狂宴〜接待させられる美少年〜

【続編】浴室⑦

「いやぁ、指いれちゃやだぁ…っ！」

空は必死で暴れるが、鷹取に簡単に体を抑え込まれてしまう。

「狭いですね。」

鷹取は孔を広げるように指を動かす。

「やぁ‥っ、んぁ、ァっ、だめ、やめてぇ…っ」

「ふふ、解れて来ました。口とは裏腹に指に吸い付いてきますよ？」

鷹取は指を奥に進めた。

「このあたりでしょうか」

指をクッと曲げ、ある一点を擦った。

「あぁッ！んぁぁ…っ！」

前立腺を擦られ、空はビクビクッと体を痙攣させた。

「素晴らしい…！」

空の反応に感動した鷹取は、そこを何度も指でゴリゴリと擦り上げる。

「あぁんっ！やぁッ、らめ、ぁっ、ぁ、んやぁ！ぅあ、やぁぁッ！」

全身をかけ巡る快感に空は立っていられなくなり、完全に鷹取にもたれ掛かり、ギリギリ意識を保っていた。

「堪らない。もう我慢できません。」

急くように鷹取は指を引き抜くと自身の屹立をそこにあてがう。

「や、やだ！それだけはやめて！入れないで！」

空はパニックになり今まで以上に暴れる。

「大人しくしなさい！」

「いやぁ！やめて！レオ…っ、レオ！」

空は涙を流し、なりふり構わずレオの名前を呼ぶ。

レオの名前を聞き、鷹取がふと手を緩めた隙に、空は鷹取から離れ、浴室の隅に座り込む。

体を丸めて、両手で自分の裸体を隠し、涙を流しながら鷹取を怯えた表情で見る。

「その表情はなんですか。まるで強姦魔を見ているようですね」

「強姦しようとしてるじゃん…！最低…！こんなの…っ、ひどいよ…ぅ、ひっく…もうやだぁ…」

空は嗚咽を漏らし泣きじゃくる。

「…体を拭いたら、部屋でゆっくり休んで下さい」

泣きじゃくる空を見て、鷹取は少し理性を取り戻した様子で言った。

また、助けを求めるように叫んだレオという名に嫉妬の色を覚えてしまった自分への戸惑いもあった。

鷹取はシャワーで泡を流すと、空を一人置いて浴室を出た。