417 / 601
打上げ花火と切ない気持ち①
しおりを挟む
今回のはちょっと切ないお話。けど最後は甘々浴衣エッチもちゃんとあるよ(≧∇≦)笑
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
Side 空
「ひよしさん、どうかな?」
僕は、着付けしてもらった浴衣姿をひよしさんに見せる。
ひよしさんは、あんぐりと口を開けたままなにも言わない。
「…ひよしさん?何か言ってよ。似合ってない…かな…?」
僕は不安になって聞いた。
「いやいや!めちゃくちゃ似合ってるよ!むしろあまりにも可愛いから言葉失ってたんだよ。わりぃな」
ひよしさんは慌てたように言った。
「なにそれ。大袈裟だなぁ。でも変じゃないならよかった」
僕は胸を撫で下ろす。浴衣を着るのは初めてだから変じゃないかってずっと心配していた。
今日は、これから花火大会に行くんだけど、ひよしさんが「空に着てもらいたかった」と浴衣をネットで買ってくれていた。
でも着付けができないから、いつもお世話になっているお隣さんにさっき着付けてもらったんだ。
「変なわけねーだろ。めちゃくちゃ可愛いよ。水色の浴衣、空にピッタリだな。俺もいいチョイスしたわ」
ひよしさんは腕組みをしながら何故か自画自賛をしていた。
「ひよしさん、そろそろ行こうよ」
花火大会を楽しみにしていた僕はひよしさんを急かす。
「だな!」
ひよしさんも出かける準備を始めた。
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
Side 空
「ひよしさん、どうかな?」
僕は、着付けしてもらった浴衣姿をひよしさんに見せる。
ひよしさんは、あんぐりと口を開けたままなにも言わない。
「…ひよしさん?何か言ってよ。似合ってない…かな…?」
僕は不安になって聞いた。
「いやいや!めちゃくちゃ似合ってるよ!むしろあまりにも可愛いから言葉失ってたんだよ。わりぃな」
ひよしさんは慌てたように言った。
「なにそれ。大袈裟だなぁ。でも変じゃないならよかった」
僕は胸を撫で下ろす。浴衣を着るのは初めてだから変じゃないかってずっと心配していた。
今日は、これから花火大会に行くんだけど、ひよしさんが「空に着てもらいたかった」と浴衣をネットで買ってくれていた。
でも着付けができないから、いつもお世話になっているお隣さんにさっき着付けてもらったんだ。
「変なわけねーだろ。めちゃくちゃ可愛いよ。水色の浴衣、空にピッタリだな。俺もいいチョイスしたわ」
ひよしさんは腕組みをしながら何故か自画自賛をしていた。
「ひよしさん、そろそろ行こうよ」
花火大会を楽しみにしていた僕はひよしさんを急かす。
「だな!」
ひよしさんも出かける準備を始めた。
1
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる