転生した高校生ののんびりライフ〜異世界に来たけど、勇者とか英雄とか興味ないです

2、異世界に

　気づいたら、俺は草木の近くにいた。街とか村が近くにあるかはわからない。まあ、近くを見た感じ、強力な魔物はいなそうだし、とりあえず、ステータスを見ておこう。

『ステータスオープン』

　そう唱えると、青くて透明な板が目の前に現れた。ラノベ小説通りだ。

【名前】ゲンジ＝スズキ
【年齢】17
【体力】880/880
【魔力】50000/50000
【SP】400
【職業】テイマー　短剣士
【称号】短剣マスター
【スキル】言語堪能　SP5倍

※体力、魔力ともに右が最大値



　うーん、よくわからん。詳細を見てみよう。


言語堪能・・・全ての言語について、話す、書く、読むことが可能

SP5倍・・・魔物を倒した際に得られるSPが通常の人の5倍になる

短剣マスター・・・短剣を極めたものにあたれられる。短剣についていえば、最強

　なるほど。おそらく、かなり便利なスキルと称号を手に入れたのだろう。神様がくれるといっていたギフトとは恐らく、このこと（スキルと称号）なのだろう。本当にありがたい。

　神様が話していたのだが、一般的な大人の男性の平均として、体力も魔力も1000くらいらしい。うん。魔力については、最強すぎるのだろう。それに、体力は衰えることがあっても、魔力は成長し続けるらしい。体力は鍛えればあがるんだし、いいだろう。

　しかし、これから何をしたらいいのだろうか。街には行きたいのだが、変な方向に行って危険な地域に行ってしまったら最悪だ。
　暇だし、魔法を試してみるか。魔法とは、【水・土・火・風・無】の5つだ。


　取り敢えず、水魔法から試してみよう。


　『ウォーターボール』

　そう唱えると、巨大な水のたまが出てきた。それを、動かしてって、みすったー。制御が難しい。

　そのまんま、空中に浮かんでいた巨大なウォーターボールは地面に物凄いスピードでおちた。大きな衝撃が地面を走る。地震を体験しているみたいだ。

　俺は、巨大なウォーターボールの制御に失敗した。


　まあ、あとから考えると制御に失敗したことは幸運だったのだろう。





【作者より】
今回は短めです。
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