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夢の発掘
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第0話・第1節: 始まろうとしていた、第一章。
その昔、一人の勇者がいた。
彼は人々に祝福され、人々を癒し、世界を守り続けたという。 彼の最期は決して穏やかなものではなかったが......それでも彼の愛した国や人々を守ることに貢献し続け、そして―― ある時突然姿を消してしまったそうだ。 しかしそれから数百年経った現在まで、その姿を目撃したものはいないとされている。『――かつて天空より舞い降り、人々の傷や病を癒して消えていった伝説の英雄』
・俺でハーレムを作る - #03「 第1-1「異世界」 - ンは目覚めた...。(えっ!?
ここは何処ですか?)
目が覚めた先は森の中だった。森といっても鬱蒼としているわけではなく、陽の光が差し込んでいる場所だ。木々の隙間から見える景色は青々としている。
(さっきまで俺は学校にいた筈じゃ...)
周りを見渡すと見慣れない景色が広がっている。木に囲まれた薄暗い空間ではなく、木漏れ日に照らされる草花の上だった。どうやら自分は地面の上に寝ているようだ。
(一体どうなってるんだ......)
先程まで自分がいたのは学校であり、こんな場所に寝ていた覚えはない。そもそも何故こんなところにいるのかすらわからないのだ。
「......んっ...」
ふと自分の 【1】プロローグ - ンはベッドの上で目を覚ます。
今日は休日だ。昨日まで夏休みで特にすることもない為惰眠を貪っていたのだが......。
「あちぃ......」
寝汗を掻いたせいか全身から嫌な汗が滲み出てくる。
とりあえず起き上がろうとすると身体に激痛が走った。
「......痛ってー」
どうやらまだ身体が完全に回復してないようだ。
昨日は一日中寝ていたため筋肉痛になっているのだろう。
「あークソッ、なんでこんな時に筋肉痛になるんだよ......」
文句を言っても仕方ないことは分かっている。とにかく痛みが引いて動けるようになるまで我慢するしかないのだ。
しばらくすると痛みは少し弱くなった。だが 第5話 魔女見習いと恋慕魔法(後編) - ンは、その日から彼に惹かれるようになった。
「えへへ~今日もお弁当作ってきてあげたわよ?」「......いつもありがと」「良いのよ♪
貴方のためにやってるんだから♪」「......」
彼の名はロマノフ・ヘルトナード、この村に住む少年だ。歳は今年で十四才になったばかりの少年だが、彼はある時からずっと同じ少女から手作り弁当を作って貰っていた。
それは村の少女が一人行方不明になり、代わりに一人の女の子がやって来た事が始まりだった。
少女は元々ロストという名だったが、今ではその名を捨て去り、彼女の本当の名前はミシェルとなっている。 彼女が来てからは村の人々は彼女をまるで神のように崇めた、もちろんそれはロマニィも同じである。 しかし彼女は誰にでも明るく接するもののどこか寂しそうで何かを諦めているような雰囲気があった。それに気がついたのは彼が最初だったのだが、それを知っているのは彼だけだ。 それからというもの、彼は彼女と話をするようになり次第に打ち解けていったのである。ちなみに彼女も料理の腕前はかなりの物であり、毎日美味しい手料理をご馳走してくれていた。
俺はそんな彼女に惹かれていったんだ、けど...... 私はただの薄汚い泥棒猫よ! (そうよね......だって私は貴方の好きな人を奪ったんですもの......) そして彼女は昨日ついに彼と結ばれてしまったのだ。
『永遠の散花』【第2章】死した魔女達の迷宮で生き続ける少女の話し【完】
悪女アビゲイルの迷宮探索日誌 - 第19話 魔女の旅々・3日目 その1 - ンッン~! 最高すぎる!-(前編) - ンは上機嫌になりながら鼻歌を歌いながら歩いていた。
『ふふふ~ん~♪』 実は最近彼女は自分の事をよく褒めてくれる少年がいたのだが、その子が彼にフラれた上に村にいる唯一の男子を取られてしまい落ち込んでいたのである。 だけど今の彼女にはもうそんな事はどうでも良かった。 何故ならば今から自分は彼の故郷へと行くのだから。 そう彼女はこれから愛する男の元へと向かうのだ。『あっ♪ もう待ちきれないわ!』 きっと今頃あの少年は別の女の子と一緒に暮らしている事だろう。
「......あぁー......」 「ふふっ」 「ふっふふ~♪」 「......」(何コイツうぜーな、早く死んでくんねーかな)
悪女の迷宮踏破記 - 第19話 魔女の旅々・3日目 その2 - ヤ・スカーシュゴーレの日記より抜粋
■□月△○日《土砂降り》
今日から私達は本格的に探索を開始する。 と言ってもこの島の周辺にある小島には殆ど人が住んでいないようで、探索する範囲はかなり広いのであまり気張る必要は無いんだけど。 しかしそれにしても雨続きだなぁ~
■□月〇×日《晴れ時々曇り》
今日は初めて海の上に立ってみたんだけれどやっぱり水の上とは違って不安定で、上手く歩けなかったり、滑ったりして大変だったし疲れたし怖かった。 でもその分良い感じだったと思う!
