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ひよしさんの誕生日①
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今回の話は甘々な感じを目指しました( ・ิω・ิ)
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
Side ひよしさん
「空、ただいまー」
俺が玄関のドアを開けるとパンッ!という大きな音がした。
「うおっなんだ!?」
俺はビックリして倒れそうになった。
それと同時にヒラヒラとした数枚の紙が頭の上にふさっとかぶさった。
「ひよしさん、おめでとう!」
玄関先には空が立っていた。
今のはクラッカーだったのか。
ようやく事態を飲みこんだ。
「そっか、俺今日誕生日か」
なんか最近忙しくて普通に忘れてた。
「ひよしさん、自分の誕生日忘れちゃったの?この間も教材忘れて学校行ってたし、最近物忘れ激しいんじゃない?」
「うるせー。まだそんな年じゃねーよ。でも、空、よく覚えてたな」
「まぁ僕は記憶力がいいですから。誰かさんと違って」
「なんだと~」
俺は靴を脱ぐと空に襲いかかろうとしたが、空は慌てて逃げた。
だが、すぐにガバッと後ろから捕まえた。
「俺から逃げられると思うなよ」
「それ悪役のセリフだよ?」
そんなことを言いながら、空は俺の方を向き、背伸びしてキスをしてきた。
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Side ひよしさん
「空、ただいまー」
俺が玄関のドアを開けるとパンッ!という大きな音がした。
「うおっなんだ!?」
俺はビックリして倒れそうになった。
それと同時にヒラヒラとした数枚の紙が頭の上にふさっとかぶさった。
「ひよしさん、おめでとう!」
玄関先には空が立っていた。
今のはクラッカーだったのか。
ようやく事態を飲みこんだ。
「そっか、俺今日誕生日か」
なんか最近忙しくて普通に忘れてた。
「ひよしさん、自分の誕生日忘れちゃったの?この間も教材忘れて学校行ってたし、最近物忘れ激しいんじゃない?」
「うるせー。まだそんな年じゃねーよ。でも、空、よく覚えてたな」
「まぁ僕は記憶力がいいですから。誰かさんと違って」
「なんだと~」
俺は靴を脱ぐと空に襲いかかろうとしたが、空は慌てて逃げた。
だが、すぐにガバッと後ろから捕まえた。
「俺から逃げられると思うなよ」
「それ悪役のセリフだよ?」
そんなことを言いながら、空は俺の方を向き、背伸びしてキスをしてきた。
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