もふもふの銀猫は公爵令嬢に恋をする

公爵令嬢シャルルは魔法学校に通っている。美形でタラシの王太子と婚約したばかりに、嫉妬に狂う令嬢たちから嫌がらせを受けることに。親同士が決めた婚約で、シャルルは王太子妃になりたいとは思っていない。しかし、王太子は婚約破棄もしてくれない。困っていると、同級生サファーロがシャルルを助けてくれた。サファーロは優しくて、なぜか懐かしい感じがした。実は、サファーロとシャルルは前世でも知り合いで、前世の日本でサファーロはずっとシャルルに片思いしていた。しかし、サファーロは辺境伯爵の次男。家督も継げないし、シャルルとは立場が釣り合わないと思っている。今世での2人の恋の行方は…? 序盤はかわいそうな感じなのですが、狐の和み亭あたりからコメディ路線になる予定です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,832 位 / 193,832件 恋愛 58,549 位 / 58,549件

あなたにおすすめの小説

逃した番は他国に嫁ぐ

基本二度寝
恋愛
「番が現れたら、婚約を解消してほしい」 婚約者との茶会。 和やかな会話が落ち着いた所で、改まって座を正した王太子ヴェロージオは婚約者の公爵令嬢グリシアにそう願った。 獣人の血が交じるこの国で、番というものの存在の大きさは誰しも理解している。 だから、グリシアも頷いた。 「はい。わかりました。お互いどちらかが番と出会えたら円満に婚約解消をしましょう!」 グリシアに答えに満足したはずなのだが、ヴェロージオの心に沸き上がる感情。 こちらの希望を受け入れられたはずのに…、何故か、もやっとした気持ちになった。

【完結】捨てられ正妃は思い出す。

なか
恋愛
「お前に食指が動くことはない、後はしみったれた余生でも過ごしてくれ」    そんな言葉を最後に婚約者のランドルフ・ファルムンド王子はデイジー・ルドウィンを捨ててしまう。  人生の全てをかけて愛してくれていた彼女をあっさりと。  正妃教育のため幼き頃より人生を捧げて生きていた彼女に味方はおらず、学園ではいじめられ、再び愛した男性にも「遊びだった」と同じように捨てられてしまう。  人生に楽しみも、生きる気力も失った彼女は自分の意志で…自死を選んだ。  再び意識を取り戻すと見知った光景と聞き覚えのある言葉の数々。  デイジーは確信をした、これは二度目の人生なのだと。  確信したと同時に再びあの酷い日々を過ごす事になる事に絶望した、そんなデイジーを変えたのは他でもなく、前世での彼女自身の願いであった。 ––次の人生は後悔もない、幸福な日々を––  他でもない、自分自身の願いを叶えるために彼女は二度目の人生を立ち上がる。  前のような弱気な生き方を捨てて、怒りに滾って奮い立つ彼女はこのくそったれな人生を生きていく事を決めた。  彼女に起きた心境の変化、それによって起こる小さな波紋はやがて波となり…この王国でさえ変える大きな波となる。  

別れてくれない夫は、私を愛していない

abang
恋愛
「私と別れて下さい」 「嫌だ、君と別れる気はない」 誕生パーティー、結婚記念日、大切な約束の日まで…… 彼の大切な幼馴染の「セレン」はいつも彼を連れ去ってしまう。 「ごめん、セレンが怪我をしたらしい」 「セレンが熱が出たと……」 そんなに大切ならば、彼女を妻にすれば良かったのでは? ふと過ぎったその考えに私の妻としての限界に気付いた。 その日から始まる、私を愛さない夫と愛してるからこそ限界な妻の離婚攻防戦。 「あなた、お願いだから別れて頂戴」 「絶対に、別れない」

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

私を顧みず幼馴染ばかり気にかける旦那と離婚して残りの人生自由に行きます

ララ
恋愛
夫と結婚してもう5年経つ。 私は子爵家の次女。 夫は男爵家の嫡男。 身分的には私が上だけれど下位貴族なのであまりそこは関係ない。 夫には幼馴染がいる。 彼女は没落した貴族の娘。 いつだって彼女を優先する。 結婚当初からちょくちょく相談を夫に持ちかけたり呼び出しがあったり‥‥。 最初は彼女も大変だろうから行ってあげて、と送り出していたがあまりに多い呼び出しや相談に不快感は増すばかり。 4話完結のショートショートです。 深夜テンションで書き上げました。

もう離婚してください!

キムラましゅろう
恋愛
わたしの旦那は誉れ高き王宮精霊騎士。 優しくて甘ったれで、わたしの事が大好きな旦那。 でも旦那には遠征地ごとに妻と子どもがいるのだ。 旦那はわたしが本妻だというけれど、 ハッキリ言ってもうウンザリ。 こんな好色旦那、とっとと捨てて、新しい人生を送ってやる! だけど何故かなかなか上手くいかない……なんでやねん! ※クルシオ王国カンサイ州出身の妻が時々カンサイ州語を炸裂させます。 超ゆるゆる設定。 非リアリティ主義のお話です。 細かいツッコミは勘弁していただけると助かります。 性描写はありませんが、 性的な表現、そしてワードが出てきます。 苦手な方は回れ右をお薦めいたします。 そしてイライラ系旦那が出て来ます。 血圧が上がるのを避けたい方も 回れ右をお願いいたします。 小説家になろうさんの方では別バージョンのラストで投稿しております。

政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~

つくも茄子
恋愛
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。 政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。 他サイトにも公開中。

「お前を妻だと思ったことはない」と言ってくる旦那様と離婚した私は、幼馴染の侯爵から溺愛されています。

木山楽斗
恋愛
第二王女のエリームは、かつて王家と敵対していたオルバディオン公爵家に嫁がされた。 因縁を解消するための結婚であったが、現当主であるジグールは彼女のことを冷遇した。長きに渡る因縁は、簡単に解消できるものではなかったのである。 そんな暮らしは、エリームにとって息苦しいものだった。それを重く見た彼女の兄アルベルドと幼馴染カルディアスは、二人の結婚を解消させることを決意する。 彼らの働きかけによって、エリームは苦しい生活から解放されるのだった。 晴れて自由の身になったエリームに、一人の男性が婚約を申し込んできた。 それは、彼女の幼馴染であるカルディアスである。彼は以前からエリームに好意を寄せていたようなのだ。 幼い頃から彼の人となりを知っているエリームは、喜んでその婚約を受け入れた。二人は、晴れて夫婦となったのである。 二度目の結婚を果たしたエリームは、以前とは異なる生活を送っていた。 カルディアスは以前の夫とは違い、彼女のことを愛して尊重してくれたのである。 こうして、エリームは幸せな生活を送るのだった。