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二章 共に逝きる
第二十三話 命懸けの手合わせ
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~屋敷 ラルカの部屋~
一定のリズムを刻む時計…微かに聞こえる雨音。気怠げな昼下がりにラルカは目を覚ました。いつの間にか屋敷に戻り眠っていたようだった。静かについた溜息が辺りの空気を重くさせた
ラルカ「ずっと寝てたんだ…目…痛いな」
まだ幼く精神的にも未熟な少女には自分の中で蠢いている感情が何か理解出来なかった
ラルカ「今日雨なんだ…お二人が訪ねて来ないなんて珍しいな…それとも気付かなかったのかな?」
朝になるとフィロがラルカのことを起こしに来るかフシールが遊びに来る為、気が付けばラルカの部屋に集まってから屋敷での日常が始まる様になっていた
~屋敷 廊下~
支度を終えて二人を探していたものの屋敷内に二人の姿は見当たらなかった
ラルカ「自室も談話室も中庭も…お二人共一体どこに…お兄様だけなら…あそこにいるかな?」
~屋敷 道場前~
別館への渡り廊下を過ぎ更に奥へと進んでいく。雨の中濡れた芝生の上を暫く歩いていると、耳の奥を突き刺し抉るかの様な冷たい音が突如響き渡った
フシール「見えないように気を付けたんだけど…よく防げたね」
フィロ「拳銃ねぇ…どこに隠し持ってたんだ?」
フシール「さぁ…でもあのスピードでバレるなんて、もう少し小さいやつにした方が良かったかなぁ」
フィロ「サイレントにはしなかったんだな。残りの弾数は四…いや三ってとこか」
フシール「コルト・シングル・アクションアーミー…通称ピースメーカー。…ご名答だよフィロ兄」
装填数を確認しながら呟くとホルダーから別の銃を取り出した。一瞬で空気が凍る…刀と拳銃…お互いが武器を構え牽制するように睨み合っていた
フィロ「あの時の軍用拳銃だったのか。一発が重いのも納得だな」
フシール「刃こぼれ大丈夫~?」
フィロ「自分の心配しなくていいのか?新しく装填する為の弾はねぇだろ。銃を入れ替えたってことはさっきより火力も落ちるんじゃねぇの?」
フシール「ただのハンデだよ!w…もうお喋りは終わりでいい?」
フィロ「あぁ。良い休憩にはなったんじゃねぇか?」
フシール「それじゃあ再開だよ。綺麗な花咲かせてみせてね?」
フィロ「俺に当ててから言え」
フシールが飛び退きながら引き金を引くと最低限の動きのみを選択し、避けた瞬間にフィロはフシール目掛けて走り出した。瞬く間に間合いを詰め刀を振り下ろすが蹴り上げられ宙を舞った
フシール「本気で斬りに来るじゃん…!」
フィロ「お前こそ確実に心臓狙ってただろ?それくらい弾丸の軌道で分かるぞ」
フシール「あれ?そんな急いで走らなくても~…刀取りに行かせるわけなくない?」
方向転換したフィロ目掛けて絶え間なく撃ち込まれる弾丸を小刀で弾きながら落ちた刀の方へ走っていた
フィロ「無駄に遠回りさせやがって…」
フシール「ちょこまか動かないでよ。ネズミみたいw」
側に生えていた木を蹴り上げフシールが頭上から仕掛ける。転がり避けたフィロがフシールに向け何かを投げた後落ちていた刀を手にしながら立ち上がった
フィロ「ようやく回収出来た…」
フシール「つぅ…!クナイ…どこに仕込んでたの…?」
片膝を付きながらフシールは右手を抑え顔を歪める。手の甲から深く突き刺さり黒い刃が掌まで貫通していた
フシール「アンタは忍者か…」
フィロ「大きい動きばっかりしてるからスキが出来るんだろ?さぁ、これで右手は使えない。どう動く?」
フシール「ほざいてろ、左でも拳銃くらい使える。それにそっちこそ最小限の動きばっかりだから凡ミス増えるんじゃないの~?w掠ってるの見逃してないからね?」
フシールはフィロから一定の距離を保ったまま、弧を描く様に走りだした。手に持っていた銃は先刻の攻撃の際に投げてしまった為、すぐに取り出せるのはホルダーにしまった最初の銃だけだった。足元へわざと当てないように一発撃ち込まれる
フィロ「錯乱でもさせたいのか?」
フシール「まさかw」
フィロに向かって撃ち込まれた弾丸を避ける様に右にズレる…瞬間弾丸はフィロの目の前へ来ていた
キンッ!
