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(特別企画)ウインクの日
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「ねぇ、ひよしさん、今日ってウインクの日なんだって」
「へー。なんでだ?」
「なんかね、10/11の10と11を横にするとウインクに見えるかららしいよ」
「見えるかぁ?考えた人は想像力逞しいな」
ひよしさんは首を傾げながら言った。
「ひよしさん、ウインクできる?」
何気なく聞くと、何故かひよしさんの顔が少し強張った。
「…空は出来んのか?」
「え、できるよ。ほら」
僕はひよしさんに向かってウインクをしてみた。
「本当かわいいな、お前」
「いいから、ひよしさんもやってよ」
「俺はいいよ」
「あ、もしかして出来ないの~?」
いつもイジメられてる仕返しとばかりに僕はいたずらっぽく言ってみた。
「できるわ!見てろよ」
そう言うと、ひよしさんがバチッと勢い良く目をつぶった。
「ひよしさん…両目つぶってたよ…」
「そ、そんな筈は…!」
明らかに動揺するひよしさん。
でも何度やっても両目つぶってる。
「ぷっ、くく、ひよしさんの弱点見つけちゃった。」
僕は堪えきれず口を抑えて笑ってしまった。
「…ッ、てめー、笑いやがったな」
「え、うわぁ」
ひよしさんに勢い良く抱きかかえられてしまった。
「俺のウインクをデスウインク呼ばわりした罰だ」
「それは言ってない…!」
「でもバカにしたろ?お仕置き決定だ」
「や、やだぁ!降ろしてー!」
じたばた暴れる僕を抱きかかえ、ひよしさんに寝室に連れて行かれた。
その後はご想像の通りです。
END
「ねぇ、ひよしさん、今日ってウインクの日なんだって」
「へー。なんでだ?」
「なんかね、10/11の10と11を横にするとウインクに見えるかららしいよ」
「見えるかぁ?考えた人は想像力逞しいな」
ひよしさんは首を傾げながら言った。
「ひよしさん、ウインクできる?」
何気なく聞くと、何故かひよしさんの顔が少し強張った。
「…空は出来んのか?」
「え、できるよ。ほら」
僕はひよしさんに向かってウインクをしてみた。
「本当かわいいな、お前」
「いいから、ひよしさんもやってよ」
「俺はいいよ」
「あ、もしかして出来ないの~?」
いつもイジメられてる仕返しとばかりに僕はいたずらっぽく言ってみた。
「できるわ!見てろよ」
そう言うと、ひよしさんがバチッと勢い良く目をつぶった。
「ひよしさん…両目つぶってたよ…」
「そ、そんな筈は…!」
明らかに動揺するひよしさん。
でも何度やっても両目つぶってる。
「ぷっ、くく、ひよしさんの弱点見つけちゃった。」
僕は堪えきれず口を抑えて笑ってしまった。
「…ッ、てめー、笑いやがったな」
「え、うわぁ」
ひよしさんに勢い良く抱きかかえられてしまった。
「俺のウインクをデスウインク呼ばわりした罰だ」
「それは言ってない…!」
「でもバカにしたろ?お仕置き決定だ」
「や、やだぁ!降ろしてー!」
じたばた暴れる僕を抱きかかえ、ひよしさんに寝室に連れて行かれた。
その後はご想像の通りです。
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