小林さんと中村さん【R18】

RiTa

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その17(2)

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何かがおかしい事に気づいたのか
疑いが誤解みたいだと察してくれたのか

「多分そんな事誰も思いもしてないだろ」

それに肩を撫で下ろした私に

「オマエがエロい女だって事はオレしか知らない」

それは私の官能のスイッチを入れる言葉のようでした

小声で無くて良いと判断したのか、中村さんは背もたれに身体を預け

「納得出来る説明してくれ」

残念ながらその距離では話せないので、前かがみのまま中村さんに訴えると、まだ安心出来ないのかという表情で再び前かがみになり
頭を寄せてくれました

「下着を…忘れました…」
「………」

それは初めて見る、呆気に取られた中村さんでした。

「わざとそうしたのか?」
目を逸らさずに首を振ります

「昨日下着を履かずに寝たので…」
「なんでまた…」
「我慢出来なくなりそうで…刺激が…ない方がいいと…思いまして…」
「本来なら刺激から守るものだろ」
「摩擦も…刺激になると思いました…」

不出来な女にがっかりしてると思いましたが、中村さんはその不出来な女をどうしてやろうと考えていたようです







「脚…開けよ」
「え…?」

ドクンとしました
周りを見渡すと、遠くはありますが、数名が確認出来ます

「ダメなら言う。いいから脚…開け」

それでも開く勇気がない私の両膝を、テーブルの下で中村さんの手がグッと押し広げました
ストッキング越しの秘部を空気が舐めます

「信じて欲しいならもっと腰をずらして自分から開くもんだろ」

ゆっくり指示に従うと、クレバスまで開き、空気に触れてヒクつくのが分かりました

「スカートを両手で捲り上げろ…腹までだ」

目を閉じて指示に従うと、身体は小刻みに震えます

そこでバラバラと何かが落ちた音がして、慌てて元の体勢に戻りました
周りを確認したら、誰も気付いた様子はなく、大きく息を吐くと

「何してんだよ。もう1回」
「……」

泣きそうな顔で訴えましたが聞き入れられないようです
再び目を閉じてゆっくり腰をずらして脚を開き、スカートを両手でお腹まで捲り上げました

それがテーブルの下で出来たと中村さんを見ると

「見てください…だろ?」

膣からトロッと流れるのを感じ
目を閉じて、消えるような声で

「見て…ください…」
「目開けて頼めよ」

中村さんを見上げもう1度“見て…ください…”と言うと、中村さんはテーブルの下に消えました

見えないテーブルの下で中村さんの視線を感じます
ヒクつく回数が増し、落ち着かせようと思えば思うほど、潤いも増すように思えました

ツツツツ…とストッキングの縫い目越しにクレバスをなぞられ、腰がうねり
声を漏らさぬよう唇を噛むと

落としたお弁当のゴミを持った中村さんが現れ、私も直ぐに本来座る姿勢に戻りました

立ったままの中村さんが顔を寄せ

「欲しがり過ぎだろ。帰りまで待っとけ」

そう言うとゴミをゴミ箱に入れ、行ってしまいました。
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