だって景色が良く見えるもんね♪ 【今日の調査】・【今日はお休み】・↑↑↑↓
私は今日も今日とて魔法の練習です。 最近は新しい魔法を考えてみたんですどね、それを試すのはまた今度にして今は練習に集中しないと。
■□月★◎日《快晴》 (昨日は急に雨が降り始めたけど今日は良いお天気ね!)・昨日の反省を踏まえて新しく作った新魔法を試してみました! 『......あ”ぁぁぁぁぁぁ!?!?』 うん、凄い気持ち良かった!!!......じゃなくて!! 危うく自爆しちゃうところだったよぉぉ!? いきなり海が爆発したと思ったら空から大砲みたいな大きさをした魚が落ちて来てビックリしちゃったよぉ!?
■□月◇☆日《快晴》 昨日と同じ様に海の上に立ってみて、ついでに風に乗って飛んでみたりしたわ! 凄く楽しい体験ができた!!
これで私も遂に空中戦ができる様になった
その昔、一人の勇者がいた。
彼は人々に祝福され、人々を癒し、世界を守り続けたという。 彼の最期は決して穏やかなものではなかったが......それでも彼の愛した国や人々を守ることに貢献し続け、そして―― ある時突然姿を消してしまったそうだ。 しかしそれから数百年経った現在まで、その姿を目撃したものはいないとされている。『――かつて天空より舞い降り、人々の傷や病を癒して消えていった伝説の英雄』
・俺でハーレムを作る - #03「 第1-1「異世界」 - ンは目覚めた...。(えっ!?
ここは何処ですか?)
目が覚めた先は森の中だった。森といっても鬱蒼としているわけではなく、陽の光が差し込んでいる場所だ。木々の隙間から見える景色は青々としている。
(さっきまで俺は学校にいた筈じゃ...)
周りを見渡すと見慣れない景色が広がっている。木に囲まれた薄暗い空間ではなく、木漏れ日に照らされる草花の上だった。どうやら自分は地面の上に寝ているようだ。
(一体どうなってるんだ......)