フィロ「っ!一発目の死角にあったのか…」
フシール「咄嗟に弾道を逸らした…動体視力じゃ勝てないね。でも綺麗なお顔に傷はついちゃったか~w」
フィロ「構わねぇよ。三発…今ので装填されてるのは全部だろ?」
フシール「ンフフッ…あ~たりっ!」
不敵な笑みを浮かべフシールが走っていた軌道を変えてフィロへと一直線に走り出す。瞬きする間もないまま間合いは詰められた。そして手に持っていた拳銃を地へ捨てた
フィロ「…は?」
フシール「余所見厳禁」
右手に刺さったままだったクナイを抜くとフシールはフィロの首目掛けて一気に振る
ザッ…ズシャ!
一秒にも満たない、だけど確かに反応は遅れ首を刃が掠り血が流れる。それとほぼ同刻…フィロはフシールの肩目掛け刃を振り下ろしていた
ラルカ「そこまでです。お二人共…手合わせで死にたいんですか?」
二人が手に持っていた武器は糸に絡められ木に吊るされた
フシール「え…?ラルカ…ちゃん…って!そんなとこいたら濡れちゃうよ!?」
フィロ「集中してて気付かなかった…いつから見てたの?」
ラルカ「体感五秒ですけどここに来てから最低でも十分以上は経ってますね」
フシール「声かけてくれればよかったのに」
ラルカ「かけたところで届かないでしょう?」
お互いが殺気を解いた瞬間力が抜けたように二人はその場に座り込んだ
フィロ「疲れたぁ…四方八方動き回りやがって…」
フシール「あ~ぁ…最後の一撃は自身あったんだけど結局避けられちゃった」
フィロ「落ちていく銃に気を取られて硬直したから反応遅れたな…」
ラルカ「あれ以上反応が遅れて避けきれてなかったら今頃お兄様はここに居ませんからね?」
フィロ「そうだな…流石に血を流し過ぎた。ラルカ、手当て頼めるか?」
フシール「私もお願い」
絶えず二人から流れ続ける血液は雨と混ざり流れていく
ラルカ「構いませんけど…なんでお二人は手合わせで命を懸けてるんですか」
フィロ&フシール「[フィロorフシール]相手じゃないと本気で殺りあえないから」
見た目は似ているものの性格こそ真逆な兄妹。しかしお互いの考えは同じなのか二人の返答は一言一句違わずに揃った
フシール「取り敢えず屋敷の中に戻ろっか、お風呂入りた~い!不愉快だから汗流したいわ」
フィロ「ラルカ、ちゃんと傘差しな。風邪ひくから濡れないようにな?」
ラルカ「心配してくれるのはありがたいですけど既に雨に濡れているお二人に言われても説得力がありませんね」
三人が歩いた後の地面には血の混じる雨水が滴り真紅の花が咲き乱れる。血の匂いは雨と風にかき消されどんよりとした時間だけが過ぎていった…不穏な空気が徐々に屋敷を包む。夕方には雨は上がったが光が届く事はない。今夜は【新月】…誰かの思惑が闇に溶け込んでいく
(*ᴗ ᴗ)⁾⁾読んでくださってる方こんばんは(こんにちは?)
