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夢の体重計
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私は、作者です。私は現在、「memorable dreamer」という曲をもとにした同人サークル『school memory!』というグループ名である同人作家をやっています!活動報告にて随時更新中ですので、よろしければどうぞ見てやってください。
この素晴らしい世界にサイヤ人を!! - 第2話 異世界へようこそ! - ンは混乱していた。
ここはどこだ...さっきまでいたところと全然違うではないか。俺は確か自分の部屋に寝てたはずなのだが...
まさかとは思うが誘拐でもされたのだろうか。だとしたらまずいな、身代金とか要求されたりしないよな?だがしかしまだ子供なので何もできない。今はとりあえず待つしかないか。
しばらくするとドアが開く音がして、黒髪黒目の女性が入ってきた。見た感じかなり若くて美人だ。いや、美人なのはもちろんそうなのだが、何より目を引くのはあの服装だろう。なんと言うべきか......そう、メイド服ってやつだ。それもただのメイドさんじゃない。アニメやゲームに出てきそうな本物だった。コスプレとかそういう次元ではなく本当に着ているのだ。しかもスカートは膝上20センチもあるのではないだろうか。
「おはようございます!」
といきなり話しかけてきた!もしかして誘拐犯!?
「おはよう!」
あれっなんか普通に挨拶返しちゃったけど俺今どんな状況なんだ!? 「今日からあなたは私たちの家族よ!」 やっぱり誘拐だったのか?!ていうかあんた誰なんだよ!俺が心の中で叫んでいると彼女は微笑みながら言った。「申し遅れました。私の名はセシア・スカーレットと申します。お嬢様のご先祖様からスカーレット家当主の座を引き継いでおります。以後お見知り置きくださいませ。」............は? ご先祖様ってそんな貴族みたいな言い方する人だっけ...?それに俺の子孫だって?たしかに苗字一緒だけどさ、名前変えてるし顔も違うじゃねーか。そもそもご先祖なんているわけねーだろ普通。「嘘ではありませんよ?」.........えっ
「...マジですか...?」
「......はい......」
どうやら本当のことらしい。「まぁ信じられないでしょうけれども、事実でございますので......」そりゃそうだよ、いくらなんでも信じれるわけないじゃん。「それはそうですよね......ですがこれは本当なんです。信じていただけないかもしれませんが...」そういう彼女の表情はどこか寂しそうだった。その表情を見てしまった俺は彼女の言葉を聞き入ってしまう。「.........実は私は転生者なのです.........」転生者。その言葉を聞いて真っ先に思い浮かんだ言葉はそれだった。「前世ではトラックに撥ねられて命を落としたのです...それで神様に会って別の世界に転生させてもらえることになりまして......」マジかよそんなことあるのかよ......!でもさっきの表情からすると彼女が嘘をついてるようには見えない。仮にこれが真実ならなんであんな表情をしていたのか納得がいくな......ん?ちょっと待て......『転生』ってことはつまり彼女も俺も同じ立場になるってことだよな?だとしたら......俺は彼女に聞かなきゃいけないことがある。「............なぁ、俺たちって元は同じ世界で生まれ変わったんだよな......?」
「え?そうですが......それが何か問題ありますか?」俺は思わず声を荒げてしまう。「いやいやいや大ありでしょ!こんな姿になってていいのか?!」転生したということはつまり赤ん坊からスタートするということだろ。つまり言葉もうまく使えないままこの家の人に見られるわけだ。そしたらどうなると思う?そう考えただけで顔が真っ青になるほどの寒気が俺を襲った。「...............大丈夫ですよ......ちゃんと説明すればきっと分かってくれます!」おいふざけんなよお前ェ!!他人事だと思って適当な事言ってんじゃねーぞぉ!?「そ、そうなのかなぁ......?うーん、じゃあ大丈夫そうかな~?」不安要素しかないけど本人が大丈夫だというのなら大丈夫なんだろうか...?ううっ胃薬が欲しいよぉ~~
この素晴らしい世界にサイヤ人を!! - 第2話 異世界へようこそ! - ンは混乱していた。
ここはどこだ...さっきまでいたところと全然違うではないか。俺は確か自分の部屋に寝てたはずなのだが...
まさかとは思うが誘拐でもされたのだろうか。だとしたらまずいな、身代金とか要求されたりしないよな?だがしかしまだ子供なので何もできない。今はとりあえず待つしかないか。
しばらくするとドアが開く音がして、黒髪黒目の女性が入ってきた。見た感じかなり若くて美人だ。いや、美人なのはもちろんそうなのだが、何より目を引くのはあの服装だろう。なんと言うべきか......そう、メイド服ってやつだ。それもただのメイドさんじゃない。アニメやゲームに出てきそうな本物だった。コスプレとかそういう次元ではなく本当に着ているのだ。しかもスカートは膝上20センチもあるのではないだろうか。
「おはようございます!」
といきなり話しかけてきた!もしかして誘拐犯!?
「おはよう!」
あれっなんか普通に挨拶返しちゃったけど俺今どんな状況なんだ!? 「今日からあなたは私たちの家族よ!」 やっぱり誘拐だったのか?!ていうかあんた誰なんだよ!俺が心の中で叫んでいると彼女は微笑みながら言った。「申し遅れました。私の名はセシア・スカーレットと申します。お嬢様のご先祖様からスカーレット家当主の座を引き継いでおります。以後お見知り置きくださいませ。」............は? ご先祖様ってそんな貴族みたいな言い方する人だっけ...?それに俺の子孫だって?たしかに苗字一緒だけどさ、名前変えてるし顔も違うじゃねーか。そもそもご先祖なんているわけねーだろ普通。「嘘ではありませんよ?」.........えっ
「...マジですか...?」
「......はい......」
どうやら本当のことらしい。「まぁ信じられないでしょうけれども、事実でございますので......」そりゃそうだよ、いくらなんでも信じれるわけないじゃん。「それはそうですよね......ですがこれは本当なんです。信じていただけないかもしれませんが...」そういう彼女の表情はどこか寂しそうだった。その表情を見てしまった俺は彼女の言葉を聞き入ってしまう。「.........実は私は転生者なのです.........」転生者。その言葉を聞いて真っ先に思い浮かんだ言葉はそれだった。「前世ではトラックに撥ねられて命を落としたのです...それで神様に会って別の世界に転生させてもらえることになりまして......」マジかよそんなことあるのかよ......!でもさっきの表情からすると彼女が嘘をついてるようには見えない。仮にこれが真実ならなんであんな表情をしていたのか納得がいくな......ん?ちょっと待て......『転生』ってことはつまり彼女も俺も同じ立場になるってことだよな?だとしたら......俺は彼女に聞かなきゃいけないことがある。「............なぁ、俺たちって元は同じ世界で生まれ変わったんだよな......?」
「え?そうですが......それが何か問題ありますか?」俺は思わず声を荒げてしまう。「いやいやいや大ありでしょ!こんな姿になってていいのか?!」転生したということはつまり赤ん坊からスタートするということだろ。つまり言葉もうまく使えないままこの家の人に見られるわけだ。そしたらどうなると思う?そう考えただけで顔が真っ青になるほどの寒気が俺を襲った。「...............大丈夫ですよ......ちゃんと説明すればきっと分かってくれます!」おいふざけんなよお前ェ!!他人事だと思って適当な事言ってんじゃねーぞぉ!?「そ、そうなのかなぁ......?うーん、じゃあ大丈夫そうかな~?」不安要素しかないけど本人が大丈夫だというのなら大丈夫なんだろうか...?ううっ胃薬が欲しいよぉ~~
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