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空くんの密事⑤
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少し落ち着きてきたのを見計らって、俺は聞きたかったことを聞いた。
「オナニーするとき、いつも俺のこと考えてするのか?」
「……」
「答えろよ」
「…黙秘します」
「弁護士いんのかよ」
「ね、ねぇ、ひよしさん…、さっき見た事は全部忘れて…」
「いやお前そりゃムリだろ」
「じ、じゃあもう何も聞かないで…」
「それもムリだな。むしろ聞きたいことだらけだわ」
空は服の裾を引っ張って下半身を隠しながらずっと俯いたままだ。
「こっち向けよ、空」
俺は空を顎クイしてこっちを向かせた。
まだ顔を赤らめているし、泣きすぎで目も赤い。
相当恥ずかしかったみたいだな。
俺は、何も答えようとしない空にちょっと意地悪する事にした。
「空、俺の部屋でオナニーしてた事、悪いと思ってるか?」
「…それは…っ、思って…ます…」
「じゃあさ、反省の意味も込めて、俺の質問に答えてくれるよな?」
「……ッ、」
空はまた目を潤ませ始める。
やべー、可愛すぎる。
可哀想とかよりも、可愛いさのあまり苛めたくなっちまう俺はやっぱドSなんだろうな。
「空、質問に答えるよな?」
もう1回念を押した。
「……わかった…」
空は小さく言った。
「オナニーするとき、いつも俺のこと考えてするのか?」
「……」
「答えろよ」
「…黙秘します」
「弁護士いんのかよ」
「ね、ねぇ、ひよしさん…、さっき見た事は全部忘れて…」
「いやお前そりゃムリだろ」
「じ、じゃあもう何も聞かないで…」
「それもムリだな。むしろ聞きたいことだらけだわ」
空は服の裾を引っ張って下半身を隠しながらずっと俯いたままだ。
「こっち向けよ、空」
俺は空を顎クイしてこっちを向かせた。
まだ顔を赤らめているし、泣きすぎで目も赤い。
相当恥ずかしかったみたいだな。
俺は、何も答えようとしない空にちょっと意地悪する事にした。
「空、俺の部屋でオナニーしてた事、悪いと思ってるか?」
「…それは…っ、思って…ます…」
「じゃあさ、反省の意味も込めて、俺の質問に答えてくれるよな?」
「……ッ、」
空はまた目を潤ませ始める。
やべー、可愛すぎる。
可哀想とかよりも、可愛いさのあまり苛めたくなっちまう俺はやっぱドSなんだろうな。
「空、質問に答えるよな?」
もう1回念を押した。
「……わかった…」
空は小さく言った。
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