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プププ…プププ…と、相手に繋がるまでの機会音からトゥルルル…に変わり
体内の血管の場所が分かるほどの血液の流れと振動を感じました
2度目のトゥルルル…の途中でしょうか
[ジリリリ…ジリリリ…]
篭った音で、機械的な黒電話の音が聞こえて来たのです
チーフマネジャーは立ち上がり、ダイニングテーブルに置いたままだった自分のカバンを拾い上げると
中から、スマホを取り出し、画面を眺めています
(何て間が悪いんだろう…)
仕事の電話なら申し訳ないと、自分の通話を切ってしまおうか、チーフマネジャーの合図が欲しくて彼を見ていましたが、彼は、スマホの画面を見ているだけでした
右耳に当てている自分のスマホからは、相変わらず呼び出し音が続いていて、相手は、出るつもりはないのでしょう
チーフマネジャーのスマホも、切れることなく鳴り続けています
そう言えば仕事用のスマホは、調子が悪くなっている事を装って電源を落としているはずです
私から目を離さず彼が、カバンからもう1つのスマホを私に見えるように取り出し、それをダイニングテーブルに置きました
チーフマネージャーが2台のスマホを持っている事は初めて知りましたが
それを使い分けているのなら
今鳴っているのはプライベート用に間違いありません
スマホの画面を見続けていたチーフマネジャーの口元が、少し緩んだのを見て、やはりプライベートの電話なのだろうだと察しました
(切った方がいい)
そう思い、チーフマネジャーから目を離さずに、耳元からスマホを外そうとした時、やっと彼は私を見て、首を振って切ることをさせませんでした
そのまま鳴り続けているスマホをフリックすると
黒電話の音は止み、右耳の呼び出し音も止まりました
その時にやっと気付いたのです
「う…そ…です…よね」
右耳からスマホを通し、左耳からダイレクトにチーフマネジャーの声で
『「オメデトウ…」』
脳が、状況を把握しきれず、口はパクパクと動くだけで、言葉を発することが出来ません
「だって…」
さっきの着信の時、チーフマネジャーが潔白だと判断出来たはず
それから今までだって…親身になって…
「うそ…だったん…ですか…」
私の身の危険まで…心配してくれて…
状況的にも…チーフマネジャーではないと…
『「嬉しくて、言葉もない…か?」』
右耳と左耳から聞こえる、同じ者の違う声
まるで二重人格者のような態度と裏切りに涙し、躰は恐怖と期待に震えていました
『「その絶望で悲しみ怯える顔が見たかった…」』
力をなくした腕は、スマホを完全に耳から落とし
それを見た彼は、スマホをポケットに入れゆっくりとこちらに向かっています
私の首は左右に振れていました
「どう…して…?」
「それはコッチが聞きたい」
「………」
「どうして、正直に言わない?
【本当は誰よりもスケベでどうしようもないオマエの願いを叶えてもらってた】…と」
「あぁ…」
その言葉で自らの力だけで絶頂を求めた私の膣は、強く収縮しました
それでも手放せない理性とプライドが、先ほどまでとはまるで別人の彼から逃れようと身を引かせ、距離を保ちたがります
手が届く距離に彼が辿り着いた時、危険を察する草食動物のような本能が、素早く私を立ち上がらせ、彼から逃れられる場所を探していました
壁際に立つ私に、焦りも見せない彼は、しゃがみ込んだと思うと
「こんなにしといて…何で逃げる?」
ラグの私の座っていた場所を指ですくい潤いを摘み、擦りながら私に見せたのです
「………」
言葉もありません
立っているのがやっとな程両膝の力は弱まり、その場から動くことを止めてしまいました
「早く言ってくれ…スケベなマンコは、望んでいるのです…と」
そのまま彼は、こちらにゆっくり歩みながら言葉を続けました
「痴漢にあって…ヌルヌルになるほど感じたんだろ?物足りなかったんじゃないのか?」
「ちがい…ます…」
「本当は誰よりもスケベでどうしようもないオマエの願いを叶えて欲しいと、願って返信して来たよな…?」
「止めて…」
「翌日、ノーブラ・ノーパンになる前から、マンコから涎を垂らしてただろ…」
私は首を振りました
「両脚開いて、マンコが喜んでる音が聞こえてたぞ」
「うそです…」
「オフィスで自らローター突っ込んで、気持ち良かっただろ?嬉しかったんじゃないのか…?」
「違う…」
「オレの耳元で、マンコの中のローターが激しく震える音が聞こえてたぞ…」
「うそ…です…」
「だらしないマンコは、みんなの前で、はしたなくイッたよな?」
「止めて…」
彼はゆっくりと目の前に届くと、いきなり速度を変え、私のシャツを捲り上げました
「イヤッ!」
