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電波ソングはナツイー
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ある村で、ある日一人の赤子が産まれた。だがその子には不思議な力が備わっていた。それは『相手の心を読める』というものだ。
その能力によって、彼は人間の心を読んでしまうのだ......。
白銀(しろがね)カゲロウ - 第3話 『恋』(前編) - ンッ!
◆◇◆◇◆◇
「はぁ~~っ......」(どよ~ん......)
教室の中で浮かない顔を浮かべてるのは私だった。 なぜなら今学期に入ってからずっと憧れてた先輩である“あの”先輩と一緒のクラスになれたからだけど、この有様じゃまったく喜べる状態じゃないんだよね。 (まさか先輩のクラスの担任が副担任なんて......!) そう。実は私のいる2年a組のある人物のクラスが担任ではなく副担なのだ。だから他のクラスメイトみたいに「先生って呼んでもいいのかな?」っていう不安があるわけじゃなく、むしろその逆だ。私は、(担任でもない人のことを“先生”だなんて呼べないよ!) 私が心の中で呟いたように、本来なら先生の代わりに担任になるはずの先生は別のクラスにいるし。 ちなみになんで同じ学年にもうひとり先生がいるのかといえば、なんでもウチの学校の校長先生は、今年になって急に腰が悪くなってしまったようで、それで急遽代わった副担任の方が優秀な人だったらしく、そのままその人に任せてしまっているそうな。(ま、いっか♪ この学校は部活とかが盛んなこともあって学力的にも問題もないし、それに優しい人だし、別に嫌じゃないから大丈夫だよねー?) そんなわけで、担任でもなんでもない人が副担任になったおかげで、1年生のときのときよりも授業がちょっと難しくなってたけど、それでも私にとっては楽しい日常であることに変わりはなかったんだー! まぁそれはともかく、今はお昼の時間なんだけど食堂に行って昼ごはんを食べながら先輩に話しかける勇気が持てず、お弁当片手に机に突っ伏してるのが今の私だよーん!! うーー、どうすればいいのさ~!? (あ~~~~~! どう話しかけていいの~~!?) そんな感じで頭の中が大混乱中の私に救い(?)の手を差し伸べたのは、親友でもある“ハル”こと牝兎(ひぎぬ)ハルちゃんだった。 「ねえねぇ、今日こそ先輩のクラスに行こうよー!」「......えっ?
......はっ!?」 ハルちゃんの声で我に返って顔を上げると、そこにはキラキラした眼差しを向ける彼女がそこにいましたとさ☆ あっ、そうそう!
どうやらこの世界は俺の愛読書シリーズの世界観とは少しばかり違うようです - 第3話 俺の名前はレゴシ=ドラグスフィア。
- ん?? あれれ、どこかで見たようなキャラクターだなぁ......? 2 - ンは「動物王国ホモビライザー第5巻『お昼休み』より......」
************** (
あとがき
いかがでしたか?今回は前作ではいなかった新キャラである“レゴシ君”についてのお話でした。この物語を書くにあたって原作を読み返していて気がついたのですが、レゴシ君は本当に他の生徒たちとは違っていたんですね笑 さて、今回から新しいストーリーが始まっていくわけなんですが、実はこの作品にはちょっとした裏設定がありまして......。なんとレゴシくんは前世の記憶を持っているんです!(まあ、正確には記憶を持ったまま転生してきたので当たり前なのですが......) なんで今まで黙ってたんだって話ですが、まあそこはほら。今言ったところで読者の皆さんがついて来れないと思ったからです笑 それでこれからの話なのですが、前回も話した通りまだまだ序盤なので特にこれと言った見どころはありませんし、私自身としてもまだ書きたいことが沢山あるので、しばらくは更新ペースが落ちると思います。ですがどうか温かく見守ってくださるようよろしくお願いしますm(_ _)mそれでは次回もまたお会いしましょう
その能力によって、彼は人間の心を読んでしまうのだ......。
白銀(しろがね)カゲロウ - 第3話 『恋』(前編) - ンッ!
◆◇◆◇◆◇
「はぁ~~っ......」(どよ~ん......)
教室の中で浮かない顔を浮かべてるのは私だった。 なぜなら今学期に入ってからずっと憧れてた先輩である“あの”先輩と一緒のクラスになれたからだけど、この有様じゃまったく喜べる状態じゃないんだよね。 (まさか先輩のクラスの担任が副担任なんて......!) そう。実は私のいる2年a組のある人物のクラスが担任ではなく副担なのだ。だから他のクラスメイトみたいに「先生って呼んでもいいのかな?」っていう不安があるわけじゃなく、むしろその逆だ。私は、(担任でもない人のことを“先生”だなんて呼べないよ!) 私が心の中で呟いたように、本来なら先生の代わりに担任になるはずの先生は別のクラスにいるし。 ちなみになんで同じ学年にもうひとり先生がいるのかといえば、なんでもウチの学校の校長先生は、今年になって急に腰が悪くなってしまったようで、それで急遽代わった副担任の方が優秀な人だったらしく、そのままその人に任せてしまっているそうな。(ま、いっか♪ この学校は部活とかが盛んなこともあって学力的にも問題もないし、それに優しい人だし、別に嫌じゃないから大丈夫だよねー?) そんなわけで、担任でもなんでもない人が副担任になったおかげで、1年生のときのときよりも授業がちょっと難しくなってたけど、それでも私にとっては楽しい日常であることに変わりはなかったんだー! まぁそれはともかく、今はお昼の時間なんだけど食堂に行って昼ごはんを食べながら先輩に話しかける勇気が持てず、お弁当片手に机に突っ伏してるのが今の私だよーん!! うーー、どうすればいいのさ~!? (あ~~~~~! どう話しかけていいの~~!?) そんな感じで頭の中が大混乱中の私に救い(?)の手を差し伸べたのは、親友でもある“ハル”こと牝兎(ひぎぬ)ハルちゃんだった。 「ねえねぇ、今日こそ先輩のクラスに行こうよー!」「......えっ?
......はっ!?」 ハルちゃんの声で我に返って顔を上げると、そこにはキラキラした眼差しを向ける彼女がそこにいましたとさ☆ あっ、そうそう!
どうやらこの世界は俺の愛読書シリーズの世界観とは少しばかり違うようです - 第3話 俺の名前はレゴシ=ドラグスフィア。
- ん?? あれれ、どこかで見たようなキャラクターだなぁ......? 2 - ンは「動物王国ホモビライザー第5巻『お昼休み』より......」
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あとがき
いかがでしたか?今回は前作ではいなかった新キャラである“レゴシ君”についてのお話でした。この物語を書くにあたって原作を読み返していて気がついたのですが、レゴシ君は本当に他の生徒たちとは違っていたんですね笑 さて、今回から新しいストーリーが始まっていくわけなんですが、実はこの作品にはちょっとした裏設定がありまして......。なんとレゴシくんは前世の記憶を持っているんです!(まあ、正確には記憶を持ったまま転生してきたので当たり前なのですが......) なんで今まで黙ってたんだって話ですが、まあそこはほら。今言ったところで読者の皆さんがついて来れないと思ったからです笑 それでこれからの話なのですが、前回も話した通りまだまだ序盤なので特にこれと言った見どころはありませんし、私自身としてもまだ書きたいことが沢山あるので、しばらくは更新ペースが落ちると思います。ですがどうか温かく見守ってくださるようよろしくお願いしますm(_ _)mそれでは次回もまたお会いしましょう
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