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一章
チートと思いましたか?
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「なるほど、これをサバが読んでるのを見た。と?」
「間違いないヨー!むっふー!これはすごいことだネー!」
ハイテンションなワッフルに詰め寄られ、親父は困った顔をしながら唸り、チラチラと俺を見てくる。
今俺とユーグは十数人のエルフの研究員たちに囲まれていた。それもこれも、あのアフロ男に俺が本を読んでたのを見られたせいだ。どこから見てたんだあのやろう。
「本当に彼が?」
「副署長が言うには、そうらしいぞ」
「またまた~」
研究員たちはコソコソと小さな声で何か言い合ってるっぽい。半信半疑といった様子か。実際に目で見てないから信じられないのだろう。
彼らは誰にも聞こえないよう、小声で喋っているが、俺に聞こえるということはユーグにも聞こえているということだ。
ボソボソと言葉を交わす大人たちを見て、ユーグは首を傾げている。
「ユーグ、君も見たのかい?」
親父が質問した。
「はい。旦那様が教えになったのでは?」
「いや、僕もこれは全て解読できていないんだ」
そりゃそうだろ。読み方は同じでも文字がちがうんだから。だから子供の俺が軽々と読んでいるということがおかしいのだ。
親父は本を俺たちに見せながら説明を始めた。
「これは古代、僕らに文明を授けたという"異邦人"と呼ばれる異界の知識を有する者たちが残した古文書だよ。僕らは「デレム語」を使って話すけど、これの原型は古代人の使っていた「ニホン語」という言語が元になっているんだ。彼らが僕らに言葉を伝えたお陰で、こうして僕らは言葉で会話することができるんだ」
異世界転生者か。天使曰く、俺より前に転生した人間はそれなりにいたらしいからな。
彼らが使った「日本語」が元になって、この世界の人が使う「デレム語」になったのか。
「やはり、読めるということはすごいことなんですか?」
「すごいなんてもんじゃない。何十年も解読ができていない部分もあるというのに」
ユーグの質問に親父は大げさに首を振って答える。冗談抜きの本気で言われたからか、ユーグの顔にも戸惑いが現れてきた。
「サバ、正直に答えてくれ。本当にこれが読めるのかい?」
親父が適当にページを見せながら訪ねてくる。どうしよう、読めるけど読んだ方がいいのかな?でも嘘つくのとアレだし‥‥‥。
「‥‥‥読める。味噌って調味料で、大豆を発酵させて作るんだと」
「‥‥‥合ってる」
どうやらそのページは親父が解読済みのものだったようだ。いやー困ったねぇ?バレチまっちゃあ仕方ねぇ!
あは、あははは。
「サバ、君はまさか‥‥‥」
どうしよう、正直に言った方が良いのか?いや、まだ転生者と断定されたわけじゃない。
だからといって俺が嘘を突き通せるだろうか。無理だ、バカだから。
なんて答えたらいい?息子が異世界から転生した別の人間なんて、不気味を通り越して気持ち悪がられるかも。
嫌われたく‥‥‥
「神さまから「ニホン語」のスキルをもらって生まれてきたんだね?すごいぞサバ!」
‥‥‥あれ?大丈夫?むしろ喜ばれてる?呆気にとられていると、興奮気味のワッフルが近付いてきた。
「むっふー!君は知らないと思うがネ!実は「ニホン語」のスキルを持って生まれた者は、まだ40人しか見つかっていないのだヨ!」
つまり転生者は最低40人はいるってことか。結構いるな。
「この「ニホン語」というスキルは後天的には獲得できない特殊スキルなんだよ。だから先天的に「ニホン語」スキルを持ってる人はとても貴重ってことなのさ」
親父のセリフで、俺はようやく安堵の息をはけた。なんだ、「日本語」イコール転生者というわけじゃないのか。
というかそもそも転生者という概念すらないのかも?
うわぁぁぁ!焦ったぁぁあ!!なんだよ取り越し苦労かよ。でもよかったぁ~。
「どうしました?坊ちゃん」
「いやいやー、俺の頭がおかしくなったのかなって思っただけだよー」
「‥‥‥」
なんでそこで黙るんですかねー、ユーグさん?
