ソラトちゃんの日記

すすねソラト

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砂糖は丸いんだよね丸い

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 ある村に、人ではないが人の血を引く少女が生まれた。その少女は神に愛されたのか、あるいは不幸だったのか、両親をすぐに亡くし天涯孤独となりながらもすくすく成長した。少女に残された親の形見と呼べるのは、祖母より譲り受けた一本の毛並みの良い尻尾だけだった――。 
 ナオキによるvtuberライフ - 第3話 ゲームスタート!/初仕事? - ジブンのvtuber生活 - ん~♪ 
 朝5時半......まだ日も昇っておらず肌寒い時間帯、カーテンの隙間から射す朝日を感じ取り目を覚ます。上半身を起こし、目を擦りながら大きく欠伸をして再びベッドへ横になり夢の世界へと旅立とうとした矢先だった。「こらっ! 
 もう起きてって言ったでしょ?」 
 自室のドアのノック音と同時に聞こえてきた声に驚き思わず飛び起きる。声の主の方へ視線を向けると、そこには腰まで届く長い黒髪をした15歳ぐらいの女の子が立っていた。彼女は俺の姿を見るなり呆れたような表情を浮かべていた。「......おはよーございます......」 
 眠いせいか声が掠れてしまい女の子の声はよく聞き取れなかった。そんな様子の俺を見て仕方ないといった表情をしながら部屋に入ってきた彼女の名前は、『リイ』――愛称はリィであり、俺と同い年だ。そして、彼女もまたこの家に住み込んでいる一人であった。「――まったく! 
 今日は大事な日なのにどうしてそんなにのんびりしてるのよ!」「だってさぁ~今日は日曜日だよ? 
 それに休日だし......もう少し寝ないと体に響くよ......」 そう言われればそうだけどと頬を膨らませる彼女だが、正直俺は彼女がなぜここまで怒っている理由がわからないのだ。確かに休日だからと言って夜更かししすぎたのは良くないけど、それを含めて何故こんなに怒られるのだろうか?「......はぁ......アンタねぇ、昨日渡したソフトインストールしてあるわよね? 
 早くダウンロードして今日の正午ぐらいに設定画面に設定しないと駄目なのよ」 ソフト......? 何のことだかさっぱりわからないけれど、とりあえず首を縦に振って彼女に答えてみることにした。しかし彼女はそんな俺の顔を見て余計に不機嫌な表情を見せたかと思うと、何も言わずそのまま部屋を出て行ってしまったのであった。 
 【本編完結】もしもオタ活部さんがポケモン世界に転生したら - 第1話 - ンとある平日の朝方。リビングにあるソファーに腰掛けてボーッとテレビを眺めていた俺は、ふとテーブルに置かれた一枚のチラシを見つけた。その紙に書かれていたのは、とある遊園地のイベント告知広告のようなものだったのだが―― 
 【期間限定!! 
 アスレチックパークオープン記念スタンプラリー開催!!!】 
 アスレチックパーク――それは俺が今生きている世界とは違う別の世界の都市である「アースランド」にて、大人気のアーケード型アトラクション施設なのだが......いかんせん規模が大きいためか開店前に行列が出来てしまうことがあり、特に夏休みシーズンになると入場制限があるほどの盛況ぶりを見せるらしいのだが、残念ながら今日みたいな平日にはお客さんは少ないようだ。まあそれでもこうしてテレビで放送しているということは集客に成功しているのだろうとは思うのだけれども。それにしても、このイベントは面白そうだなー。どうせだから俺も応募してみようかな? 
 せっかくこの世界にいるんだからアスレチックくらいは楽しんでおきたいし。それに、前世ではこういうレジャー系のイベントに参加したことがなかったので一度くらいやっておいても良いだろう。そうと決まれば早速受付開始時間を調べなければ! 
 「――ん? なんだコレ?」 
 スマホを操作していた俺だが、突如テーブルの上に置かれた新聞紙の裏から何かがはみ出しているのに気づいて手を止めた。なんだろうと思って新聞紙を取り上げると、そこには何やらデカデカとした文字でこう書いてあったのだ。【 
 『アサルトリリィ~焔ノ剣士』第6号!』 内容:「リリィウッドを舞台にしたストーリークエスト『百年花騎士長ヤグルマギクの恋模様 
 ~炎舞散り乱れ咲く花束を添えて~』発売中!」――って。え!? 
 ちょっと待ってよ。これってまさか......!! 俺の頭の中にひとつの可能性が過った瞬間、再びテーブルの上に置いたままだったテレビの映像が流れていた番組表へと視線を変えた。【スタジオのお時間ですが、予定を変更します】「えーっ、どうしちゃったのかしら?」【次回のゲスト予定だった人気アイドルグループが突然熱病を発症して緊急入院してしまったということで、別のタレントさんをお呼びしています】「あら大変ね~」【それでは改めまして、司会者は私○○△××でお送り致します】 
 100万人目で抜けるつもりだった聖剣の100万人目だった勇者 - 第十一節 この夢のような世界で遊ぼうではないか - ンはまたいつの日か - ンッ 
 ミーンミンミン......。 
 「......はっ!?」 
 ジメジメとする暑さの中、俺は眠り続けていた
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