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初ダンジョン

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「おはようございます、今颯汰の部屋の前にいます。これから寝起きドッキリをやりたいと思います!」


誰に話してるわけでもないがこんなのはのりが大事だからなってことで今は朝の四時半まだ太陽もねているこの時間に俺は颯汰の部屋の前に来ていた。


「よし行くか!」


ドアどうやって開けようかな?
俺はドアが最初からなかったとイメージした。

すると、ドアがなくなり部屋の中が丸見えの状態となっていた。


「颯汰君はぐっすり寝ております。じゃあ早速準備したいと思います」

「今回用意したのはこれ、タコです!もちろん取りたていやー生きがいいですねーそれではいきます3、2、1」


ベチャッ

ニュルニュル


「ん!?んーーーーーーー!!!!!」


颯汰は起きて状況を確認してタコをとろうとするも手足をベッドに縛ってるので何もできずにもがいている。

タコががっちり顔にへばりついているため声も出せない。


「ワハハハっ!はーやばいおもしろすぎる!」

「んー!*##*&!&*、。.#**&、.。」

「なんていってるかさっぱりわからないぞ!」


とりあえず殴っといた。

数分後


「はーハァハァし、死ぬかと思った、ハァハァ」

「よし遊びはこれぐらいにしてさっさと準備しろ!行くぞ!」

「ハァ!?何それ!?いきなりすぎてわけわかんないんですけど?」


それもそうだな寝起きに説明もしてないからな。

しかたねぇな。


「かくかくしかじかっと言うわけだ準備しろ!」

「いや、わかんねーよ!」


な、なんだと?この魔法の言葉がつうじないだと?


「しょうがないな1から説明するぞ?昨日のことだ」


俺古本やいく→魔道書買う→帰って読む→1枚のたたまれた紙発見→開く→宝の地図→行くしかない→現在


「わかったか?」

「何してるんだいくぞ!」


颯汰はいつの間にか準備を済ませて玄関にたっていた。


「切り替え早いな!まぁいい行くか!」


そして俺たちはその地図を頼りに走って行った。


「で、その宝はどこにあるんだよ?」


地図を片手に歩いていると颯汰からそんな質問が投げかけられた。

「あー地図によるとこのまま街を南に行ったとこに森があってだな、その森の奥にダンジョンの入り口があるらしいんだ」


俺は颯汰に地図からわかることを簡単に説明した。


「じゃあとりあえずその森に行けばいいんだな?」

「そうだな、どっちが早くつくか競走だからな!よーいどん!」


俺はそう言うと同じに颯太をおいて全力で走り出した。


「ちょっ!ずるいぞ!」

「負けた方は罰ゲームだからな!」


俺は全力で走りながら颯太に聞こえるように大声で言った。
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