ピーナッツバター

はる

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One Summer day㊳

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~2時間後~
 
「腹減ってきたな」

「そうだね。あ、焼きそば売ってるよ。僕買ってくるよ」

「おーじゃあ頼むわ。俺ちょっと日焼けするから」

そう言って仰向けに寝そべるひよしさん。

「ひよしさん、僕には日焼けするなって言うくせに自分だけずるい」

「日焼けしたいのか?」

「うん、肌黒いのってかっこいいじゃん」

僕は肌が白いから色黒に憧れていた。男らしくてかっこいいしね。

「空は肌が白いのが似合うからそのままでいいんだよ。そもそもお前、焼けても赤くなるだけだろ」

「そうだけどさぁ」

僕は肌が焼けにくいみたい。すぐ焼けるひよしさんが羨ましい。

「じゃ、焼きそばよろしくな」

「うん、行ってくる」

僕は、立ち上がると、ひよしさんにバレないようにこっそりパーカーを脱いだ。

やっぱりちょっとくらい焼きたいなーと思って。

ひよしさん、サングラスかけて目を閉じてるから気付いてないし、いいや。

僕は海パン姿で焼きそばを買いに行った。
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