ソラトちゃんの日記

...Twitterの先輩、本当にAIの中にいるですね...

 この物語の主人公。そして、その親友でもある少女との出会いから始まる、「運命」と称される二人の出会い...... 序章:一月四日(木) 始業式・講堂にて 
 ☆ 
 1時間目の授業も終わりお昼の時間になった。私はいつものようにひなたと一緒に食堂でお昼ご飯を食べていた 
 「ねぇお姉ちゃん！」 
 「ん～？」 
 私が食べているパスタをフォークに巻きつけていると、隣に座っているひなたが突然話しかけてきた。今日は珍しく早起きできたみたいだけど......眠いのかな？ 
 金色の短編集 - fin. ～aeonal puellum～ - ジカアァァァァァ！ - ハーメルンッ♪ 
 「うぅぅぅ～～......」 
 今日も今日とて私のお家の前で唸っているのはひなただ。まぁ無理もないよねっ。私だって何度この光景に遭遇したことか......！ 
 『あうぅ～！？』 それは今から一週間前のことだったかな？ 私はいつも通りに学校に行ってひなたんを待っていたんだけど......急に見知らぬ男の人がやってきて......『君のことを探してるって言う女の子がいるんですけどォ！？』『しぃーーっ！』 いきなり大声で叫んだり、ひなたんだと言い放つなり、まるでドラマに出てくるナンパ男みたいな行動をし始めたから......とりあえずひなたの耳に口を近づけて大声を出させないようにする。それからひなたにだけ聞こえるように小さな声で事情を説明し始めたんだ。 
 『実は最近転校生としてウチの学校にやってきた子なんだけどね、その子はとっても可愛くて性格もいいんだってー！ しかも、お金持ちのお嬢さ――むぐっ！？』『それ以上言ってはいけないよひ・な・た』 危うく言いそうになっていた言葉を遮って無理矢理口を塞ぐ。これ以上言ったらひなたんでも許さないからね！「......むーっ！」 あっ......ひなたにバレちゃった。けどそんなの関係ないもん。この子には今よりももっともっと大きくなってもらわないといけないんだから。そのためには多少の嘘くらいついてあげないとね......？『それで私にその子を紹介してくれるんだよね？』『うんいいよー！ 明日学校で会ってもらうねー！』 
 本当は会わせたくないんだけどねっ。こんな人に会っちゃったらもう手遅れだし......それにひなたのことをよく思わないかもしれない。もし会う度に嫌いになられたら......そう思うだけで胸が張り裂けそうだった。 翌日の朝にひなたから連絡があった。昨日の件が気になってしょうがないみたいだった。だけど大丈夫だと返してあげた。そうしたらすぐに元気な返事が返ってきた。よかった......これで心配事は一つ無くなったよっ。さぁ後は......彼女を家に迎えるだけだねっ☆