「あははは!すごいぞサバー!やっぱりパパの息子なだけあるなぁー!」
大喜びした親父は俺の胴体を掴んでぐるぐると回し始めた。やめろ、これ結構気持ち悪いんだぞうっぷ。
でもなんだかアレだな、別に自分の力でもないのにこうして褒められるのはすこし気がひけるおえっぷ。
「どうだワッフル!これが僕の息子だぞ!」
「むっふー!やっぱりチミの遺伝子は無いのかもしれないネ!」
「どんだけ認めたく無いんだい君は!」
「むっふー!わかったよ認めよう。ニワトリからドラゴンが生まれたってことだネ!」
「ムキー!!」
親父が地団駄ふんでる。いい歳したおっさんが何してんだよ。やめてくれ恥ずかしい。
「ワッフルさん、親父をからかうのが面白いのはわかるけどその辺に」
「!?」
「そうだネー!話が進まないからネー!」
一呼吸入れ、コホンと咳をしてからワッフルはメガネ越しに俺を見下ろす。
ヘンテコな格好だが、その時ばかりは何か変な感じがした。いや、通常で変なんだけど
「むっふー。で、あるならばチミは「鑑定」スキルを持っているかい?」
「え、なんで知ってるの」
「日本語」はバレたが、それ以外を晒したつもりはないんだけど。貴様、見ているな?さては超能力者か?
冗談はさておき、ワッフルこそ「鑑定」スキル持ちで俺のことを鑑定したのではと思ったのだけど‥‥‥。
「むっふふふー!「ニホン語」スキルを持つ者はなぜか「鑑定」スキルも持っていることもあるのだヨー!」
転生者の特典ってチートだけじゃなく「鑑定」スキルも保持した状態で生まれてくるってことか。
どおりであの天使がゴミスキルって言ってたわけだ。始めらから「鑑定」スキルも、もらえるのか。そうでなきゃ得たチートスキルが確認できないもんな。
流石に俺みたいに「鑑定LV10」はそうそういないと思うけど。
「むっふー!レン君!彼の将来は決まったようなものだネ!」
「急かすなワッフル。サバの将来はサバが決めるものだ。でも‥‥‥そうだな」
親父が何か悩むような仕草をして、俺の前でしゃがんだ。
「サバ、「練成術」を学んではみないかい?」
‥‥‥何それ?
「間違いないヨー!むっふー!これはすごいことだネー!」
ハイテンションなワッフルに詰め寄られ、親父は困った顔をしながら唸り、チラチラと俺を見てくる。
今俺とユーグは十数人のエルフの研究員たちに囲まれていた。それもこれも、あのアフロ男に俺が本を読んでたのを見られたせいだ。どこから見てたんだあのやろう。
「本当に彼が?」
「副署長が言うには、そうらしいぞ」
「またまた~」
研究員たちはコソコソと小さな声で何か言い合ってるっぽい。半信半疑といった様子か。実際に目で見てないから信じられないのだろう。
彼らは誰にも聞こえないよう、小声で喋っているが、俺に聞こえるということはユーグにも聞こえているということだ。
ボソボソと言葉を交わす大人たちを見て、ユーグは首を傾げている。
「ユーグ、君も見たのかい?」
親父が質問した。
「はい。旦那様が教えになったのでは?」
「いや、僕もこれは全て解読できていないんだ」
そりゃそうだろ。読み方は同じでも文字がちがうんだから。だから子供の俺が軽々と読んでいるということがおかしいのだ。
親父は本を俺たちに見せながら説明を始めた。
「これは古代、僕らに文明を授けたという"異邦人"と呼ばれる異界の知識を有する者たちが残した古文書だよ。僕らは「デレム語」を使って話すけど、これの原型は古代人の使っていた「ニホン語」という言語が元になっているんだ。彼らが僕らに言葉を伝えたお陰で、こうして僕らは言葉で会話することができるんだ」
異世界転生者か。天使曰く、俺より前に転生した人間はそれなりにいたらしいからな。
彼らが使った「日本語」が元になって、この世界の人が使う「デレム語」になったのか。
「やはり、読めるということはすごいことなんですか?」
「すごいなんてもんじゃない。何十年も解読ができていない部分もあるというのに」
ユーグの質問に親父は大げさに首を振って答える。冗談抜きの本気で言われたからか、ユーグの顔にも戸惑いが現れてきた。
「サバ、正直に答えてくれ。本当にこれが読めるのかい?」
親父が適当にページを見せながら訪ねてくる。どうしよう、読めるけど読んだ方がいいのかな?でも嘘つくのとアレだし‥‥‥。
「‥‥‥読める。味噌って調味料で、大豆を発酵させて作るんだと」
「‥‥‥合ってる」
どうやらそのページは親父が解読済みのものだったようだ。いやー困ったねぇ?バレチまっちゃあ仕方ねぇ!