作者の叶彩です⸜( ˙꒳˙ )⸝
今回始めて挿絵挿入してみたけどどうですかねぇ…
文字有り無しともにTwitterにあげてますので良かったら~
最近更新頻度遅くてホントごめんなさい( ;; )
次から更に遅くなるかもです…一週間に一話は更新できるように頑張りますのでどうか暖かい目で見守ってください
一定のリズムを刻む時計…微かに聞こえる雨音。気怠げな昼下がりにラルカは目を覚ました。いつの間にか屋敷に戻り眠っていたようだった。静かについた溜息が辺りの空気を重くさせた
ラルカ「ずっと寝てたんだ…目…痛いな」
まだ幼く精神的にも未熟な少女には自分の中で蠢いている感情が何か理解出来なかった
ラルカ「今日雨なんだ…お二人が訪ねて来ないなんて珍しいな…それとも気付かなかったのかな?」
朝になるとフィロがラルカのことを起こしに来るかフシールが遊びに来る為、気が付けばラルカの部屋に集まってから屋敷での日常が始まる様になっていた
~屋敷 廊下~
支度を終えて二人を探していたものの屋敷内に二人の姿は見当たらなかった
ラルカ「自室も談話室も中庭も…お二人共一体どこに…お兄様だけなら…あそこにいるかな?」
~屋敷 道場前~
別館への渡り廊下を過ぎ更に奥へと進んでいく。雨の中濡れた芝生の上を暫く歩いていると、耳の奥を突き刺し抉るかの様な冷たい音が突如響き渡った
フシール「見えないように気を付けたんだけど…よく防げたね」
フィロ「拳銃ねぇ…どこに隠し持ってたんだ?」
フシール「さぁ…でもあのスピードでバレるなんて、もう少し小さいやつにした方が良かったかなぁ」
フィロ「サイレントにはしなかったんだな。残りの弾数は四…いや三ってとこか」
フシール「コルト・シングル・アクションアーミー…通称ピースメーカー。…ご名答だよフィロ兄」
装填数を確認しながら呟くとホルダーから別の銃を取り出した。一瞬で空気が凍る…刀と拳銃…お互いが武器を構え牽制するように睨み合っていた
フィロ「あの時の軍用拳銃だったのか。一発が重いのも納得だな」
フシール「刃こぼれ大丈夫~?」
フィロ「自分の心配しなくていいのか?新しく装填する為の弾はねぇだろ。銃を入れ替えたってことはさっきより火力も落ちるんじゃねぇの?」
フシール「ただのハンデだよ!w…もうお喋りは終わりでいい?」
フィロ「あぁ。良い休憩にはなったんじゃねぇか?」
フシール「それじゃあ再開だよ。綺麗な花咲かせてみせてね?」
フィロ「俺に当ててから言え」
フシールが飛び退きながら引き金を引くと最低限の動きのみを選択し、避けた瞬間にフィロはフシール目掛けて走り出した。瞬く間に間合いを詰め刀を振り下ろすが蹴り上げられ宙を舞った
フシール「本気で斬りに来るじゃん…!」
フィロ「お前こそ確実に心臓狙ってただろ?それくらい弾丸の軌道で分かるぞ」
フシール「あれ?そんな急いで走らなくても~…刀取りに行かせるわけなくない?」
方向転換したフィロ目掛けて絶え間なく撃ち込まれる弾丸を小刀で弾きながら落ちた刀の方へ走っていた
フィロ「無駄に遠回りさせやがって…」
フシール「ちょこまか動かないでよ。ネズミみたいw」
側に生えていた木を蹴り上げフシールが頭上から仕掛ける。転がり避けたフィロがフシールに向け何かを投げた後落ちていた刀を手にしながら立ち上がった
フィロ「ようやく回収出来た…」
フシール「つぅ…!クナイ…どこに仕込んでたの…?」
片膝を付きながらフシールは右手を抑え顔を歪める。手の甲から深く突き刺さり黒い刃が掌まで貫通していた
フシール「アンタは忍者か…」
フィロ「大きい動きばっかりしてるからスキが出来るんだろ?さぁ、これで右手は使えない。どう動く?」
フシール「ほざいてろ、左でも拳銃くらい使える。それにそっちこそ最小限の動きばっかりだから凡ミス増えるんじゃないの~?w掠ってるの見逃してないからね?」
フシールはフィロから一定の距離を保ったまま、弧を描く様に走りだした。手に持っていた銃は先刻の攻撃の際に投げてしまった為、すぐに取り出せるのはホルダーにしまった最初の銃だけだった。足元へわざと当てないように一発撃ち込まれる
フィロ「錯乱でもさせたいのか?」
フシール「まさかw」
フィロに向かって撃ち込まれた弾丸を避ける様に右にズレる…瞬間弾丸はフィロの目の前へ来ていた
キンッ!
