ソラトちゃんの日記

すすねソラト

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飽海夢ストリーム

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 「あの......その、人って?」「あら? 
 「まだ一人」と聞こえたので来ちゃいました。私で良ければお相手しますよ? なんせ私は『あの人』からの使者ですもの!」 
 ありふれた錬成師と空の少女と - 第2話『おねがぁい(上) ~はぐれ勇者の孤独な旅路~』(1/2) - ンは静かに目を開きます。「知らない天井......」 
 それはそうでしょう?だってここはハジメさんのおうちですから。「ユエちゃん!?なんでここに!?」「どうしてと言われても......私も気付いたらこのベッドにいた」 そんなまさか! いやでも、確かにあの時も何か光ったような気がしましたけど......。でもじゃあユエちゃんは一体どうやってここに来たのでしょうか?「......秘密」 ええ~~っ!それ一番気になるところじゃないですかぁ! そして何故に疑問符なのですかぁぁーッ!!「ところでさ......ここって異世界だよね......?」「ん......間違いないと思う」 そこはちょっと自信なさげなんですねえ......? 
 ありふれない天空の世界最強姉妹 【完結】 - 第3話 『おねぇがぁい』(1/3) - ンとも知らず、二人は会話を交わしながら朝食の準備をしています。何しろもうかれこれ一週間近く経ってますからねえ......。しかも今回は前回と違って、二人一緒でしたしぃーー! 
 ありふれた錬成師と空の少女と - 第4話『はぐれ勇者の孤独な旅路』(1/4) - ん、いい朝ですね。 
 ありふれてない檜山大介君(9歳・男児)の回想録/一月前。 
 ありふれてはいけない職業で世界最強rpgゲーム世界に転生した僕こと南雲ハジメさんですが、なんとびっくり、いきなりこの世界は物語じゃなくてリアルだったのです。 いえ、そりゃ神様にも会ったわけでもありませんし当然なんでしょうけれど、それにしてもあんまりな展開ですよ! だって今まで剣とか魔法とかそういうファンタジー世界で生きて来てたのにいきなり中世風文明のど真ん中に放り出されたんですからね、そりゃあ誰だってびっくりするに決まってるでしょ!(ちなみに僕の驚き具合といえば某白兎を名乗るラノベ作家先生曰く、「主人公補正だぁぁぁーっ!!」ってやつだそうで......)。 ともかくそんなこんなで混乱するばかりだった僕もどうにか冷静になって、今はこの世界のことを調べる傍ら自分の置かれた立場や周囲の環境について色々と調べています。 実は僕ってば、いわゆるところの記憶喪失状態みたいでして......つまり今分かっているのは自分の名前だけなんですよ。なのでとりあえず『南雲ハジメ』という名前だけは何とか思い出せたものの、それ以外はもうさっぱりなんです。 あ、あともう一つ大事なことが分かったんですよ!それが......そのぉ......。「お姉ちゃん!見てみてぇ♪」 
 

 
 「わぁ~!上手に描けましたねぇ♪さすが我が弟ですぅ~♪」 「えへへぇ~///」 そう、僕はどうやら姉がいるらしいのです!それもとびっきり可愛い女の子がね。 しかし残念ながら僕の記憶にはその女の子の名前すらありません。これは一体どういうことなのか? 
 ありふれていない天職〝錬成師〟の女性版だとでもいうべき存在なんだと、僕自身も最初は思ったのですが......。「いやあこの姉ちゃんの絵も上手いよなあ、なあ兄貴?」「ああほんとうだな? 
 それにすげえ美人だし、きっと将来はすっげえ綺麗になるぜ!」 「......ありがとうございますっ」 ところが僕の記憶にある限りではその姉の顔は全く思い出せないんですよね......だからこの子の名前は今のところ分からないというのが現状です。......まあ、いずれ分かってくれればそれでいいんですけどさあ。 
 ありふれてない檜山大介君(9) - (2/1) - んでようやく落ち着いてきたところで改めて分かったことがあるんです。それはここは僕が元居た地球ではなくて、異世界であり僕にとっては紛れもない未知なる地だということでした! そんな異世界に突如として放り込まれてしまった以上、いつまでもここにいるわけにはいかなかったので、僕はすぐにここを離れようと決めました。 ただその前に、まずは生活基盤を整えることにしたわけです。いくら異世界だろうと衣食住が整っていない状態で旅をするなんて無茶ですからね。幸いにして僕にはこの世界に来る前に神様からもらった特典があったわけですが、それでも何の備えもせずに行くのはあまり賢い行為とは言えませんからねえ。 というわけでまず手始めにしたのは当然ですがお金稼ぎでした。何せ僕は何も持たずに来たわけじゃありませんから、何か仕事を見つけてそれを売るなりなんなりにお金を稼ごうと考えていたわけですね。それで実際に始めたのが所謂冒険者ギルドでの登録だったというわけです。 ただ困ったことに今の僕にはほとんど知識がありませんから、いきなり荒事に身を投じてお金を稼ぐというのはさすがに無謀な話ですし、そもそも僕みたいな明らかに戦いとは無
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