あは、あははは。
「サバ、君はまさか‥‥‥」
どうしよう、正直に言った方が良いのか?いや、まだ転生者と断定されたわけじゃない。
だからといって俺が嘘を突き通せるだろうか。無理だ、バカだから。
なんて答えたらいい?息子が異世界から転生した別の人間なんて、不気味を通り越して気持ち悪がられるかも。
嫌われたく‥‥‥
「神さまから「ニホン語」のスキルをもらって生まれてきたんだね?すごいぞサバ!」
‥‥‥あれ?大丈夫?むしろ喜ばれてる?呆気にとられていると、興奮気味のワッフルが近付いてきた。
「むっふー!君は知らないと思うがネ!実は「ニホン語」のスキルを持って生まれた者は、まだ40人しか見つかっていないのだヨ!」
つまり転生者は最低40人はいるってことか。結構いるな。
「この「ニホン語」というスキルは後天的には獲得できない特殊スキルなんだよ。だから先天的に「ニホン語」スキルを持ってる人はとても貴重ってことなのさ」
親父のセリフで、俺はようやく安堵の息をはけた。なんだ、「日本語」イコール転生者というわけじゃないのか。
というかそもそも転生者という概念すらないのかも?
うわぁぁぁ!焦ったぁぁあ!!なんだよ取り越し苦労かよ。でもよかったぁ~。
「どうしました?坊ちゃん」
「いやいやー、俺の頭がおかしくなったのかなって思っただけだよー」
「‥‥‥」
なんでそこで黙るんですかねー、ユーグさん?
「あははは!すごいぞサバー!やっぱりパパの息子なだけあるなぁー!」
大喜びした親父は俺の胴体を掴んでぐるぐると回し始めた。やめろ、これ結構気持ち悪いんだぞうっぷ。
でもなんだかアレだな、別に自分の力でもないのにこうして褒められるのはすこし気がひけるおえっぷ。
「どうだワッフル!これが僕の息子だぞ!」
「むっふー!やっぱりチミの遺伝子は無いのかもしれないネ!」
「どんだけ認めたく無いんだい君は!」
「むっふー!わかったよ認めよう。ニワトリからドラゴンが生まれたってことだネ!」
「ムキー!!」
親父が地団駄ふんでる。いい歳したおっさんが何してんだよ。やめてくれ恥ずかしい。
「ワッフルさん、親父をからかうのが面白いのはわかるけどその辺に」
「!?」
「そうだネー!話が進まないからネー!」
一呼吸入れ、コホンと咳をしてからワッフルはメガネ越しに俺を見下ろす。
ヘンテコな格好だが、その時ばかりは何か変な感じがした。いや、通常で変なんだけど
「むっふー。で、あるならばチミは「鑑定」スキルを持っているかい?」
「え、なんで知ってるの」
「日本語」はバレたが、それ以外を晒したつもりはないんだけど。貴様、見ているな?さては超能力者か?
冗談はさておき、ワッフルこそ「鑑定」スキル持ちで俺のことを鑑定したのではと思ったのだけど‥‥‥。
「むっふふふー!「ニホン語」スキルを持つ者はなぜか「鑑定」スキルも持っていることもあるのだヨー!」
転生者の特典ってチートだけじゃなく「鑑定」スキルも保持した状態で生まれてくるってことか。
どおりであの天使がゴミスキルって言ってたわけだ。始めらから「鑑定」スキルも、もらえるのか。そうでなきゃ得たチートスキルが確認できないもんな。
流石に俺みたいに「鑑定LV10」はそうそういないと思うけど。
「むっふー!レン君!彼の将来は決まったようなものだネ!」
「急かすなワッフル。サバの将来はサバが決めるものだ。でも‥‥‥そうだな」
親父が何か悩むような仕草をして、俺の前でしゃがんだ。
「サバ、「練成術」を学んではみないかい?」
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