ソラトちゃんの日記

すすねソラト

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名無しによる名無しのためのRPG2

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私は、この世界を支配する。 
 全ての人間を支配して見せようじゃないか! 
 この素晴らしい世界と未来でっ!! 
 ~神山高校・生徒会長室より~ - 1月1日 (金) - ンは入学式の真っ最中だった。 
 (......退屈だ。校長先生の話は長いし生徒は誰も聞いていないし......) 
 「ちょっと!何してんのよ!」 
 (ん?)聞き覚えのある声がしたので横を見ると...... 
 「......お前は......!」そこには赤色の髪をサイドテールにした少女がいた。(確か名前は......”高城” 
 だったか?同じクラスになったことはないから話したことは無いがな。)「あんたも新入生でしょ。だったら、ちゃんと前向いて話聞かなきゃダメよ!!」(やれやれ...コイツは少しお節介焼きのところがあるからな。注意しておくか...)そう思いながら俺は再び正面を向いた。 ちなみにだが、俺が今いるのは入学式が行われている体育館ではなく、講堂にいる。では何故そんなところにいるのかと言うと......... 
 ~~~~回想終了~~~~ 
 遡ること数分前のこと、突然警報音が鳴り出したと思ったら赤い髪の男子生徒が天井を突き破り落ちてきたのだ。そして彼はこう言ったんだ『この学校はオレが占拠した!!』ってね。当然他の奴らは怯えて動けない訳さ、かく言う俺もその一人だし......でもその時俺は違った。『この学校に入学出来たんだからきっと何か凄いことを成し遂げるんじゃないか』そう思って行動したのは俺だけではなく何人かいてな、そいつらと一緒に逃げ出してきたのさ。~~回想終わり~~~~ 
 という訳で講堂に避難しているわけだ。しかし講堂には大量の怪人が蔓延っていた。(チッ......こんな時に!)俺は内心舌打ちをしそうになるけど我慢して生徒達の誘導を続けることにした。それから数時間後... 
 ようやく生徒達の誘導が終わり一息ついた頃、突如として地面が大きく揺れ始めた。 
 ドオオオォォン!!!「うわっ!?」「きゃあああぁぁぁ!!!」「なんだ!?地震!?」急に起こった大地震に混乱に陥る俺達だったが、そこへ一人の男性教師が現れた。 ̈̈ガヤガヤ 
 「皆さん落ち着いて下さい!!焦らず慌てずに避難してください!!」 
............。「おいアイツ......」「あぁ、今朝の騒ぎを起こした奴だ...。」そう、俺の目の前にいる男こそ、先ほど床を破壊して飛び降りてきた少年だったのだ。しかし、彼の雰囲気は全く別物だった。見た目は同じなのに雰囲気が明らかに違うのだ。(一体どうゆうことだ?)そう思い彼を見ていると彼が口を開いた。「...お前達人間共よぉぉ......!よくもオレの邪魔をしたなぁ......?」そう言いながら彼は両腕を広げる。すると、地面の中から無数の怪物が現れる。 
 「なっ!?」「嘘だろ......!?」目の前に現れたのは全身が岩のような体色をしている人型の巨大な虫達だったのだ。「あれは......何だ...?」「分からないのか?」いきなり声が聞こえてきたので振り向くとさっきの男性が立っていた。「貴方は.........?」「私はバフ・デビルーク王族の一人だ」そう言って男性は俺に名刺のようなものを渡す。それを受け取った瞬間驚愕する!何故ならその名刺にはこう書かれていたからだ。【星野 
 武】(ほしや 
 たけし)と......。そう、俺の苗字は星野である。つまりこの男は俺のお父さんなのだ。「お父様が何故ここに...?」「......今は説明している暇はないな。とにかくここから脱出することが先決だ。私が奴らを引き付ける、その間に君は子供達を連れて逃げるんだ!」そう言うと男性は奴らに向かって走っていった。(確かにそうだ...だけど......)そう思った次の瞬間 
 ピシャッ!パリィィン! 
 突如聞こえたガラスか何かが割れたような音。それに反応したのか奴が男性に襲いかかろうとしたのですぐに止めに行く。 ̈ガシッ!ギチギチ 
 「グギャァァァァァァ!!!」俺が奴の腕を握りしめると奴は悲鳴を上げ始める。「よし今のうちだ早く行くぞ!」男性の合図と共に俺は生徒たちを連れ走り出した。 
 絶望へのカウントダウン - 第一話 『悪魔』 - ンッッッ!(声にならない悲鳴) - ンはあの忌々しい夢から覚めたばかりの私、九条 
 紫乃花(くじょう 
 しいのか)は目を覚ました。 ̈ザワザワ 
 辺りを見渡すとそこは学校であり周りでは多くの生徒が私のことを見ていた。私は急いで立ち上がり教室へ向かうため歩き始めた.........その時だった。
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