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空くんの家出⑬
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side 空
※視点がコロコロ変わってスイマセン。
この状況…どうしたらいいの?
リビングでひよしさんとかなてぃが僕を挟んで睨み合っているこの状況。
空気重い…。
でも下手に発言しないほうがいい気がするから、とりあえず下を向いて時間が過ぎるのを待つしかないかなぁ…。
「吉井、お前も知ってる通り、俺と空は付き合ってる。お前が空の事を好きなことはわかってるが、こればっかりは譲る事はできないからな?」
ひよしさん、とうとうビールを飲み始めた…。
「そんなことは承知の上で言ってるんです。俺は結城の事が好きでもう気持ちが抑えられないんです!どうしたらいいかわからないんです!」
「青春かよ」
「茶化さないでください!本気なんですから!」
「ま、まぁ2人とも…険悪になるのは辞めようよ…」
どんどん重くなる雰囲気に思わず口を出してしまった。
ひよしさんはビールを一気飲みすると、僕の方を向いた。
そして僕の手を引っ張ると背中越しに僕を抱きしめる。
「吉井、悪いけど空は渡せない。俺は空が全てなんだ。」
ひよしさんの言葉に不覚にもキュンとしてしまう。
※視点がコロコロ変わってスイマセン。
この状況…どうしたらいいの?
リビングでひよしさんとかなてぃが僕を挟んで睨み合っているこの状況。
空気重い…。
でも下手に発言しないほうがいい気がするから、とりあえず下を向いて時間が過ぎるのを待つしかないかなぁ…。
「吉井、お前も知ってる通り、俺と空は付き合ってる。お前が空の事を好きなことはわかってるが、こればっかりは譲る事はできないからな?」
ひよしさん、とうとうビールを飲み始めた…。
「そんなことは承知の上で言ってるんです。俺は結城の事が好きでもう気持ちが抑えられないんです!どうしたらいいかわからないんです!」
「青春かよ」
「茶化さないでください!本気なんですから!」
「ま、まぁ2人とも…険悪になるのは辞めようよ…」
どんどん重くなる雰囲気に思わず口を出してしまった。
ひよしさんはビールを一気飲みすると、僕の方を向いた。
そして僕の手を引っ張ると背中越しに僕を抱きしめる。
「吉井、悪いけど空は渡せない。俺は空が全てなんだ。」
ひよしさんの言葉に不覚にもキュンとしてしまう。
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