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打上げ花火と切ない気持ち③
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沢山並んだ出店を見渡しながらひよしさんに聞く。
「ひよしさんは何か食べたいものある?」
「トンカツ定食」
「ないって」
なんか僕とひよしさんのやりとりが最近漫才じみてきたなと少し思った。
「あ、チョコバナナ食べたい!」
僕はチョコバナナが並んでいるのを見つけて言った。
「いきなり卑猥なチョイスを…」
「ひよしさんの頭の中、中学生なの?」
僕は呆れながら言った。
ひよしさんはいらないみたいなので一人分を買い、チョコバナナを頬張る。
そんな僕を見ながらひよしさんは言う。
「やっぱ卑猥だわ」
ひよしさんが何故か悩ましげな表情を浮かべながら言う。
「ほんと、そればっかりじゃん」
僕はじとーっと冷めた視線をひよしさんに送ってみた。
するとおもむろにスマホを取り出し、写メを撮られた。
「え、なんで急に?」
「浴衣着てチョコバナナ食べる空がエロ可愛かったから記念に」
「うー」
なんかだんだん恥ずかしくなってチョコバナナを一気に食べた。
「あ、おい、ゆっくり食えよ。もっとこう舐め回すようにだな…」
「やだよ変態」
次は、チョコバナナ以外のものを食べよう。
「ひよしさんは何か食べたいものある?」
「トンカツ定食」
「ないって」
なんか僕とひよしさんのやりとりが最近漫才じみてきたなと少し思った。
「あ、チョコバナナ食べたい!」
僕はチョコバナナが並んでいるのを見つけて言った。
「いきなり卑猥なチョイスを…」
「ひよしさんの頭の中、中学生なの?」
僕は呆れながら言った。
ひよしさんはいらないみたいなので一人分を買い、チョコバナナを頬張る。
そんな僕を見ながらひよしさんは言う。
「やっぱ卑猥だわ」
ひよしさんが何故か悩ましげな表情を浮かべながら言う。
「ほんと、そればっかりじゃん」
僕はじとーっと冷めた視線をひよしさんに送ってみた。
するとおもむろにスマホを取り出し、写メを撮られた。
「え、なんで急に?」
「浴衣着てチョコバナナ食べる空がエロ可愛かったから記念に」
「うー」
なんかだんだん恥ずかしくなってチョコバナナを一気に食べた。
「あ、おい、ゆっくり食えよ。もっとこう舐め回すようにだな…」
「やだよ変態」
次は、チョコバナナ以外のものを食べよう。
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