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世界の秘密を話すシーンについて
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「昔、俺はヒーローだった。
個性が『超回復』ってだけのクソザコでなんの取り柄もないカスだったけど、とあるきっかけによって俺はオールマイトからワンフォーオールを受け継いだんだ。」
「そんなある日のこと......幼馴染みの爆豪(ばか)とその愉快な仲間たちに絡まれてさ。俺はそいつらをボッコボコにして病院送りにしたんだよ......」 「......それで? アイツはなんであんなことをしたんだ?」 「知らねぇよ......でも、多分何か深い事情があったんじゃねえのか......?」
僕のヒーローアカデミア:beginning【of】 - 第2話 緑谷出久:オリジン - ジ - ンは
no.1ヒーローの“オールマイト”との出会いにより、彼に憧れた主人公・緑谷
出久もまた同じく、彼と同じ『平和の象徴』として名を馳せた英雄
one for all,all for the world! - 【hero】-league- 1 - ハーメルンッ!!
◆◇
「......っはぁ!?」ガバッ
「ん~ふぁぁ~~......はっ!」
勢いよくベッドから上半身を起こした少年。彼の名は緑谷
出久(みどりやいずく)。年齢15歳である中学生であり、現在進行形で中学三年生だ。そんな彼が目覚めたのは自室のベッドの上であった。
「......またあの夢か...」ハァ...
思わず溜息が出てしまった。彼は前世にてとある戦いに巻き込まれて死んでしまったのだが......どうやらまだ記憶に残っているようだ。それはそうと今日は雄英高校入試日当日。
「よし......今日も頑張ろう!!」パチッ そしてそのまま身支度を始めるのであった......。
★
ここは静岡県にある日本最高峰のヒーロー育成学校......その名も国立雄英高等学校。ここでは毎年倍率300倍の超難関校である。そんな中へと受験する少年はいた。 「......これで最後だな!」ガララッと部屋の戸を開けて出てきた少年が目にしたのは、鏡の前で歯を磨きながら笑顔を見せる緑髪の小柄な少年であった。
★side:緑谷出久(みどりやいずく)
俺こと緑谷出久には誰にも言えない秘密がある。その秘密とは前世の記憶を持っているということなんだ。しかもこの記憶は俺だけにしか見えていないし声も聞こえてない。ただ俺の母さんや父さんにも言っていないことだけどね。俺がこの世界とは違う世界で生きていたことはもちろん、この世界における常識やらなにやらも知っているので色々と不都合が生じるかもしれない。だからこれは絶対に言うつもりはないし、仮に言ったとしても誰も信じないだろう......いや信じてくれるかもしれないが、逆に俺が変人扱いされる羽目になりかねない。そうなったら俺は泣く自信があるぞ!まぁそんなこんなで俺は今世では無個性だと診断されてしまっている。だがそんな俺にもある唯一と言っていい特別な力があって、それを知った時俺は心の底から喜んだ。何故ならそれが『ワンフォーオール』という名のパワーを受け継ぐ為の器なのだから。とはいえ今はまだ受け継いではいないけどね。しかし俺にはある力があることも事実だし何より......
「行ってきまーす」ガチャリ
「おう!いってらー!」
幼馴染みと父親に見送られて家を出る。こうして家を出て電車に乗り、数駅乗って目的地の最寄り駅で降りる。そして歩いて数分......俺は巨大な校舎の前にたどり着いた。そう......これこそが、俺が受験した理由でもある"雄英高校"なのだ!!★
「......遂に来たな......」校門前にて感慨深く呟く俺。ついにここまでやってきたのだという思いが強い。実はもうすでに受かってたんだけどね。でもやっぱり自分の実力を示すためには入試試験を勝ち抜かないと意味がないと思ってね。そしていざ敷地内に入ってみるととんでもない広さだった。軽く見て500m以上はあるんじゃないかってくらいの広さがあった。
「おっそろしいねぇ......さすが国立だ......」なんて言いつつ歩いていると、突然目の前にロボットが現れた。
「えっ......?」突然のことに理解ができない俺。するとロボットから声が聞こえてきた。『はいスタートォ~!!』
「.........え?」いきなりのことで驚いている中、さらにアナウンスが聞こえてくる。『どうしたぁ!?実践じゃカウントなんざねぇんだよ!!走れぇ!!!』(マジかよ......!)どうやら皆この状況を飲み込めていないらしい。当然だ俺も飲み込めずにポカンとしているだけだしね。そして俺はとりあえず走り始めるのであった。
ヒーローを目指す少年のアカデミア - 第2話 個性把握テスト開始! - ん?個性について知りたいって?わかったわ説明するわね
個性が『超回復』ってだけのクソザコでなんの取り柄もないカスだったけど、とあるきっかけによって俺はオールマイトからワンフォーオールを受け継いだんだ。」
「そんなある日のこと......幼馴染みの爆豪(ばか)とその愉快な仲間たちに絡まれてさ。俺はそいつらをボッコボコにして病院送りにしたんだよ......」 「......それで? アイツはなんであんなことをしたんだ?」 「知らねぇよ......でも、多分何か深い事情があったんじゃねえのか......?」
僕のヒーローアカデミア:beginning【of】 - 第2話 緑谷出久:オリジン - ジ - ンは
no.1ヒーローの“オールマイト”との出会いにより、彼に憧れた主人公・緑谷
出久もまた同じく、彼と同じ『平和の象徴』として名を馳せた英雄
one for all,all for the world! - 【hero】-league- 1 - ハーメルンッ!!
