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夢の針
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「とある男が神様に頼み、神剣の使い手としての素質を認められた」というモノ。だが男はそれを望まず、平穏な人生を送りたかったのだが、そんな彼の元にはまたしても厄介事が舞い込む......みたいなストーリーなんだけどもっ!? (実はこの主人公くんも元の世界だと結構なイケメンなんだよ?) こんなん絶対おかしいよ。→ この話も大体わかったけど......もうちょっとだけ読んでみるか
【お試し】いえーい!アイカツですよ!!アイカツッ!!!!【part.2】https://syosetu.org/novel/1896147/61.htmlhttps://twitter.com/yukosuki_saeki
小説版アマガミ ~森島先輩はそこにいる~ - 柏木家へようこそ(後編) - グリン家にて(1) - ンはその日、自宅のベッドから起き上がり、朝の身支度を整えるために鏡の前に立った。
昨日も今日も休日であるにもかかわらず、彼は何故か寝不足であったのだ。
「......何か忘れているような?」
彼はふと違和感を感じたが、それが何故なのかまでは思い至らず、とりあえず朝食を食べようとキッチンへ向かい冷蔵庫を開ける。
そこには、何も無かった。
「............え?嘘でしょ......?」
彼は呆然としながらそう呟いた。何故なら昨日の夜、食材を買いに行くためスーパーへ向かった時、卵が無かったことを思い出したからだ。「ええっと、たまごパンは確か買い置きがあったはず......」 彼はそう言って冷凍庫を開き、食パンを取り出す。しかしそこで再び異変に気付いた。「......ないね?」 食パンが無いのはもちろん問題なのだが、それよりももっと根本的な部分に問題があることに気付いてしまったのだ。 「フライパンがないね!?」 彼が思わずそう言うと、それに呼応するかのように玄関の方からチャイムが鳴った。『おはようございます。郵便です』 彼の家から少し離れたところにあるポストの中に、新聞配達員と思わしき人が投函したと思われる一枚の紙が入っていた。 「......はい。今開けます!」 彼が扉を開けると、配達員の人が手にしていた白い封筒を渡してくれたので、中を見ると中には手紙が入っておりこう書かれていた。
[前略・森近霖之助殿] 『突然のお手紙失礼します。私はあなたの親友である白川優也の母でございます。息子と息子がお世話になっているお礼を兼ねて、是非あなたを食事に招待したいと思った次第であります故、ご都合の良い日取りをお伝え頂けませんでしょうか?』 手紙にはその一文と共に、日付と場所が書かれてあった。 それを読んで驚いた彼は急いで台所へ行き電子レンジの中の弁当箱を取り出し蓋を開けるが、やはり中身が無くなっていた。「なんで......いや、今はとにかく行かなきゃ......!」
幻想郷へ - 第2話: 幻想の世界 - ンは電車から降りた後、駅の構内にある電光掲示板を見て驚愕していた。 「次の停車駅どこっ!?もう1時間以上も乗り継いでるし!これじゃ学校に着くのは入学式終わってるよ~!!」 彼の名前は神代凌牙。陵南高校の新入生にして今年入学したばかりの高校一年生だ。彼は現在進行形で遅刻している最中なのだ。
なぜこんなことになっているのかというと、実はこの春休みの間に新しいゲームを買ったためプレイしていたら夜更かしをしてしまい、目覚ましを掛け忘れていたという単純な理由だった。 そんな彼の背後から誰かが近づいて来る気配があった。 「キミー?もしかして遅刻寸前?」 この声は......? 彼は後ろを振り返ってみるとそこには二人の少女が立っていた。一人は制服姿の金髪ロングヘア―の女性でもう一人はまだ小学生くらいの少女だった。 彼女たちを見た瞬間、彼はこの二人が誰なのかすぐに理解した。何故なら自分は彼女たちと同じ学校の生徒であり、しかも同じクラスに通う同級生なのだから...... 「あっ、アリスちゃんに上海ちゃん!」 そう、彼女こそ彼と同じく陵南高校の生徒である『アリス=マーガトロイド』と『シャンハイ・イェン』であった。二人とは去年の夏休み以来の付き合いでいわゆる友達以上恋人未満の間柄である。しかし、そんな仲でも二人は彼に一つ聞きたいことがあったのである。「ねぇ......なんで今日遅れて来たのよ......」「......もしかしてまたあの変な夢を見たから遅れたんじゃないの......?」「うぐっ!?」 図星だったのか彼は何も返すことができなかった。実は今朝方彼は不思議な夢を偶然見てしまったのである。夢の中では空想の世界でデュエルモンスターズで覇権を握る王となった自分が仲間たちと共に世界大会に出場するという内容の夢を何度も見ていたのだ。その結果起きたのが今この瞬間である。「ち、違うんだって二人とも!!確かに今日はちょっと嫌な夢を見ちゃったけどそれだけなんだってば!!」 だがここで本当のことを話して信じてくれるのか怪しかったので嘘ではないが本当でもない言い訳をする
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