フィロ「っ!一発目の死角にあったのか…」
フシール「咄嗟に弾道を逸らした…動体視力じゃ勝てないね。でも綺麗なお顔に傷はついちゃったか~w」
フィロ「構わねぇよ。三発…今ので装填されてるのは全部だろ?」
フシール「ンフフッ…あ~たりっ!」
不敵な笑みを浮かべフシールが走っていた軌道を変えてフィロへと一直線に走り出す。瞬きする間もないまま間合いは詰められた。そして手に持っていた拳銃を地へ捨てた
フィロ「…は?」
フシール「余所見厳禁」
右手に刺さったままだったクナイを抜くとフシールはフィロの首目掛けて一気に振る
ザッ…ズシャ!
一秒にも満たない、だけど確かに反応は遅れ首を刃が掠り血が流れる。それとほぼ同刻…フィロはフシールの肩目掛け刃を振り下ろしていた
ラルカ「そこまでです。お二人共…手合わせで死にたいんですか?」
二人が手に持っていた武器は糸に絡められ木に吊るされた
フシール「え…?ラルカ…ちゃん…って!そんなとこいたら濡れちゃうよ!?」
フィロ「集中してて気付かなかった…いつから見てたの?」
ラルカ「体感五秒ですけどここに来てから最低でも十分以上は経ってますね」
フシール「声かけてくれればよかったのに」
ラルカ「かけたところで届かないでしょう?」
お互いが殺気を解いた瞬間力が抜けたように二人はその場に座り込んだ
フィロ「疲れたぁ…四方八方動き回りやがって…」
フシール「あ~ぁ…最後の一撃は自身あったんだけど結局避けられちゃった」
フィロ「落ちていく銃に気を取られて硬直したから反応遅れたな…」
ラルカ「あれ以上反応が遅れて避けきれてなかったら今頃お兄様はここに居ませんからね?」
フィロ「そうだな…流石に血を流し過ぎた。ラルカ、手当て頼めるか?」
フシール「私もお願い」
絶えず二人から流れ続ける血液は雨と混ざり流れていく
ラルカ「構いませんけど…なんでお二人は手合わせで命を懸けてるんですか」
フィロ&フシール「[フィロorフシール]相手じゃないと本気で殺りあえないから」
見た目は似ているものの性格こそ真逆な兄妹。しかしお互いの考えは同じなのか二人の返答は一言一句違わずに揃った
フシール「取り敢えず屋敷の中に戻ろっか、お風呂入りた~い!不愉快だから汗流したいわ」
フィロ「ラルカ、ちゃんと傘差しな。風邪ひくから濡れないようにな?」
ラルカ「心配してくれるのはありがたいですけど既に雨に濡れているお二人に言われても説得力がありませんね」
三人が歩いた後の地面には血の混じる雨水が滴り真紅の花が咲き乱れる。血の匂いは雨と風にかき消されどんよりとした時間だけが過ぎていった…不穏な空気が徐々に屋敷を包む。夕方には雨は上がったが光が届く事はない。今夜は【新月】…誰かの思惑が闇に溶け込んでいく
(*ᴗ ᴗ)⁾⁾読んでくださってる方こんばんは(こんにちは?)
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