ソラトちゃんの日記

すすねソラト

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虹の崩壊

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 この物語は、この小説の原作である「仮面ライダービルド」とそのスピンオフコミックに登場したある科学者が体験した不思議な出来事を題材にした回想話となっています。 
 仮面ライダーw/kの花嫁 - 第10章 「news」ー5 the rebirth- - ハーメルンは彼を見失った。 - ンとマヤノトップガンはレースを終え寮へと戻る道を歩いていた。 
 「いや~負けちゃったね☆......それにしてもさつきさん凄かったよね~! 
 あんな風に走ったのは初めてかも!☆」 「......そうかもね......」 「それにあの娘にも追いついてたしっ☆ もしかしてウマ娘じゃないんじゃ......?」 「............そんな訳無いでしょ。あれくらい出来る様にならないと困るよ......。 でも確かにそうだね、あの人には何かがあるかも知れない。もしかしたら私達と同じ才能の持ち主なのかも......」 「えへへへ......! だったら嬉しいなっ☆」マヤノトップガンはまるで自分の事の様に嬉しそうな表情を浮かべる 
 するとそんな彼女に向かって何者かが声をかける。その声は彼女達が良く知る人物だった。「あら、貴女達? 丁度良かったわ、ちょっと良いかしら?」 
 そう言って彼女らに声をかけたのはメジロマックイーンだった。「あっ、マックイーン先輩だ~~!!☆」「マックイーンさん、こんにちは~~!」「ええ、ごきげんよう♪ ところでマヤさんに、カブラギ・トムソンさんをご存知ですか?」 「え......? 
 トムソンちゃんって言えば確か学園内じゃすっごく人気なんだよ!? 『可愛い上に強くてかっこよくて優しくて強いなんて憧れちゃう』っていつも言ってるもん☆ 今時珍しいくらいの純真派だって噂になってるし! どうかしたんですか急にそんなこと聞いて?」 「実はですね............ 
 私は今日のレースに出場していたんですけれど、その時に私よりも先にゴールして来た方がいたんですよ」 「えぇぇ~~~!!?? 
 それってホントなの!? もしそれが本当なら大ニュースじゃん!!???」 「ええ、ですが私が見た時にはもう既に居なくなってまして。一体誰だったのか気になると思いまして。マヤさんは誰かご存知でしょうか?」 「う~ん......。そういえばあの時スタートの合図があったと思ったらいつの間にか前に居たんだよね~? だから全然気にして無かったよぉ~」 「......つまり誰も気付かなかったって事ですか? それに仮に気付いたとしても速すぎて目で追えないだろうし......」 「そうなんですよね......。私も必死で走っていたとはいえあの速度について行ける自信はないですものね。 ただ本当にあの人がこのトレセン学園内に居るのならば是非とも会ってみたいと思ったものですから......」 「まぁ、そんな人がいればきっと凄く目立つだろうしねぇ~~!!」 「............マヤさんも知らないとなるとやはり違うのでしょうか......?」 「......え? もしかしてマックイーンはその人のことが気になっちゃったとかぁ~~??」 「いえ、別にそういうわけではないのですけれども......。 なんだか他人のような気がしなくて......」(←第1章『幕間』参照!) 
 悪童ウマ娘 - 3r soldier - ンは、とある理由により人付き合いが苦手である。 
 理由は様々だが特に酷いのはその見た目にある。 それは全身黒ずくめの格好をしている事でも有るのだが一番の原因はそれではない。 まず目に付くのはその顔つきだろう。 目元にはクマのような黒い線が入っており口はへの字になっておりお世辞にも美形とは言い難いものだがそれでも整っていると言える顔をしており、髪もかなり長い。 これだけならばまだギリギリ普通の範疇だと思われるかもしれない。 しかし服装は非常に奇抜であり、頭に被ったソフト帽、手に持っている大きな袋(中には沢山のキャンディーが詰まっている)といった姿はとても普通の人とはかけ離れているのだ。 
 しかもこの帽子、なんと角まで付いてくる始末なので尚更の事近寄り難くなってしまうのである! そのため彼がよく訪れる場所は主に食堂か購買部。そして偶々その場に居合わせた一部の生徒からは"謎の存在x"と呼ばれているらしい。 
 悪童ウマ娘 - 4sldcale autumanism, part.1 - ンとある朝の出来事だった。私はいつも通り目覚ましの音を聞いて目を覚ます。 時計を見てみると既に8時10分を指していた。いつもは7時に起きているのでかなり寝坊してしまったようだ。しかし幸い今日は休日なので急いで支度をする必要もない。少し寝すぎたかなと思いつつ着替えようとベッドから起き上がろうとすると、なにやら部屋の外からドタバタと騒がしい音が聞こえてくる。何かと思い、ドア越しに耳を澄ませているとどうやら声の主は誰かを探しているらしいという事が分かる。一体こんな朝から何の用なんだろうか?そんな事を思っているうちにようやく
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