先程まで自分がいたのは学校であり、こんな場所に寝ていた覚えはない。そもそも何故こんなところにいるのかすらわからないのだ。
「......んっ...」
ふと自分の 【1】プロローグ - ンはベッドの上で目を覚ます。
今日は休日だ。昨日まで夏休みで特にすることもない為惰眠を貪っていたのだが......。
「あちぃ......」
寝汗を掻いたせいか全身から嫌な汗が滲み出てくる。
とりあえず起き上がろうとすると身体に激痛が走った。
「......痛ってー」
どうやらまだ身体が完全に回復してないようだ。
昨日は一日中寝ていたため筋肉痛になっているのだろう。
「あークソッ、なんでこんな時に筋肉痛になるんだよ......」
文句を言っても仕方ないことは分かっている。とにかく痛みが引いて動けるようになるまで我慢するしかないのだ。
しばらくすると痛みは少し弱くなった。だが 第5話 魔女見習いと恋慕魔法(後編) - ンは、その日から彼に惹かれるようになった。
「えへへ~今日もお弁当作ってきてあげたわよ?」「......いつもありがと」「良いのよ♪
貴方のためにやってるんだから♪」「......」
彼の名はロマノフ・ヘルトナード、この村に住む少年だ。歳は今年で十四才になったばかりの少年だが、彼はある時からずっと同じ少女から手作り弁当を作って貰っていた。
それは村の少女が一人行方不明になり、代わりに一人の女の子がやって来た事が始まりだった。
少女は元々ロストという名だったが、今ではその名を捨て去り、彼女の本当の名前はミシェルとなっている。 彼女が来てからは村の人々は彼女をまるで神のように崇めた、もちろんそれはロマニィも同じである。 しかし彼女は誰にでも明るく接するもののどこか寂しそうで何かを諦めているような雰囲気があった。それに気がついたのは彼が最初だったのだが、それを知っているのは彼だけだ。 それからというもの、彼は彼女と話をするようになり次第に打ち解けていったのである。ちなみに彼女も料理の腕前はかなりの物であり、毎日美味しい手料理をご馳走してくれていた。
俺はそんな彼女に惹かれていったんだ、けど...... 私はただの薄汚い泥棒猫よ! (そうよね......だって私は貴方の好きな人を奪ったんですもの......) そして彼女は昨日ついに彼と結ばれてしまったのだ。
『永遠の散花』【第2章】死した魔女達の迷宮で生き続ける少女の話し【完】
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『ふふふ~ん~♪』 実は最近彼女は自分の事をよく褒めてくれる少年がいたのだが、その子が彼にフラれた上に村にいる唯一の男子を取られてしまい落ち込んでいたのである。 だけど今の彼女にはもうそんな事はどうでも良かった。 何故ならば今から自分は彼の故郷へと行くのだから。 そう彼女はこれから愛する男の元へと向かうのだ。『あっ♪ もう待ちきれないわ!』 きっと今頃あの少年は別の女の子と一緒に暮らしている事だろう。
「......あぁー......」 「ふふっ」 「ふっふふ~♪」 「......」(何コイツうぜーな、早く死んでくんねーかな)
悪女の迷宮踏破記 - 第19話 魔女の旅々・3日目 その2 - ヤ・スカーシュゴーレの日記より抜粋
■□月△○日《土砂降り》
今日から私達は本格的に探索を開始する。 と言ってもこの島の周辺にある小島には殆ど人が住んでいないようで、探索する範囲はかなり広いのであまり気張る必要は無いんだけど。 しかしそれにしても雨続きだなぁ~
■□月〇×日《晴れ時々曇り》
今日は初めて海の上に立ってみたんだけれどやっぱり水の上とは違って不安定で、上手く歩けなかったり、滑ったりして大変だったし疲れたし怖かった。 でもその分良い感じだったと思う!
だって景色が良く見えるもんね♪ 【今日の調査】・【今日はお休み】・↑↑↑↓
私は今日も今日とて魔法の練習です。 最近は新しい魔法を考えてみたんですどね、それを試すのはまた今度にして今は練習に集中しないと。
■□月★◎日《快晴》 (昨日は急に雨が降り始めたけど今日は良いお天気ね!)・昨日の反省を踏まえて新しく作った新魔法を試してみました! 『......あ”ぁぁぁぁぁぁ!?!?』 うん、凄い気持ち良かった!!!......じゃなくて!! 危うく自爆しちゃうところだったよぉぉ!? いきなり海が爆発したと思ったら空から大砲みたいな大きさをした魚が落ちて来てビックリしちゃったよぉ!?
■□月◇☆日《快晴》 昨日と同じ様に海の上に立ってみて、ついでに風に乗って飛んでみたりしたわ! 凄く楽しい体験ができた!!
これで私も遂に空中戦ができる様になった
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