ソラトちゃんの日記

すすねソラト

文字の大きさ
上 下
199 / 603

とある待ち時間

しおりを挟む
この素晴らしい世界を祝福して! - 1話 - ンッ 
 「ここは......」 
 目が覚めると、私は暗い空間にいた。いや、正しくは眠っているだけなのだが......。私の周りにある光り輝く石? 
 宝石? 
 に反射する光で自分の姿を確認することは出来た。しかし、何故こんな所にいるのかがわからない。確かさっきまで家にいて......。 
 この素晴らしい世界に祝福を! - 2話 - イセカイテンニブツ・ジカクシツノフエッテナァー(棒) - ンは混乱していた。何故か分からないが、自分はこの見知らぬ場所にいるからだ。 
 「......ここってどこなんだ?」 
 思わず声に出してしまうほど動揺している。それも仕方ないだろう。何故なら自分が寝ていた筈のベットからいつの間にか知らない場所の床に立っていたのだから。どうしてこんな事になったのか全くわからないし理解出来ない。一体どういう状況なのか考えるだけで頭がパンクしてしまいそうになる程だ。 私はとりあえず周囲を見渡してみることにした。 
 【女神】異世界に行ったら本気だすしかないと思うんだ。 - 3話 - ん~......これは夢でしょうか......? - ンッ 
 【ステータス】名前:アストレア年齢:19歳性別:女種族:人間レベル:1職業:聖職者スキル:《光魔法》lv3 
 装備品:聖女のローブ武器:初心者の杖防御力:40魔法攻撃力:10魔力値:14 
 【女神の寵愛ex】効果:毎秒hp1%回復体力最大値20%増加 
 ふむふむなるほど......え? なにこれ、チートじゃん? あれですか神様パワーってやつですねわかります(白目)それにレベルも低いですし......でも、レベルなんてゲームじゃ上げることの方が難しかったと思います。まぁそこは気にしたら負けですかね......。それにしても幸運値だけは高いですね......もしかしてこれが俗に言う主人公補正とかいうやつでしょうか? 
 この素晴らしい世界を祝福して! - 4話 - ンッ 
 あれからどれくらい時間が経ったのだろうか? 
 私が目覚めてからずっと周りは真っ暗なままで時間の経過などが全くわかりませんね......ですがこれだけはわかる気がします。だってさっきから何か声が聴こえてくるんですよね。 
 「............!」 
 最初は気のせいかと思いましたが声だけではなく足音のようなものまで聴こえてきますね。どうやら誰かがこちらに向かって来ているようです。さてここで問題です。こんな訳も分からない状況で出会った人とどう会話するのが正解なのでしょうか? 1:普通に挨拶を交わす2:無視3:話しかける4:話しかけない5:無視 
......うん、4はないですね!(自己完結)ということで無難に話しかけてみますかね......。これで無視とかされたら心が折れてしまいますので......。「......おーい、誰かいませんかー」 私は試しに声を掛けてみることにした。すると先程まで聴こえていた足音が止まると同時に辺りが明るくなるのがわかった。それと同時に何者かの声が聞こえてくる。「......誰!?」突然大きな声が聞こえたことにビックリした私はその方向に振り返ることにした。「あ......」「......」 
 そこにいたのは薄水色の髪でショートヘアーの女性でした。身長はかなり高くてスタイルが良く顔立ちもいいです。それに加えて服装もかなり露出度が高いため目のやり場に困ってしまいますね......。そんなことを考えていると向こうにいる女性が慌てた様子でこちらに駆け寄ってくる姿が目に入った。そして彼女は私の元に辿り着くなりこう叫んできた。「目が覚めたんだねっ!! 
 良かったぁ~」「......?」 
 彼女の言葉の意味がわからないまま考えていると後ろから再び声が聞こえてきました。「ちょっとカヤちゃん!? まだ起きたばっかりだよ!? もう少し考えて行動しないと!」「えー、もう少しだけいいでしょサレン。せっかくこの子が起きたんだから少しは話してからでもいいじゃない♪」「はぁ......もういいよカヤちゃん......それよりも早く自己紹介をしましょうよ」「それもそうだね♪ じゃあまずはあたしからかな~あたしは"カヤ"って言います。よろしくね♪」「えっと......初めまして私の名前は"メルティ=ヴァーミリオン"と言います。よろしくお願いしま――」「はいストップ。そこまでにしておいた方がいいよ」「......何故?」「何でって言われてもねぇ......それは自分で気づくものだろうし。今はそんなことはどうでもいいんだよ!!」「そんなことと言われても......困るのですが」 いきなりそんなことを言われてもわからないんですけど......一体何が言いたいんでしょうかこの人は......?「――とりあえず、貴女の名前を教えてくださいませんか?」「やっと本題に入れるよ~♪ 
 あたしの名前は"サレン"って言うんだ。君は何ていうの?」「メルティと呼んでください。よろしくお願いします」「こちらこそよろしくメルちゃん♪ それと敬語じゃなくていいんだよ」「......わかった、これからよろしくサレン」 私はそう言いながら手を差し出してきたサレンの手を掴み握手をした。それにしてもこの人何処かで見たような......?
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

車の中で会社の後輩を喘がせている

ヘロディア
恋愛
会社の後輩と”そういう”関係にある主人公。 彼らはどこでも交わっていく…

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

妻がヌードモデルになる日

矢木羽研
大衆娯楽
男性画家のヌードモデルになりたい。妻にそう切り出された夫の動揺と受容を書いてみました。

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

処理中です...