ソラトちゃんの日記

素体がりりしいーの好き勝手アフロヘアー

 『1』全9話からなる、1つの世界観をテーマとした物語。 
 ・この作品は『ソードアートオンライン(アニメ)の二次創作です。1期と2期のおさらいをしており、1部の内容に関しては、原作コミックス第3巻までのストーリーしか展開されていないので注意して下さい。(ちなみに作者がこの続きを知っているのは第13話までで、それ以降の内容は作者も知りませんw)※以下敬称略 
 【本編完結】sao～夢幻の戦鬼～ - 第1話 「プロローグ」 - ハーメルジエン大陸における戦いの全て - ンはその光景を前にして言葉を失った 
 空からは黒い影が落ち、周囲では怒号や悲鳴が響いている。 
 影の正体は竜だった。体長およそ20メートルもある巨大種の黒龍だ。背中に翼を広げ、口から火球を放って街を破壊していく。逃げ惑う人々。その上空に黒龍と同じ姿の飛竜種が10匹ほど集まり、手に持った大剣を振るって人々を切り殺している。 
 『......父さん！母さん！』 
 目の前で両親を殺された少年は泣きながら親を呼ぶ。 
 『早く逃げるんだッ！！コイツらに追いつかれるぞ！！』少年の父である男は息子に向かって叫ぶが、その声に応えようとする少年。だがその前に少年が立っていた場所の近くに大きな建物があった事で衝撃が起こり爆発する。建物の破片が落ちてきて少年に当たるかと思われたが、それを間一髪で避けたものの瓦礫の下敷きとなってしまう。 
 「......っ！」『......クソッ！！こんな時にッ！？』瓦礫の下で呻く少年を見た男は歯ぎしりした表情を浮かべて舌打ちをする。しかしすぐに気持ちを切り替えると男が持つ片手直剣を構える。その時男の視界に何かが映った。それは黒龍と同じく人の形をしているが全身真っ黒な姿だった。顔すら見えず表情も分からない。ただ右手には漆黒の刀身の剣を持っていた。 
 【休載中】fate/grandorder rpg - 1-1 「絶望の始まり」前編 - ンと魔族の戦いの歴史 
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 かつてこの世界において、人間と魔族の戦争が起こった事があるらしい。 
 きっかけは些細な事であったとされているのだが、当時の勇者はその戦争を止める為に両者の間に立ち塞がったと言われている。結果として人間側は勝利し終戦後の平和を手にした訳なのだが、その代償として多くの犠牲が生まれてしまったという記録が残っている。 
 100年前、とある魔王率いる軍勢によって世界が滅亡一歩手前まで追い込まれた時があった。そこで勇者達は異世界より召喚した英霊の力を借りてその危機を打ち倒したとされている。しかしこの事は人類にとって非常に喜ばしいものではなくなった。 なぜなら勇者達が召喚したのは英霊であって決して人ではなかったからだ。その為その事を記す書物等は殆ど残されていない。 現在でも歴史上の出来事について知っている人は限られている。 
 【休載中】fate/grandorder rpg 2 / animation(カクヨミ)2020年8月30日12時より公開予定 
 俺は魔王軍の幹部の一人である“クロ”は城の地下牢獄にいた。何故俺がこのような状況になっているのかというと今から数時間前に遡る。 
 ◆◇◆◇◆ 
 その日俺はいつも通りに城壁の上にいた。今日はいつもと違って外の様子を見ていた。俺のいる場所は城の最上階に位置する場所で眼下に広がる街を見下ろしていた。 
 『今日もこの街は綺麗だなぁー♪』 
 なんて呑気なことを思いながら見ているのだが・・・ 
 「おい！誰かアイツを止めろ！！」「無理だ！あんなところに登れるヤツはいないよ！」「ああくそぉっ！！」 街の人達は俺の姿を見るや否や騒ぎ始めた。理由はもちろん俺だ。何故なら今の俺は上半身裸だったからな。それに両手には槍を携えているから余計だろう。『ん？何か向こうの方が騒がしいような？』 俺が気付いた時にはすでに遅かった。突如爆発音が響き渡った。そしてその後すぐ人々の悲鳴も響き渡る。『なっ！？一体何が起こっているんだ！』【緊急事態発生 
 緊急事態発生 
 緊急事態発生】 そんなアナウンスが流れた瞬間、俺は急いで階段を降りていく。この時俺の頭の中ではこんな考えしか無かった。『また侵略者か！！一体どこの誰が来たんだ！！』 そう思いながら外に出た。目の前に広がる光景に目を疑った。先程まで賑やかしかった町並みは