それにより、私の両腕はシャツに巻かれ頭上に押し上げられ、ブラが露わになったのです
「何で言うことを聞かなかった?」
「…何を…です…か…」
呼吸が乱れ始め言葉も途切れてしまいます
「コレは、備品室にないとおかしいよな…?」
苦しくて、言葉も出ません
「返事は?」
「どう…して…」
「オレは今、コレの話をしている」
そう言うと、彼は空いていた片手で、ブラのカップをゆっくり下ろし、私の乳房を、片方づつはみ出させ始めました
「ハァ…ハァ…止めて…ください…」
彼の力は強く、私の力は、彼のギャップをまだ受け入れられずに、弱々しいものになっていました
「あぁぁっ!」
両乳房をはみ出させた後、彼はすでに硬くなっていた片方の乳首を弾いたのです
「罰にならないな…まあいい、ノーブラより、コッチの方がオレ好みだ…覚えたな?」
「ハァ…ハァ…ハァ…あぁっ!あぁぁ…」
彼は、さらに乳首を弾き、親指の腹で捏ねりながら
「返事」
「あぁぁ!…はい…ハァ…あぁぁん!」
脳が指令を送っていないはずの、私の腰がむずがり出した時、彼は意地悪に乳首を弄ぶことを止めスカートのホックに手をかけたのです
「イヤッ!」
抵抗虚しく、卑猥な下着が、ストッキング越しに露わにされ
「こんなにダラダラ垂らして、イヤなわけないだろ…」
「あぁぁ…」
何かが流れるのを感じ、両腿を内股にすると
「スケベなマンコにぴったりだな…イヤ、物足りないか…」
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「返事は?」
「…………」
「返事」
「あああぁぁぁ!」
彼は、ストッキング越しに、列ぶリボンの結び目が続く紐のラインを強く引き上げたのです
すぐにストッキングをずり下ろし、足を使って器用にストッキングが下まで下されると、片方を完全に脱がされ、もう片方は、膝で膝を上げられ、ストッキングを引き脱がされました
そのストッキングで、壁にあった間接照明を移動出来るよう取り付けられた、レールに結び固定され、私の両腕は不自由なまま、彼の両手は自由を手にしたのです
体内の血管の場所が分かるほどの血液の流れと振動を感じました
2度目のトゥルルル…の途中でしょうか
[ジリリリ…ジリリリ…]
篭った音で、機械的な黒電話の音が聞こえて来たのです
チーフマネジャーは立ち上がり、ダイニングテーブルに置いたままだった自分のカバンを拾い上げると
中から、スマホを取り出し、画面を眺めています
(何て間が悪いんだろう…)
仕事の電話なら申し訳ないと、自分の通話を切ってしまおうか、チーフマネジャーの合図が欲しくて彼を見ていましたが、彼は、スマホの画面を見ているだけでした
右耳に当てている自分のスマホからは、相変わらず呼び出し音が続いていて、相手は、出るつもりはないのでしょう
チーフマネジャーのスマホも、切れることなく鳴り続けています
そう言えば仕事用のスマホは、調子が悪くなっている事を装って電源を落としているはずです
私から目を離さず彼が、カバンからもう1つのスマホを私に見えるように取り出し、それをダイニングテーブルに置きました
チーフマネージャーが2台のスマホを持っている事は初めて知りましたが
それを使い分けているのなら
今鳴っているのはプライベート用に間違いありません
スマホの画面を見続けていたチーフマネジャーの口元が、少し緩んだのを見て、やはりプライベートの電話なのだろうだと察しました
(切った方がいい)
そう思い、チーフマネジャーから目を離さずに、耳元からスマホを外そうとした時、やっと彼は私を見て、首を振って切ることをさせませんでした
そのまま鳴り続けているスマホをフリックすると
黒電話の音は止み、右耳の呼び出し音も止まりました
その時にやっと気付いたのです
「う…そ…です…よね」
右耳からスマホを通し、左耳からダイレクトにチーフマネジャーの声で
『「オメデトウ…」』
脳が、状況を把握しきれず、口はパクパクと動くだけで、言葉を発することが出来ません
「だって…」
さっきの着信の時、チーフマネジャーが潔白だと判断出来たはず
それから今までだって…親身になって…
「うそ…だったん…ですか…」
私の身の危険まで…心配してくれて…
状況的にも…チーフマネジャーではないと…
『「嬉しくて、言葉もない…か?」』
右耳と左耳から聞こえる、同じ者の違う声
まるで二重人格者のような態度と裏切りに涙し、躰は恐怖と期待に震えていました
『「その絶望で悲しみ怯える顔が見たかった…」』
力をなくした腕は、スマホを完全に耳から落とし
それを見た彼は、スマホをポケットに入れゆっくりとこちらに向かっています
私の首は左右に振れていました
「どう…して…?」
「それはコッチが聞きたい」
「………」
「どうして、正直に言わない?
