いんじゃ……」
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