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無言の時間はどれ位だったのか、お互い譲らない空気が漂っており、チーフマネジャーの無言の圧力は徐々に増しているようでした
その状況に、私はさらに淫靡にさせられてしまうのです
そうなればなる程、性のハンディと引き換えに仕事に生きるチーフマネジャーに対して、罪悪感が生まれ、申し訳なさ過ぎて引き受けられなくなりました
俯く私をずっと見ているであろうチーフマネジャーと無言の時間に限界を感じた時
「分かった…プロジェクトの話は忘れてくれ」
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました
返事も出来ない私にチーフマネジャーは話を続け
「その変わり、オマエの不安定な精神状況の理由は聞かせてもらう。仮にそれがオレの関係ないプライベートな事だったとしても…だ」
逃げることも、はぐらかすことも、謝り断ることも、出来ませんでした
「…………知らない番号からのメールが届いて…要求に逆らえずにいます…」
言ってしまったら、打ち明けたくない事も言わなくてはならなくなる事が分かっていて、それまで頑なに言わなかったひと言を、チーフマネジャーへの罪悪感と失いたくない信頼関係の前で震える声で解放してしまった時
心の奥底では、これから2人で話すことへの期待に似た感情が弾けていたのかもしれません
膣からはリボンの結び目に絡むような粘りのある液体がトロリと滴りました
「………」
返事もせず、表情も変えず、リアクションを見せないチーフマネジャーは、それだけでは足りない詳細を待っていたのだと思います
それでも自らそれ以上を打ち明ける事は出来ずにいながら、その気まずい空気に私の呼吸は細かくされていました
「何でそんなメールの要求に応える必要がある…?」
「………」
最もな意見でした
「アドレスを変えたり、メールを届かないようにするか、届いても無視する事は出来ないのか?」
言えずにいる私を待つ事を止めたチーフマネジャーのそれが1番正しいのでしょう
でも、それにはきっともう遅い状況まで至ってしまっている事は、やはり私の口から言えませんでした
尋問のようなその空気は、気持ちとは裏腹に私の躰にとっては甘美なモノでもあり
【チーマネにバラしたらお仕置き、言えたらご褒美】
まさにそのメッセージどおりだったのかもしれません
「何か弱みを握られている…と思っていいんだな?」
弱みではありません
握られているのは、私の真実だけなのです
卑怯だと思いながらも、私は頷いて応えることをしていました
「要求というのは…金か…それとも…」
チーフマネジャーが濁して止めたその一言で、私の躰は嫌悪とは逆の鳥肌をたてたのです
「直接的に…そういった事を…要求されている訳では…ありません」
その姿は、チーフマネジャーにどう映ったのか
「相手に…心当たりは…?」
「状況的に…社内の人…だと思います」
そう言ってしまった事が、深みに嵌るとは思いませんでした
「だったらオレの範疇でもあるだろ。もう遠慮はしない、責任者として聞かせてもらう、最初から全部だ…」
目の前のチーフマネジャーの態度が、一瞬で仕事場のそれに変わった時
もう逃げられない事を察し目を閉じると、気持ちとは逆に、躰が震え波打ったのを感じました
その状況に、私はさらに淫靡にさせられてしまうのです
そうなればなる程、性のハンディと引き換えに仕事に生きるチーフマネジャーに対して、罪悪感が生まれ、申し訳なさ過ぎて引き受けられなくなりました
俯く私をずっと見ているであろうチーフマネジャーと無言の時間に限界を感じた時
「分かった…プロジェクトの話は忘れてくれ」
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました
返事も出来ない私にチーフマネジャーは話を続け
「その変わり、オマエの不安定な精神状況の理由は聞かせてもらう。仮にそれがオレの関係ないプライベートな事だったとしても…だ」
逃げることも、はぐらかすことも、謝り断ることも、出来ませんでした
「…………知らない番号からのメールが届いて…要求に逆らえずにいます…」
言ってしまったら、打ち明けたくない事も言わなくてはならなくなる事が分かっていて、それまで頑なに言わなかったひと言を、チーフマネジャーへの罪悪感と失いたくない信頼関係の前で震える声で解放してしまった時
心の奥底では、これから2人で話すことへの期待に似た感情が弾けていたのかもしれません
膣からはリボンの結び目に絡むような粘りのある液体がトロリと滴りました
「………」
返事もせず、表情も変えず、リアクションを見せないチーフマネジャーは、それだけでは足りない詳細を待っていたのだと思います
それでも自らそれ以上を打ち明ける事は出来ずにいながら、その気まずい空気に私の呼吸は細かくされていました
「何でそんなメールの要求に応える必要がある…?」
「………」
最もな意見でした
「アドレスを変えたり、メールを届かないようにするか、届いても無視する事は出来ないのか?」
言えずにいる私を待つ事を止めたチーフマネジャーのそれが1番正しいのでしょう
でも、それにはきっともう遅い状況まで至ってしまっている事は、やはり私の口から言えませんでした
尋問のようなその空気は、気持ちとは裏腹に私の躰にとっては甘美なモノでもあり
【チーマネにバラしたらお仕置き、言えたらご褒美】
まさにそのメッセージどおりだったのかもしれません
「何か弱みを握られている…と思っていいんだな?」
弱みではありません
握られているのは、私の真実だけなのです
卑怯だと思いながらも、私は頷いて応えることをしていました
「要求というのは…金か…それとも…」
チーフマネジャーが濁して止めたその一言で、私の躰は嫌悪とは逆の鳥肌をたてたのです
「直接的に…そういった事を…要求されている訳では…ありません」
その姿は、チーフマネジャーにどう映ったのか
「相手に…心当たりは…?」
「状況的に…社内の人…だと思います」
そう言ってしまった事が、深みに嵌るとは思いませんでした
「だったらオレの範疇でもあるだろ。もう遠慮はしない、責任者として聞かせてもらう、最初から全部だ…」
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もう逃げられない事を察し目を閉じると、気持ちとは逆に、躰が震え波打ったのを感じました
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