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第12章 スペードの女王と道化師

オルレアンの落陽

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みんなの感想(5件)

笹目いく子
2023.11.22 笹目いく子

いつも楽しく拝読しております。二章を読み終えたところです!
長い長い苦悩と紆余曲折を経て、フランシスコが故郷を訪れ、遠くからかつての家を見詰める場面が胸に迫り、心で号泣でした。
叔父さんと再会を果たし、ついに「おじいさま」の正体が…!!
だと思った〜生きていると信じていたよ私は(涙)とまたもや号泣でした。
素晴らしい第二章でした。
神学という非常に難解な世界への造詣の深さと、中世ヨーロッパの刻々移り変わる情勢を的確に捉える視野の広さ、いったいどれほどの研鑽を積まれたのかと瞠目するばかりです。
第三章の旅も楽しみにしております♪

尾方佐羽
2023.11.23 尾方佐羽

笹目いく子 さま

返信遅くて恐縮です。
入れ方を忘れてしまって😅

2章は実は一番初めに書いた部分なのです。
独白の形もザビエルの部分だけで、ちょっとイレギュラーでもありますが、1章の後半とあわせて、スペインの地図にはまり込んでいました。懐かしい😌
たくさんのお言葉をいただき、お褒めまでいただいてしまい、恥ずかしくなっております。
笹目さまのご執筆が快調に進まれることをお祈りしています。
コメントありがとうございます。

解除
笹目いく子
2023.08.02 笹目いく子

壮大な歴史絵巻、ゆっくり拝読しております。
第一章を読み終えたところなのですが、胸がいっぱいになりました。
尾方さまの、留まるところを知らぬ知識と豊かなイマジネーション、そして深い洞察にどっぷり浸かる、なんとも贅沢な時間を頂いています。
後半の幽閉生活と逃避行という受難の日々で、チェーザレが人として成熟していく過程が特に圧巻でした。名場面は多くありますが、星の巡礼の下りは白眉ではないかと勝手に思っています。素晴らしいですね。

チェーザレ消息不明、ミケロットが…ミケロットが…(お気に入りだったのに!)と現在心で泣いております。ああ…
第二章も、味わって読ませていただきます!

それにしても、シリーズで書籍化されないかなぁ…としみじみ思います。真面目に…

尾方佐羽
2023.08.02 尾方佐羽

笹目いく子さま

お褒めいただいてむちゃくちゃ嬉しいのとバリバリ畏れ多いのと、拮抗しています。
ありがとうございます😊
最近、こちらの方が放置状態になっておりますが、ヴァージョンエラーを起こさなければじきに次の章を再開したいと思います。

じつはコメントの返信どこからすればよいか忘れていました😅
返信遅くなって恐縮です。
世界いずこも暑い折り、ご自愛くださいませ。

尾方佐羽

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スパークノークス

おもしろい!
お気に入りに登録しました~

尾方佐羽
2021.09.23 尾方佐羽

とっても、うれしいです。
感想まで😂m(_ _)m
ありがとうございます。

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