【本当は誰よりもスケベでどうしようもないオマエの願いを叶えてもらってた】…と」
「あぁ…」
その言葉で自らの力だけで絶頂を求めた私の膣は、強く収縮しました
それでも手放せない理性とプライドが、先ほどまでとはまるで別人の彼から逃れようと身を引かせ、距離を保ちたがります
手が届く距離に彼が辿り着いた時、危険を察する草食動物のような本能が、素早く私を立ち上がらせ、彼から逃れられる場所を探していました
壁際に立つ私に、焦りも見せない彼は、しゃがみ込んだと思うと
「こんなにしといて…何で逃げる?」
ラグの私の座っていた場所を指ですくい潤いを摘み、擦りながら私に見せたのです
「………」
言葉もありません
立っているのがやっとな程両膝の力は弱まり、その場から動くことを止めてしまいました
「早く言ってくれ…スケベなマンコは、望んでいるのです…と」
そのまま彼は、こちらにゆっくり歩みながら言葉を続けました
「痴漢にあって…ヌルヌルになるほど感じたんだろ?物足りなかったんじゃないのか?」
「ちがい…ます…」
「本当は誰よりもスケベでどうしようもないオマエの願いを叶えて欲しいと、願って返信して来たよな…?」
「止めて…」
「翌日、ノーブラ・ノーパンになる前から、マンコから涎を垂らしてただろ…」
私は首を振りました
「両脚開いて、マンコが喜んでる音が聞こえてたぞ」
「うそです…」
「オフィスで自らローター突っ込んで、気持ち良かっただろ?嬉しかったんじゃないのか…?」
「違う…」
「オレの耳元で、マンコの中のローターが激しく震える音が聞こえてたぞ…」
「うそ…です…」
「だらしないマンコは、みんなの前で、はしたなくイッたよな?」
「止めて…」
彼はゆっくりと目の前に届くと、いきなり速度を変え、私のシャツを捲り上げました
「イヤッ!」
それにより、私の両腕はシャツに巻かれ頭上に押し上げられ、ブラが露わになったのです
「何で言うことを聞かなかった?」
「…何を…です…か…」
呼吸が乱れ始め言葉も途切れてしまいます
「コレは、備品室にないとおかしいよな…?」
苦しくて、言葉も出ません
「返事は?」
「どう…して…」
「オレは今、コレの話をしている」
そう言うと、彼は空いていた片手で、ブラのカップをゆっくり下ろし、私の乳房を、片方づつはみ出させ始めました
「ハァ…ハァ…止めて…ください…」
彼の力は強く、私の力は、彼のギャップをまだ受け入れられずに、弱々しいものになっていました
「あぁぁっ!」
両乳房をはみ出させた後、彼はすでに硬くなっていた片方の乳首を弾いたのです
「罰にならないな…まあいい、ノーブラより、コッチの方がオレ好みだ…覚えたな?」
「ハァ…ハァ…ハァ…あぁっ!あぁぁ…」
彼は、さらに乳首を弾き、親指の腹で捏ねりながら
「返事」
「あぁぁ!…はい…ハァ…あぁぁん!」
脳が指令を送っていないはずの、私の腰がむずがり出した時、彼は意地悪に乳首を弄ぶことを止めスカートのホックに手をかけたのです
「イヤッ!」
抵抗虚しく、卑猥な下着が、ストッキング越しに露わにされ
「こんなにダラダラ垂らして、イヤなわけないだろ…」
「あぁぁ…」
何かが流れるのを感じ、両腿を内股にすると
「スケベなマンコにぴったりだな…イヤ、物足りないか…」
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「返事は?」
「…………」
「返事」
「あああぁぁぁ!」
彼は、ストッキング越しに、列ぶリボンの結び目が続く紐のラインを強く引き上げたのです
すぐにストッキングをずり下ろし、足を使って器用にストッキングが下まで下されると、片方を完全に脱がされ、もう片方は、膝で膝を上げられ、ストッキングを引き脱がされました
そのストッキングで、壁にあった間接照明を移動出来るよう取り付けられた、レールに結び固定され、私の両腕は不自由なまま、彼の両手は自由を手にしたのです
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