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コロコロコロリン♪
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ある晴れた日。ルカとカイルが森を歩いていると、小径の真ん中に赤く色づいた美味しそうなリンゴが落ちていました。
リンゴは人の気配を感じると、ひとりでにコロコロと回転しながら道を進んでゆきました。
リンゴが何処へ行くのか、なんとなく気になってしまったルカとカイルは、リンゴに誘われるように森の奥へとついていってしまいました。
コロコロ コロコロ 丸いリンゴは小径を抜け、小川の橋を渡り、草原を抜けると、赤い鳥に変身し、崖の下の花畑へ飛び立つと、たくさんの赤い小鳥たちと花の蜜を吸いはじめました。
鮮やかな赤い花に赤い鳥が羽ばたき、きらきら輝くように綺麗です。
花の蜜で満腹になった赤い小鳥たちは、花畑でコロコロ寝転んだり、リンゴの姿になって転がっています。
近くに火山があるせいか、地熱があり地面が温かいようです。
小鳥たちが気持ちよさそうに昼寝しているので、つい、ルカとカイルも小鳥と同じように花の蜜を吸って、コロンと花畑で寝転んで、そのまま眠ってしまいました。
目が覚めると、ルカとカイルの周りにはたくさんの赤い小鳥やリンゴがくっついていて、小鳥団子の中央にいました。
寝言を言う小鳥や、羽をパタパタさせてノリ突っ込みしてる小鳥、寝返りをうつ小鳥などがいて、その仕草の可愛さに、つい笑ってしまうふたりでした。
そんな和やかムードの 最中、
バッ!!
と、投網が放たれました。
小鳥たちと一緒にルカとカイルも網の中に捕らえられてしまいました。
『美味しそうな小鳥たちだ。フライドチキンにしてやるぜ!』
「「「ええ~~~っ!!」」」
大きなイノブタのような姿の魔物は、楽しそうに大鍋とコンロをセットして油を注ぎはじめました。
「そうはいかないわ! あなたは小鳥さんと一緒にフォークダンスを踊って仲良くなるのよ!」←なぜ?
ルカは投網を破って脱出すると、イノブタ魔物さんに魔法をかけました。
♪チャンチャカチャン、チャンチャカチャン、ハァ~♪
イノブタ魔物さんは頭に手拭いを巻き、どじょうすくいを始めました。どじょうすくいおじさんメイクもばっちりでノリノリの踊りっぷりです。
「ルカちゃん…これはもしかしてフォークダンスではなくて、安〇節というどじょうすくいの曲では…」
「よく知ってたわね」
「いや~、ここは突っ込んどいたほうがいいところじゃないかと」
しばし、どじょうすくいに見とれてしまう小鳥たちとルカたち。
花畑にはいまいち似合わない光景が繰り広げられています。
「これはこれでよかったんじゃないかと思うのだけど、魔法をかけ直してみるわ!」
どじょうすくいにハマってノリノリのイノブタ魔物さんに再度魔法がかけられました!
♪チャンチャチャン、チャンチャチャン、チャンチャチャチャチャンチャチャン、ハァ~、踊りお~どるな~ら、ちょいと東京〇頭、ヨイヨイ♪
「ルカちゃん、これは東〇音頭なのでは?」
「フォークダンスって、どんな曲だっけ? ^^;」
ルカがフォークダンスの曲を思い出せないでいるうちに、だいたい何でフォークダンスを踊らせようと思ったんだと考えてるうちに、楽しそうなイノブタ魔物さんと一緒に小鳥たちも踊り始めました。
東京〇頭の陽気な音楽が、泉の森にも流れてゆきます。
お祭り好きな森の動物たちや妖怪たちがなんだなんだとやってきて音楽に合わせて踊りだし、いつの間にか串焼きや焼きトウモロコシ、わたがしなどの屋台が並び始めました。
あっという間に、盆踊り会場みたいになっていました。
「この間のマラソン大会も突然だったけど、今回の盆踊りも突然始まったな」
「泉の森の住人の素早い対応力はすごいな」
「君、踊り方バッチリじゃないか!」
「こんなこともあろうかと日々練習を」
ささいな日常を誉めあってしまう森の住人たち。
『こんなに可愛い小鳥ちゃんをフライドチキンにしようとしてたなんて、俺どうかしてたよ』
と、屋台の串焼きをほおばりながら反省している?イノブタ魔物さん。
「お肉食べながら言っても、説得力ないね~」
小鳥ちゃんたちは呆れながらも、イノブタ魔物さんとなんとなく仲良くなったようです。
