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【続編】2人の日常④
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「レオのバカ!」
空はシャワーを浴び、高校の制服を着直しながらレオに毒づく。
「何がさ?」
「とぼけないでよ。跡付けちゃだめっていつも言ってるのに」
空は首元の跡を見せつけながら膨れ顔をする。
「ふふ、ソラがボクのものだっていう証拠だよ」
「ふふ、じゃないよ。もう…っ」
「ソラはボクの愛の証を拒絶するの?」
レオは子犬のような目をして空を見つめる。
レオは天然でそういう顔をする事がよくあり、その都度、空は言葉を詰まらせてしまう。
「…っ、そういう事じゃなくてさ…」
「じゃあ何?嬉しくないの?」
「う、嬉しいよ…、嬉しいけど…っ」
他の人にキスマークを見られるのが恥ずかしいし、色々と勘ぐられるのが嫌だという空の主張は「ボクだったら見せびらかしたいけどなぁ」というレオの言葉にいつもかき消されていた。
「…はぁ…、もういいよ。僕バイトに行くから」
「あぁ、そっか。もうそんな時間だね。あんなに激しくエッチしたあとで平気なの?」
「…そう思うなら手加減してよ…」
空は顔を赤らめて言った。
そんな空が愛おしく感じたのか、レオは空をぎゅっと抱きしめる。
「寂しくなるよ、ソラ」
「ちょっとバイトに行くだけじゃん。っていうかレオだってバイトでしょ?」
言いながらも、空はレオの背中に手を回しぎゅっと抱きしめ返した。
空はシャワーを浴び、高校の制服を着直しながらレオに毒づく。
「何がさ?」
「とぼけないでよ。跡付けちゃだめっていつも言ってるのに」
空は首元の跡を見せつけながら膨れ顔をする。
「ふふ、ソラがボクのものだっていう証拠だよ」
「ふふ、じゃないよ。もう…っ」
「ソラはボクの愛の証を拒絶するの?」
レオは子犬のような目をして空を見つめる。
レオは天然でそういう顔をする事がよくあり、その都度、空は言葉を詰まらせてしまう。
「…っ、そういう事じゃなくてさ…」
「じゃあ何?嬉しくないの?」
「う、嬉しいよ…、嬉しいけど…っ」
他の人にキスマークを見られるのが恥ずかしいし、色々と勘ぐられるのが嫌だという空の主張は「ボクだったら見せびらかしたいけどなぁ」というレオの言葉にいつもかき消されていた。
「…はぁ…、もういいよ。僕バイトに行くから」
「あぁ、そっか。もうそんな時間だね。あんなに激しくエッチしたあとで平気なの?」
「…そう思うなら手加減してよ…」
空は顔を赤らめて言った。
そんな空が愛おしく感じたのか、レオは空をぎゅっと抱きしめる。
「寂しくなるよ、ソラ」
「ちょっとバイトに行くだけじゃん。っていうかレオだってバイトでしょ?」
言いながらも、空はレオの背中に手を回しぎゅっと抱きしめ返した。
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