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<2022年、福山城は築城400年>
築城400年じゃけぇ、福山に行こうやぁ!
しおりを挟む「天下無双の居候 六左衛門疾(はし)る」の主人公、水野勝成が福山城を築いてから2022年で400年を迎えます。福山城のある広島県福山市では、築城400年の節目の記念事業として、さまざまなイベントを企画しています。
それを今からお知らせしても、皆さま、「まだ3年半近く先? 今から知らせても忘れてしまうのでは?」とお思いになるのではないでしょうか。
いいえ、2022年までぼけーっと待たなければいけないわけではありません。なぜかと言うと……。
福山城が「完成」したのは1622年ですが、水野勝成が備後福山に新藩を興すことになったのは、1619年。
福山という町もそのとき生まれたのです。そこから数えると、来年400年!
(新規築城にまつわる幕府2代目将軍・徳川秀忠と水野勝成のやりとりは本編のお話でも出しましたので、ご参照を)
来年、2019年はそれから400年、福山市ではもう400年記念のイベントが続々と準備・実行されています。2022年まで続くお祭りだと言っても過言ではないでしょう。
そのイベントを逐一紹介したいところですが、サイトを見ていただければ一目瞭然(いちもくりょうぜん)、私のくどい文章を見るよりよほど分かりやすいです。ぜひご覧になってくださいね。
「福山城築城400年記念事業」
URL https://fukuyama400.jp
コピペできないと思いますので、「福山城400年」と検索してみてくださいね。
(福山城 撮影さわ 2014)
愛知県刈谷市の教育用資料の話を「ゆかりの場所 愛知県編1」でも書きましたが、私は先駆けに逸(はや)るかぶき者がなぜ、福山という町を興すにいたったのか、それを追いたくてこのお話を書きました。私のお話はフィクションです。
でも、勝成の考えたことからはそう離れていないと思っています。
そして、福山藩は水野家、阿部家と引き継がれ、明治維新を迎えます。そのような時の流れも知っていただければ、そのはじまりについて深く感じることもできるのではないかと思います。
ご縁があって(ないか……)、水野勝成の小説を書きましたので、大きな樹から生える小さな枝の一葉のように、この記念すべき大きなイベントのちいさな応援団になりたいと思います。
どうかぜひ、ごひいきくださいませ。
私もどこかで必ず行きます。
すごく楽しみにしています。
おがたさわ
◆お礼
本稿中、「福山城築城400年記念事業」のサイトURL掲載などについて、広島県福山市文化振興課からご了承をいただきました。快く応じていただきましたこと、心からお礼を申し上げます。
ありがとうございます。
応援ありがとうございます!
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