ルカは、屋台にはたこ焼きとたい焼きがないと!と言って、みんなにたこ焼きとたい焼きを焼いて配ったのでした。
リンゴは人の気配を感じると、ひとりでにコロコロと回転しながら道を進んでゆきました。
リンゴが何処へ行くのか、なんとなく気になってしまったルカとカイルは、リンゴに誘われるように森の奥へとついていってしまいました。
コロコロ コロコロ 丸いリンゴは小径を抜け、小川の橋を渡り、草原を抜けると、赤い鳥に変身し、崖の下の花畑へ飛び立つと、たくさんの赤い小鳥たちと花の蜜を吸いはじめました。
鮮やかな赤い花に赤い鳥が羽ばたき、きらきら輝くように綺麗です。
花の蜜で満腹になった赤い小鳥たちは、花畑でコロコロ寝転んだり、リンゴの姿になって転がっています。
近くに火山があるせいか、地熱があり地面が温かいようです。
小鳥たちが気持ちよさそうに昼寝しているので、つい、ルカとカイルも小鳥と同じように花の蜜を吸って、コロンと花畑で寝転んで、そのまま眠ってしまいました。
目が覚めると、ルカとカイルの周りにはたくさんの赤い小鳥やリンゴがくっついていて、小鳥団子の中央にいました。
寝言を言う小鳥や、羽をパタパタさせてノリ突っ込みしてる小鳥、寝返りをうつ小鳥などがいて、その仕草の可愛さに、つい笑ってしまうふたりでした。
そんな和やかムードの 最中、
バッ!!
と、投網が放たれました。
小鳥たちと一緒にルカとカイルも網の中に捕らえられてしまいました。
『美味しそうな小鳥たちだ。フライドチキンにしてやるぜ!』
「「「ええ~~~っ!!」」」
大きなイノブタのような姿の魔物は、楽しそうに大鍋とコンロをセットして油を注ぎはじめました。
「そうはいかないわ! あなたは小鳥さんと一緒にフォークダンスを踊って仲良くなるのよ!」←なぜ?
ルカは投網を破って脱出すると、イノブタ魔物さんに魔法をかけました。
♪チャンチャカチャン、チャンチャカチャン、ハァ~♪
イノブタ魔物さんは頭に手拭いを巻き、どじょうすくいを始めました。どじょうすくいおじさんメイクもばっちりでノリノリの踊りっぷりです。
「ルカちゃん…これはもしかしてフォークダンスではなくて、安〇節というどじょうすくいの曲では…」
「よく知ってたわね」
「いや~、ここは突っ込んどいたほうがいいところじゃないかと」
しばし、どじょうすくいに見とれてしまう小鳥たちとルカたち。
花畑にはいまいち似合わない光景が繰り広げられています。
「これはこれでよかったんじゃないかと思うのだけど、魔法をかけ直してみるわ!」
どじょうすくいにハマってノリノリのイノブタ魔物さんに再度魔法がかけられました!
♪チャンチャチャン、チャンチャチャン、チャンチャチャチャチャンチャチャン、ハァ~、踊りお~どるな~ら、ちょいと東京〇頭、ヨイヨイ♪
「ルカちゃん、これは東〇音頭なのでは?」
「フォークダンスって、どんな曲だっけ? ^^;」
ルカがフォークダンスの曲を思い出せないでいるうちに、だいたい何でフォークダンスを踊らせようと思ったんだと考えてるうちに、楽しそうなイノブタ魔物さんと一緒に小鳥たちも踊り始めました。
東京〇頭の陽気な音楽が、泉の森にも流れてゆきます。
お祭り好きな森の動物たちや妖怪たちがなんだなんだとやってきて音楽に合わせて踊りだし、いつの間にか串焼きや焼きトウモロコシ、わたがしなどの屋台が並び始めました。
あっという間に、盆踊り会場みたいになっていました。
「この間のマラソン大会も突然だったけど、今回の盆踊りも突然始まったな」
「泉の森の住人の素早い対応力はすごいな」
「君、踊り方バッチリじゃないか!」
「こんなこともあろうかと日々練習を」
ささいな日常を誉めあってしまう森の住人たち。
『こんなに可愛い小鳥ちゃんをフライドチキンにしようとしてたなんて、俺どうかしてたよ』
と、屋台の串焼きをほおばりながら反省している?イノブタ魔物さん。
「お肉食べながら言っても、説得力ないね~」
小鳥ちゃんたちは呆れながらも、イノブタ魔物さんとなんとなく仲良くなったようです。
ルカは、屋台にはたこ焼きとたい焼きがないと!と言って、みんなにたこ焼きとたい焼きを焼いて配ったのでした。
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