ソラトちゃんの日記

手持ちにあるのはかぎりなく憔悴

 とある世界にある聖域(サンクチュアリ)。 
 そこには天竜人と呼ばれる人間とは別の、人間の上位種が存在するがその頂点に君臨する者らは...... 
 ～one piece～『自由への飛翔』 - 第1話 ～サンディ島へ行こう！～ - ンはサンディ島の砂浜で目が覚めた。 
 「んぅ？ふぁ～」 
 まだ眠たげな目を擦りながら大きく伸びをする...と、隣にいる一人の少女も同時に起きたようで、俺に向かって微笑んでくる。「...おはようございます♪」「ん？...あぁ、おはよう。」 彼女は俺の彼女である。 名前は"カリーナ・d・アーキマン"愛称としてカリンと呼ばれている。 実は俺と彼女は遠い過去に出会ったことがあるらしく、俺はそのことを今でも忘れていないし彼女に会った瞬間思い出したのだ。 しかし、それはまた後で話すことにしよう。「.......よしっ！今日も一日頑張るか！」「はい♪頑張りましょうね？」「おうよ！よっしゃぁ！！じゃあまずはご飯食べに行こっかぁ！！」「...あっ！待ってくださいよぉ！？」 とりあえず俺たちは朝食を食べに行くために歩き出した。 
 【自由への飛翔】 - 第2話 この島の住人に挨拶をしよう！(挨拶編) - ンとある海辺にて、俺はカリーと話をしていた。「ふぁぁ～～あ......眠い...」「ふふっ...今日も寝坊さんだったんですか？」 
 そう言いながらカリンはクスクスと笑う。「...うるせぇやい。」「ふふふっ......」 
 この物語の主人公である彼は前世の記憶があり転生者である。そして今話しているこの少女はヒロインの一人だ。名前は"カリーナ・d・アーキマン"愛称はカリィ。そして、彼の隣を歩いているのは彼が愛している女性なのだ。「でもまぁ、今日はいつもより早く起きたぜ？」「本当ですか！？いつもはどれくらい寝ているんですか...？」「...大体5時30分ってとこだな。」「...そんな時間に起きてどうしているのですか......？」「いやー、何となく早起きしちゃってさ......それで何かすること無いかなって思って、暇だからこうして散歩してんだよねぇ。」 
 ちなみに、この世界には奴隷制度などが無いため普通に生きているのだがその分朝早く起きる必要があるのだ。理由はもちろん簡単だ。「だったら、今日こそ起こしに行かなくていいのですか？」「あー、それもそうなんだけどなぁ......毎回俺が起こさなくてもいい気がするんだよな。むしろ俺を起こすくらいなら、先にあいつが起きてる方がいいしな。」「でも......それじゃあダメですよ？」「...何故？」「だっていつも貴方の寝顔を見ていますが幸せそうな顔をしていますから。それに毎日朝起きたら一緒にご飯を食べているのでしょう...？せっかく起こしてくれる人がいるのですからちゃんと起きなくちゃいけませんよ？」「............善処します......。」「もうっ...！本当に仕方のない人ですね？」 そう言うとカリオは頬を膨らませる。 そんな彼女を見ながら俺は苦笑いした。「...そんなに怒らないでくれよ......」「怒ってません～♪ただ私が怒っている理由をちゃんと理解してくださいね？」「.........うん...。」 そうこうしているうちに俺たちは目的地へと到着する。【食堂 
 リバティ】ここは孤児院であり同時に孤児たちの集う場所でもある。その広さは約10m×10mで200人ほどが収容できる。ここの職員たちは皆家族のように接してくれる為子供たちもすぐに懐く。「おはようございます！！皆さん♪」『おはよう！』 
 カリオの声に子供たちが元気に返事をする。「...おぉ～、みんな元気だなぁ...！」「はい♪きっと私たちの姿が見えたからだと思いますよ？みなさんとても笑顔ですし。」「そっかぁ.........それなら何よりだね！」 そんなことを言いながら俺たちは席に着く。しばらくすると続々と子供たちが集まってくる。やがて全員が揃うと一人の女性が声をかけてきた。「おそようございます、先生！あらっ...もしかしてお二人さんはカップルなのですか？」 
 彼女の名はリバティ=アルマドレ。年齢33歳独身である。性格はとても優しく面倒見も良いので人気が高い。彼女は元々軍の指揮官であったが、前線基地であった場所が壊滅したことを機に退役しそのまま軍に就職したのだという。「...ち、違いますよっ！？」///「そうですよ！俺とカリオは単なる友達ですってば！！」「......ふふっ、照れちゃってぇ～♪可愛いわ～♪」「ちょっ、やめてくださいよ......！」「はいはい、じゃあ私はこれで失礼するわね～♪また後でね～♪」 
 そう言って手をひらひらさせながらリバティ先生は去っていった。「...ったく、あの人はいつもあんな調子なんだからな...少しは自重して欲しいぜ...」「......ふふっ、良い方じゃないですか♪それより冷める前に早く食べましょうよ♪」「...はぁ...そうだな...いただきまーす