ソラトちゃんの日記

すすねソラト

文字の大きさ
上 下
315 / 603

電波ソングはナツイー

しおりを挟む
 ある村で、ある日一人の赤子が産まれた。だがその子には不思議な力が備わっていた。それは『相手の心を読める』というものだ。 
 その能力によって、彼は人間の心を読んでしまうのだ......。 
 白銀(しろがね)カゲロウ - 第3話 『恋』(前編) - ンッ! 
 ◆◇◆◇◆◇ 
 「はぁ~~っ......」(どよ~ん......) 
 教室の中で浮かない顔を浮かべてるのは私だった。 なぜなら今学期に入ってからずっと憧れてた先輩である“あの”先輩と一緒のクラスになれたからだけど、この有様じゃまったく喜べる状態じゃないんだよね。 (まさか先輩のクラスの担任が副担任なんて......!) そう。実は私のいる2年a組のある人物のクラスが担任ではなく副担なのだ。だから他のクラスメイトみたいに「先生って呼んでもいいのかな?」っていう不安があるわけじゃなく、むしろその逆だ。私は、(担任でもない人のことを“先生”だなんて呼べないよ!) 私が心の中で呟いたように、本来なら先生の代わりに担任になるはずの先生は別のクラスにいるし。 ちなみになんで同じ学年にもうひとり先生がいるのかといえば、なんでもウチの学校の校長先生は、今年になって急に腰が悪くなってしまったようで、それで急遽代わった副担任の方が優秀な人だったらしく、そのままその人に任せてしまっているそうな。(ま、いっか♪ この学校は部活とかが盛んなこともあって学力的にも問題もないし、それに優しい人だし、別に嫌じゃないから大丈夫だよねー?) そんなわけで、担任でもなんでもない人が副担任になったおかげで、1年生のときのときよりも授業がちょっと難しくなってたけど、それでも私にとっては楽しい日常であることに変わりはなかったんだー! まぁそれはともかく、今はお昼の時間なんだけど食堂に行って昼ごはんを食べながら先輩に話しかける勇気が持てず、お弁当片手に机に突っ伏してるのが今の私だよーん!! うーー、どうすればいいのさ~!? (あ~~~~~! どう話しかけていいの~~!?) そんな感じで頭の中が大混乱中の私に救い(?)の手を差し伸べたのは、親友でもある“ハル”こと牝兎(ひぎぬ)ハルちゃんだった。 「ねえねぇ、今日こそ先輩のクラスに行こうよー!」「......えっ? 
......はっ!?」 ハルちゃんの声で我に返って顔を上げると、そこにはキラキラした眼差しを向ける彼女がそこにいましたとさ☆ あっ、そうそう! 
 どうやらこの世界は俺の愛読書シリーズの世界観とは少しばかり違うようです - 第3話 俺の名前はレゴシ=ドラグスフィア。

 - ん?? あれれ、どこかで見たようなキャラクターだなぁ......? 2 - ンは「動物王国ホモビライザー第5巻『お昼休み』より......」 
 

 
 ************** ( 
 あとがき 
 いかがでしたか?今回は前作ではいなかった新キャラである“レゴシ君”についてのお話でした。この物語を書くにあたって原作を読み返していて気がついたのですが、レゴシ君は本当に他の生徒たちとは違っていたんですね笑 さて、今回から新しいストーリーが始まっていくわけなんですが、実はこの作品にはちょっとした裏設定がありまして......。なんとレゴシくんは前世の記憶を持っているんです!(まあ、正確には記憶を持ったまま転生してきたので当たり前なのですが......) なんで今まで黙ってたんだって話ですが、まあそこはほら。今言ったところで読者の皆さんがついて来れないと思ったからです笑 それでこれからの話なのですが、前回も話した通りまだまだ序盤なので特にこれと言った見どころはありませんし、私自身としてもまだ書きたいことが沢山あるので、しばらくは更新ペースが落ちると思います。ですがどうか温かく見守ってくださるようよろしくお願いしますm(_ _)mそれでは次回もまたお会いしましょう
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

就職面接の感ドコロ!?

フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。 学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。 その業務ストレスのせいだろうか。 ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。

処理中です...