◆◇
「......っはぁ!?」ガバッ
「ん~ふぁぁ~~......はっ!」
勢いよくベッドから上半身を起こした少年。彼の名は緑谷
出久(みどりやいずく)。年齢15歳である中学生であり、現在進行形で中学三年生だ。そんな彼が目覚めたのは自室のベッドの上であった。
「......またあの夢か...」ハァ...
思わず溜息が出てしまった。彼は前世にてとある戦いに巻き込まれて死んでしまったのだが......どうやらまだ記憶に残っているようだ。それはそうと今日は雄英高校入試日当日。
「よし......今日も頑張ろう!!」パチッ そしてそのまま身支度を始めるのであった......。
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ここは静岡県にある日本最高峰のヒーロー育成学校......その名も国立雄英高等学校。ここでは毎年倍率300倍の超難関校である。そんな中へと受験する少年はいた。 「......これで最後だな!」ガララッと部屋の戸を開けて出てきた少年が目にしたのは、鏡の前で歯を磨きながら笑顔を見せる緑髪の小柄な少年であった。
★side:緑谷出久(みどりやいずく)
俺こと緑谷出久には誰にも言えない秘密がある。その秘密とは前世の記憶を持っているということなんだ。しかもこの記憶は俺だけにしか見えていないし声も聞こえてない。ただ俺の母さんや父さんにも言っていないことだけどね。俺がこの世界とは違う世界で生きていたことはもちろん、この世界における常識やらなにやらも知っているので色々と不都合が生じるかもしれない。だからこれは絶対に言うつもりはないし、仮に言ったとしても誰も信じないだろう......いや信じてくれるかもしれないが、逆に俺が変人扱いされる羽目になりかねない。そうなったら俺は泣く自信があるぞ!まぁそんなこんなで俺は今世では無個性だと診断されてしまっている。だがそんな俺にもある唯一と言っていい特別な力があって、それを知った時俺は心の底から喜んだ。何故ならそれが『ワンフォーオール』という名のパワーを受け継ぐ為の器なのだから。とはいえ今はまだ受け継いではいないけどね。しかし俺にはある力があることも事実だし何より......
「行ってきまーす」ガチャリ
「おう!いってらー!」
幼馴染みと父親に見送られて家を出る。こうして家を出て電車に乗り、数駅乗って目的地の最寄り駅で降りる。そして歩いて数分......俺は巨大な校舎の前にたどり着いた。そう......これこそが、俺が受験した理由でもある"雄英高校"なのだ!!★
「......遂に来たな......」校門前にて感慨深く呟く俺。ついにここまでやってきたのだという思いが強い。実はもうすでに受かってたんだけどね。でもやっぱり自分の実力を示すためには入試試験を勝ち抜かないと意味がないと思ってね。そしていざ敷地内に入ってみるととんでもない広さだった。軽く見て500m以上はあるんじゃないかってくらいの広さがあった。
「おっそろしいねぇ......さすが国立だ......」なんて言いつつ歩いていると、突然目の前にロボットが現れた。
「えっ......?」突然のことに理解ができない俺。するとロボットから声が聞こえてきた。『はいスタートォ~!!』
「.........え?」いきなりのことで驚いている中、さらにアナウンスが聞こえてくる。『どうしたぁ!?実践じゃカウントなんざねぇんだよ!!走れぇ!!!』(マジかよ......!)どうやら皆この状況を飲み込めていないらしい。当然だ俺も飲み込めずにポカンとしているだけだしね。そして俺はとりあえず走り始めるのであった。
ヒーローを目指す少年のアカデミア - 第2話 個性把握テスト開始! - ん?個性について知りたいって?わかったわ説明するわね
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